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キル・ビル Vol.1 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾)ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 価格(new/used): 1,620 円 / 860 円 より 発売日: (2008-06-12) アマゾン売上ランキング: 14237 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件 初めてQ・タランティーの作品を見ましたが…いきなりこの作品はヘビーでした。でも彼ならではのバイレンス描写や世界観は伝わりました。J・ウーやS・レオーネの映画から影響を受けたのが分かります。今回は日本が舞台ですが現実の日本ではなくあくまでも今まで見た日本映画からイメージされた日本がモチーフだそうです。栗山千明も出番は少ないですが女子高生の殺し屋役を楽しんでいるように見えました。なんでも血の涙を流すのは彼女のアイディアだそうで、そのアイディアを積極的に採用するタランティーノの映画作り精神もかなりのものでしょう。でもルーシーリューの頭が割れるのはついて行けれなかった。初めて彼の作品を見ましたが、ちょっとこれはアクが強すぎたみたいです。 やりたい放題のごった煮的な面白さ「ジャッキー・ブラウン」までのタランティーノ作品におけるような見事なまでの時間軸の分解再構成は本作に関しては、やや破綻してしまい、いつものような緻密な脚本ではないのが残念だが、それでもタランティーノのファンにとっては十分に面白い映画だった。 タランティーノ自身も自分の映画作家としてのピークは「パルプ・フィクション」で終わってしまったことを認識しているのだろうし、前作の「ジャッキー・ブラウン」がそれほどひどい出来ではなかったにもかかわらず、酷評されてヒットしなかったので、開き直ってしまった感もある。この作品では物語性や人間ドラマには最初からこだわらず、ただ自分の描きたいアクションや趣味的要素を詰め込んでいて、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、ごった煮的な面白さ。 前半の黒人女性との対決のハードさから一転して、日本の描写になると飛行機に刀を置く場所があったり、沖縄における千葉真一の怪しい寿司屋の描写など、ナンセンスな描写が多くなっているのは、日本映画ファンのタランティーノの愛情の裏返しか? 唯一残念だったのはオーレン・イシイを日本人俳優が演じていないこと。 最新作の「デス・プルーフ」ではますます我が道を行くといった感が強くなリ、このままだトB級カルト映画監督の座に収まってしまいそうで、この映画が捧げられている深作欣二よりは三池崇史に近づいているような気もするが。 |