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精霊の守り人 9 |
| ジェネオン エンタテインメント2008-02-22 - ジェネオン エンタ... 価格 ¥ 5,231 | |
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精霊の守り人 9ジェネオン エンタテインメント 価格(new/used): 5,231 円 / 4,779 円 より 発売日: (2008-02-22) アマゾン売上ランキング: 11620 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 4件 いいじゃないかこれは見応え十分なほどいいです。著者は少々マイナーですが、この人が書いた作品(小説)はチャラチャラした感じではありませんが、読むものをのめり込ませます。未だ知らない人は見て下さい。 敵は間近偕成者社刊・上橋菜穂子原作『精霊の守り人』TVアニメ第17,18話を収録したDVD9巻です。 「ミニパト」「攻殻機動隊S.A.C」の神山健治監督期待の新作でもある本作。 古めかしくも穏やかな中国のような舞台と3D、2Dを合成させた奥行きのある背景美術、 リアルタッチのキャラデザと凛とした主人公バルサの生き様が世界観を彩っています。 (総合5.5/10点) 第十七話「水車燃ゆ」★★★★☆7/10点 ついに接触するチャグムとシュガ。皇子として1人の人間として、彼の立ち位置を 巡るドラマが始まります。水車小屋に肉薄する狩人の作戦と、己の不甲斐無さに 起死回生の一手を放つトーヤの緊張感がじわりと伝わる仕上がりに目が離せません。 それにしてもシュガの弱さにはちょっと苦笑い。単独行動は計画的に。 第十八話「いにしえの村」★★☆☆☆4/10点 チャグムの真相を求めて一堂はトウミ村へ。真実と彼を想う気持ちと、兄の死に知った 彼の想いの微妙な苛立ちとすれ違いを捉えています。伝承が緩やかに終焉していく様など 時代の流れを感じさせる点も印象的でした。また、狩人達の的を得た推察力はもはや異常。 狩人ゼンに武士の情けを見た!動き始めた両陣営。まわり始めた物語。あいかわらずレベルの高い、緻密な演出。 今回は第17話「水車燃ゆ」と18話「いにしえの村」。 怒涛の如く展開していくであろう終盤へ向けた、いわば助走区間というところか? 「精霊の守り人」の謎と伝承の意味を紐解きながら、着々とまわり始めた物語。 細かい演出にウルウルしながら今回も充実のひととき。 例えば、連れられて拷問にかけられそうになったトーヤに対するゼンの心遣い。 武士の情け、と言ったらいいのだろうか? なんかいいなあ。 狩人の中でも、特にモン、ジン、ゼンあたりは一味違う人物で、いちだんとカッコイイ。 シュガとともに次の一手について協議するシーンもいい。 得られた証拠を元に状況を分析し、推測を交えながら答えを導き出すさまは、見習うべきものがある。 「精霊の守り人」の過酷な運命を知ってしまったチャグムとバルサたちの次なる行動から目が離せないし、 シュガと狩人たちの次なる一手からも目が離せない。 いずれにしても目が話せないし、何はともあれ次(DVD-10)が待ち遠しい。 駄作ではない。だが・・・・・「攻殻機動隊」シリーズで有名なあの神山監督が「精霊の守り人」を手がけるということで、わくわくしながらテレビ放映を期待していた者です。そして、第一話と第二話までは本当にドキドキしながら鑑賞することができ、毎回録画もしていました、が、神山監督独自のオリジナルパートが増えていくにつれて、勢いもワクワク感も徐々に失速。もちろん映像の美しさや心理描写の巧さなど、評価すべき点も多かったのですが、原作ファンからしてみれば「ええっ?」と首をかしげてしまうような改変部分が多すぎて、見終わっても充分な満足には至らない出来だった、というのが本当のところです。 一言で言うと、『手抜きの箇所など一切ない、高クオリティアニメであるのは確か。でも神山さん!これを「精霊の守り人」という原作でやる必要は本当にあったんでしょうか?』 と、問いただしたくなるような作品でした。アニメ版精霊の守り人。 スタジオジブリのアニメーターでもある二木さんが描いたバルサやタンダ、チャグムたちの素朴だが力強いキャラ造形を完璧に無視して、いかにもキャラ萌え的な巨乳ぽってり唇美女やイケメン青年に改変していたところに、強い違和感を感じました。それでも中身の性格が忠実ならばいいかな・・・・と思っていたら、これがまた(苦笑)もしかして神山監督は、上橋さんの書いた原作自体にあまり愛着やリスペクトの念がないんじゃないかという気持ちすらわいてきました。 原作のバルサは常に慎重で周囲の敵に用心を怠らない性格であったはずなのに、このアニメではわざわざ往来の人をとっ捕まえて槍をチラつかせながら「ねえねえ、あんたここらで指名手配がかけられている女用心棒を知ってるかい?」→「ほ〜ら、いまのヤツ全然気づいてなかっただろ?意外とバレないもんなんだよ」とかいう不用意なマネを、チャグムの目の前で平気でやる雑な性格のオネエサンになっていました。こんなバルサは絶対に生き延びることができなさそうです。原作なら<狩人>たちに絶対嗅ぎつかれちゃうだろ。 そしてタンダに至っては、もう原作のキャラなどかけらも留めていません。別人です。原作での彼はイケメンでこそありませんが、俗世と一線を画している呪術師ならではの達観性とおおらかな包容力によって、バルサの心の支えになっている魅力的なキャラでした。しかしこのアニメでは「オレはお前のなんなんだよ!」「もっとオレを頼れよ!」という感じの男のプライドを、全面に押し出してくるタイプのキャラになっています。そういうキャラ自体が悪いとかいうわけではないですが、このタンダには孤高の女戦士を支えるような度量はなさそうです。自分の自尊心を満たしてくれる女性が現れたらフラフラそっちにいっちゃいそうで不安を覚えます。 こうしたアニメ版のキャラに魅力が皆無というわけではないです。だからこそ、なんでこれを精霊の守り人でわざわざやったんだろう。オリジナルで出してやればよかったじゃんという不満が強く残りました。 原作とは別物で楽しめばいいだろうという意見もありそうですが、シナリオ自体の運びがダラダラした感じに思えたし、何よりシビアな描写でリアリティがあったヨゴの宮廷劇が、どっかの会社のケンカみたいな生ぬる〜いレベルに成り下がっていたのが実に不満でした。 正直、レビュー欄にこの作品を絶賛する人々の声しかないというのが、不思議なくらいです。 |