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酔いどれ詩人になるまえに [DVD]
バップ
価格(new/used):
4,118 円 /
3,880 円 より
発売日:
(2008-02-27)
アマゾン売上ランキング:
43285 位 DVD / 在庫あり。 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 5件
「酔いどれ詩人になるまえに」を観た!!「酔いどれ」「ろくでなし」って素敵な言葉だ。
本来、アートする人間なんて、世捨て人だった。
そして、ろくでもない死に方をする人だった。
松尾芭蕉は大坂御堂筋の旅宿で旅の途中で客死。
「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」の句を残した。
「荒くれ」ラッパーのTupac Shakurは銃撃戦、ギャング抗争、果ては殺される。
そう、まともな成功なんて夢見ちゃいけないのだ。
本物とはそんなもの、偽物が大手を振って歩く世の中で、大多数の人間が求めないものを生み続ける。
まわりの人間は、そんな役に立たないものを生みだす人間を異星人のように扱う。
酔っては、仕事を解雇される、特別にゴールがあるわけではなく、死ぬまで人生は淡々と続く。
ピークはない、ただ底にいることが多い。
チャールズ・ブコウスキーは本物だった。
どんな状況に陥ろうと、ジャンクな作品は書き綴った。
酔っていようと、書くときは素面だった。
脳細胞がアルコール漬けだろうと、細胞は生きていた。
アートに成功を求める人間は死んだ方がいい。
アートは排泄物であり、その人の死骸なのだ。
そんな映画です。
腐りかけ俳優マット・ディロンの魅力が溢れている自称詩人のヘンリー・ナチスキーは、バーに入り浸りの毎日。出版社には相手にされず、働いても首になる。ある日、バーで知り合ったジャンの家に転がり込んだナチスキーは、競馬に入れ込んで小金を手にするが・・・・。
自分の才能だけを信じて書き続けるものの、誰にも相手にされず、飲んだくれ、煙草をふかし、喧嘩をし、毎日過ごすダメな男。書くことへの信念には恐れ入るけれど、傍から見ればとんでもない自己中心的なダメなやつにしか見えない。そんななのに、尚も書く男。周りの人間を巻き込み、迷惑をかけ、女を踏みつけにする男。それなのに何故か放っておけない人物を、マット・ディロンが好演。
人生に失敗したダメな男の物語は嫌い。この映画も前半部分はダメ男の日常がダラダラと描かれている感じで退屈で眠くなったんだけど、途中からなぜか面白くなった。マット・ディロンが嵌り役で、なんとも魅力的だった。腐りかけの魅力といか、完全に腐る一歩手前の感じ。ぼそぼそと怠惰な声で人生を語るのが、たまらなくセクシーです。やりたいことを最後まで持ち続けたアウトローの物語。この作品にマット・ディロンを配したというキャスティングの妙に拍手です。
痛快なロクデナシ以前、図書館で借りたものの未読に終わった「勝手に生きろ」が原作だとは、見るまでは気がつかなかった。完読していたらもっと楽しめたかなと、些か後悔。 主人公のチナスキーは見事なまでの生活不適合者。底無しのちゃらんぽらんさだが、不思議な程に見ていて不快さやイヤラシさが無い。むしろ痛快にさえ思える程だ。それはすなわち虚飾をひたすら厭い、剥き出したかのような自由な生き様、更にはその種の人間(自称「無頼派」)につきまといがちなナルシズムさえ捨ててしまっている。ここまで来ると一種の清明さと言ってもいい。
そうした彼の姿と行動を面白がる一方で、様々な形で共感したり、俗世間に対する批評を測る事が出来るのである。ブコウスキー作品の本質は、そこにあるのかもしれない。
マッド・ディロンの演技も見事。チナスキー、いやむしろ原作者のブコウスキーの霊が憑依したかのようだ。何しろ頭髪の生え際までも酷似しているのだから恐れ入る。
酔っ払いたくなった。マットディロンのかっこいい事!!こんなだらだらした色気のある中年男と恋愛したくなっ
た。
ただの酔っ払いじゃない好き嫌いが別れるかもしれませんが 作品を書き続ける執念とポリシーはなかなか真似できるものじゃありません。ブコウスキーをテーマにした バーフライ と言う映画よりも
この作品の方が ベースに人間愛があるのでずっと良いです
飲みながら見ればもっといいかな
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