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天然コケッコー |
| 角川エンタテインメント2007-12-21 - 角川エンタテインメ... 価格 ¥ 3,899 | |
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天然コケッコー角川エンタテインメント 価格(new/used): 3,899 円 / 3,299 円 より 発売日: (2007-12-21) アマゾン売上ランキング: 5334 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 41件 いいなー、大沢君都会育ちで、ちょっと冷たくて、気のきいたセリフもない大沢君。 なのに、すごく素敵なんです。 お祭りのとき、そよちゃんが泣いていても騒いだり慰めたり理由を聞いたりしない。 景品のぬいぐるみをそっけなく渡すだけ。でも、そのぬいぐるみに大沢君の想いがちゃんと 詰まってるのが伝わる。 そよちゃんが貧血で倒れても、やっぱり騒がない(笑)でもずっと近くに座ってる。 気にしてないようで気にしてる。それがちゃんと伝わる。 こんなふうに、無口でも誠実な男の子っていいなー。 この映画、中高生の人達に観てもらいたいと思いました。 「美嘉はオレが守る!!」ってみんなの前で大声で叫ぶことが男らしさ、優しさじゃないって 気づいて欲しいです。※恋空の話です。 ホッとする作品。物語はヒロインが中学2年から卒業するあたりまでを描いているのだけど、まずその季節感の出し方に好感を持った。たとえば海水浴、桜といった映画では印象に残りづらい風景を演出で、はっきり見せているあたり。そしてヒロインの優しいけれど、時に不器用さが顔を出す一面、抑えているけどそれがよい味を出していた。 そう、これに限らず演出は抑え気味だ。作品自体ほのぼのした雰囲気で心地よかったのだが、それはこれがあったからこそだった。田舎の町並み、7人、その家族、住む人々の生活風景からは小さな町こその強い人と人の結びつき、そして懐かしさと心地よさを感じた。 安心して観られる映画劇的なシーンは全くありませんが、そこがまたこの映画の魅力だと思います。 田舎暮らしの経験はないものの、どこか懐かしさを感じるのは、この映画全体 を通して、現代の日本において失われようとしている、人と人とのつながりが 紡ぐ温かさがにじみでているからでしょうか。 原作に忠実に、島根の町や集落を撮影に選び、変にセットを使っていないとこ ろ、広海親子と東京の友人を除き、一貫してセリフに石見弁を使っているとこ ろが新鮮で、好感が持てました。 夏帆さん扮する「そよ」は、とてもかわいらしく爽やかでしたが、同じくらい 印象に残ったのが、「さっちゃん」でした。あのあいくるしい眼差しを見てい ると本当に心を洗われる気持ちがします。 大人も子供も分け隔てなく楽しめる、質のよい作品だと思いました。 まっすぐさの良し悪しかつて私もそよちゃんみたいに、 田舎の、それもめっぽう緑の深い、 すれ違う人と全員知り合いの、 そんなところの中学二年生だった。 けれど私はあんな風に、 目に映る全てをそのままに受け止めて、 しなやかに、時々残酷に生きてはいなかった。 田舎というのはその「なにもなさ具合」が、 時々人を屈折させるのだ。 そよちゃんはそんなことなくて、まっすぐに周りを見ている。 そして、正しく傷つく。 でもその正しさが、間違っている場面もある。 「どうして私はいつもこうなんだろ…」 くせ毛のあっちゃんにスプレーを買うシーンで、 私はその正しさに少し同情した。 歌うような方言。 風を受けて膨らむ広葉樹の森。 ゲージが一本しかない線路、 縁側のすいか、開けっ放しの玄関。 ちょっと粘着質な人間関係。 そういうのは、そばにない時は、いとおしくかんじられる。 2007夏本作のどこに自分がこれほど惹かれているのか分からなかった。 その答えを得る意味もあって公開時、劇場に三度足を運んだ。 DVDの封入特典であるフォトブックの中で山下敦弘監督自身も語っている通り。 この作品には目を見張るようなドラマも、明確なラストも用意されてはいない。 それではこの映画の魅力はなんだろう?それは、本作には“嘘”がないという ことではないかと筆者は思っている。スクリーン(画面)に映し出された世界には、 右田そよ が居り、同じ分校に通う伊吹や篤子、浩太郎にカツ代と早知子がいる。 そして東京からの転校生である大沢広海も、みんなが生き生きとたしかにそこに存在している。 彼らの暮らす木村町の人々も街の空気も自然の風景も。すべてが、きらきらした眩い時間と共に フィルムに焼きつけられている。 DVDのレビューでこんなことを記すのは、我ながらどうかと思うが(苦笑) ドラマの延長のような日本映画が多い昨今、本作はやはり劇場で見るべき作品で あったことを。今回DVDを見て再確認した。 |