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隠し砦の三悪人<普及版>
東宝
価格(new/used):
3,032 円 /
3,380 円 より
発売日:
(2007-11-09)
アマゾン売上ランキング:
267 位 DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 16件
おだまりッ!!
姫様役の上原さんが長澤まさみに勝とも劣らぬ美形な方です。50年位も前の時代を考えるとむしろ長澤なんか眼じゃないかも。 世界のミフネ、段違いに格好いいですよ。
あらゆる意味で50年も前の作品とは思えない。黒澤明は凄いとしか言わざるを得ない。感嘆するしかない。 この名作を今の時代にリメイクしようとしただけでも賞賛したい。自分はリメイクには興味ないが。
見れば見るほど、雪姫の凛々しさに感動!
この作品の面白さは、皆さんすでにお書きの通り。黒澤明の作品群の中で1・2を争う、”面白い”・”楽しい”アクション映画の傑作である。初めは太兵(千秋実)と又七(藤原釜足)の漫才さながらユーモアあふれるやりとりに笑い、次には真壁六郎太(三船敏郎)のカッコ良さに痺れる。そして回数を重ねるうちに、雪姫(上原美佐)の気高い美しさに心打たれる。
とかく”スターウォーズの原点”と言う表現はされるが、身分の高いお姫様がひょんなことから庶民のありのままの姿を見て自らも体験する、という観点から見ると、”黒澤版『ローマの休日』”とも言える作品である。貪欲な百姓コンビとの出会いから、宿場町で戯れる子供たちを見る優しい眼差しなざし、上田吉次郎演じる卑しい人買いに対する怒りを秘めた眼差し、火祭りでみんなと踊るときの楽しい表情、そして逃亡中に一息ついて鳥のさえずりをしみじみ聴いているときの何ともいえない美しさ(一瞬、三船演じる真壁六郎太が見とれてる?)、これらの体験が「たとえ打ち首になっても悔いはない」という台詞につながってくると思うと、これらの何気ないシーンが非常に心に響く。
そして人知れず涙を流しつつも、秋月家の後継ぎとして厳しい運命を背負う覚悟をしている凛々しい姿が心を打つ。主を守るために命を投げ出す家臣に対しては「命に何の代わりがあろうぞ!」と怒り、秋月家の領民が不幸な身分に身をやつし見過ごすことができない場面では「お主は姫の心まで唖(おし)にするつもりか!」と憤る。そして極めつけは、いよいよ敵に追い詰められ真壁六郎太から(秋月家ゆかりのものと思われる)小刀を受け取る瞬間の誇り高く凛とした表情である。上原美佐の演技のつたなさに対する批判をよく目にするが、男勝りでありながらも気品があふれ、誇り高くも優しい心を持つという、非常に難しいこの役柄を見事に演じることが出来るのは、古今を通じて彼女をおいて他にないだろう。また、まったくの素人であった彼女を抜擢した黒澤明の慧眼にも、ただただ感服するばかりである。
影響力を持った、世界の傑作。
黒澤映画では羅生門、七人の侍、隠し砦の三悪人が大好きです。
姫役の上原美佐は、文化女子短期大学在学中にこの映画に大抜擢されて、でもわずか二年で、自ら「私には才能がない。」と映画界から去っています。
そのエピソードは、ビスコンティの「ベニスに死す」にヨーロッパ中のオーディションで採用された、美少年、ビヨン・ヨーハン・アンドレセンを思い出します、、彼も「映画には興味がない。」と言って去っていきましたね。。
上原さん、この映画を残してくれて、本当にありがとうございました。
男勝りで、エキゾチックで、凛とした声と背筋がぴんとした佇まい、この映画での存在感は素晴らしく、特に村祭りで踊るシーンが好きでした。
この村祭りは、北野監督の座頭市でも、参考にされましたね。
そして、スターウォーズでは、「隠し砦の三悪人の雪姫のような人。」という設定でルーカスはレイヤ姫を設定したそうです。
内容ですが、
一発千金を狙って、戦に参加した百姓の太平と又七は、ひょんなことから金を発見、同時に秋月家の雪姫をかくまいながら、味方の援軍を待っていた六太郎(三船敏郎)は、彼らと出会い、彼らの口からでた出まかせにヒントを得て、欲の突っ張った彼ら二人を、うまく使いながら、関所を通過する作戦を練る、、けっこう、、手に汗を握る展開で、、まさに八方塞りな絶体絶命の状況からの脱出と、次々と迫る追っ手、、、そして立ちふさがる、かつての盟友の田所兵衛(藤田進)。。スリリングな展開はとってもステキです。
この八方塞りな絶体絶命の状況からの脱出、次々と訪れる危機をすり抜けるスリルは、シナリオ作成時に、「山中での八方塞りな絶体絶命の状況」を最初に設定し、4人のシナリオライターが、別々にそして一緒に寝食を共にして解決策を見つけていくという、文字どうりリアルに脱出する方法を考えた賜物だそうです。。。
そして、信頼や同じ夢を共有して、困難を乗り越えていくという武士道に根ざした心温まるラストシーン、、黒澤映画の好きな点でもあります。
観てない人は、是非、平成版 「隠し砦の三悪人」を観る前に、黒沢版「隠し砦の三悪人」を観てみてください!
買って見てください。
はっきりいって面白いです。
理解できると思います。
内容は見てください。
これからの日本映画もがんばってほしい。
とにかく買って下さい。
人の命は焔と燃やせ!
藤田が、此方に背中を向けたまま、
何やら、低い声で、
呟く様に歌っている。
「人の命は焔と燃やせ。
蟲の命は焔に燃やせ。」
その前夜、三船の演ずる主人公達が、
村人に変装し、身を隠していた村の祭で
村衆が歌っていた「祭歌」の歌詞。
三船達は、変装がばれて、藤田に
捕まってしまう。
藤田が、突然、叫ぶ。
「良し!燃やすぞ!」
そして、地を響かせて
疾走する馬の群れ。
日本映画史上、最高に
ファンタスティックな
「あのシーン」へと
怒涛の如く雪崩込んで行く。
正に急転直下!
此れは、ルーカスでも、少なくとも
今迄の所、不可能だった。
ダースベイダーが、アナキンとして、
息子ルークを助ける、あの場面でも、
黒澤の本作には、匹敵しない。
残念ながら。
人間が描かれているのだ。
本当の人間が。
追記。
藤田が、初めて登場する場面。
暗がりの中に立って、
暫らくは、シルエットしか見えない。
近寄ってきて、顔を見せると
大きな「痕」がある。
三船が、「御主は変わったな。」
スティグマ・「聖痕」と言う
持って生まれたものではなく、
「トローマティックな経験」、
即ち、トラウマ・「痕」が
人を変える。
アナキン・スカイウォーカーは、
満身創痍で、「ますく」を
被り、ダースベーダー卿に。
「痕」の数の問題では無い。
どの位、深い「痕」か、
と言う問題でも無い。
藤田は、顔を隠す事無く
「痕」と共に
生きて来た。
「裏切り御免!!」
藤田が叫ぶ時、彼と
共に生きて来た
彼の「痕」が輝く。
田所兵衛と比べると
シャア・アズナブルが
「坊や」とは言わないが
「ガキ」の様だ。
「堕ちた彗星」ではなく、
最初から、「地上的」為らば、
彼にも、別の生き方も有っただろう。
或いは、『ペイ・フォワード』の
ケヴィン・スペイシーが、
顔の左半分ほどに、大きな
火傷が残り、本当の差別を体験した
障害者として、ジュニアハイスクールで、
授業を続けていたとしたら。
あの映画は、安直な「宗教物」に
為らずに済んだのに、
と言う可能性も有る。
其の意味では、『ブラックジャック』は
田所兵衛系列の、「ダークヒーロー」
かも知れん。
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