俺は、君のためにこそ死ににいく

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)2007-10-21 - TOEI COMP... 価格 ¥ 2,780
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俺は、君のためにこそ死ににいく

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

価格(new/used): 2,780 円 / 2,940 円 より
発売日: (2007-10-21) アマゾン売上ランキング: 11370 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 31件

きいちご賞入賞作品
本作は7億円以上の赤字(興行収入10億円から配給収入を抜けば、10億円くらいが実質赤字?)と、その年の最低映画に贈られる文春きいちご賞の8位入賞という成績を残しました。これが全てを物語ってますね! 血の匂いがしない戦争映画に説得力なんてない。さすがは石原慎太郎だ。歪んでる。 心地良い春風と爛漫なる桜の花吹雪。 彼は頭の中に思い浮かべたに違いない。 くわー!美しー!日本人! いいかげん、国家とか民族とか、やめにしね?実体なんてないのだから。日韓共催W杯で、俺は、21世紀はアジアの世紀になる!って思ったけどね。間違いでした。互いの「国」を開きつつある超リベラルなEU・ヨーロッパが次のリーダー決定だ。まあブッシュ後のアメリカもどうするのか楽しみだけど。そして俺は日本に絶望する。 こういう映画が(一部の人間内とはいえ)許容される時点で、日本の、世界に目を向けない閉鎖性・後進性というものが実感できますね。 作られた日本人の視点からの日本人による作られた日本人像のための戦争映画が普遍的価値を持つ訳がない。だから興行的にも失敗したのさ。世界史の時流に逆らっているのだから。 日本史は世界史が分からないと分からない。 これが分からない人は典型的な島国国民日本人だと思われ。 「日本人」にとらわれている限り、この映画や日本右翼のダメさ加減は見えてこないでしょう。
いくら美化しても醜悪
どんなに美化しようが、特攻はやっぱり犬死にだと思う。本気で信じたかどうかはともかく、「神風」なんてものを奉じて、勝てるはずのない戦争を始めてしまった馬鹿な軍部が、再三にわたる諸外国との外交チャンスを無にして、にっちもさっちもいかなくなった末、自分たちの失敗を取り繕わせるために若者を死にに行かせる。醜悪としか言いようがない。
なんだかなぁ…
物心付いた時から、特攻隊と言う存在に強く興味を持ち、それ以上に若くして散って逝った彼等の強さや美しさに次第に惹かれ…
気が付けば今までに様々な書物やビデオやDVDも見てきました。

この映画は正直、とても期待をしていました。特攻隊を取りまくトメさん一家…どんな仕上がりなのだろうと早速見ましたが…

率直な意見ですが、ガッカリしました。
途中から見ていません。
何がガッカリだったか?あくまで私の個人的な意見ですが、シナリオと言うかストーリーが違う。
様々な書物で見てきたトメさんと隊員のやりとりと言いますか…本によっては勿論違う部分もそれはありますけれど、これは『省略し過ぎ』『美化し過ぎ』だなと思いました。
この映画で関大尉は、特攻を命じられた時に頭を抱え、しばらくしてすぐに返事をしていますが、実際はしばらく(一晩?)考えさせて下さいと申し上げた…と聞いてます。
彼には結婚してまだ間もない、故郷に残してきた奥様がいらっしゃいました。
『生きて帰りたい、その為に今まで戦ってきたんじゃないのか…』と人間としての葛藤などをもっと時間を掛けて描いても良かったのでは、と思います。
他にも実際にいらっしゃった隊員が描かれてましたが、もっと1人1人濃いエピソードがあったはず…
沢山の人にスポットを当てすぎです。
主題歌に対して批判もありますが、私は充分素晴らしいと思います。永遠の翼…まさしく彼等が乗っていた戦闘機そのものだと思います。主題歌と彼等を重ね合わせて初めて胸にジーンときました

あとCGは良かったと思います。

私的には男たちのYAMATOの方が映画の完成度は高いように思います。

映画を利用した政治
映画を見て、なぜ石原慎太郎氏が脚本・製作総指揮をしたかがよく分かりました。

1. 特攻隊員は誰もが立派な人たちだった。
2. 特攻は犬死ではなく、その強い精神によって敗戦後の国体を守る意義があった。
3. このような立派な人たちの犠牲の上に現在の国家の繁栄がある。
4. この立派な人たちの生霊は、皆靖国にいる。
5. 韓国人であっても、日本のために戦った人の魂は靖国にいる。

というメッセージはいずれも意義のあるものばかりですが、石原氏の手にかかると靖国
参拝を正当化するための安普請の宣伝映画になってしまうようです。石原氏がどの
ような政治的価値観を持とうと全く自由だと思いますが、立派な人たちの真摯な
人生から生まれた、そして後世に語り継ぐべき重要な史実を、別の政治的な意図で
利用する姿勢は、正直鼻白む思いです。

この点を除いた「映画」としても、岸恵子さんを筆頭としたミスキャスト、こなれない
方言のアクセントと棒読み台詞、裕次郎映画からさして成長のない陳腐な演出など、
到底名作と言える内容ではありません。

特攻隊員とトメさんの御霊に対して恥ずかしいと感じるのは私だけだろうか。
戦争観や特攻に対するスタンス以前に
映画としての出来がイマイチだと思います。
日本人が戦争映画を撮るのが難しいのはよくわかりますが
まず「どういう映画を撮る」って確固たるモノがないのかなぁと思ってしまう。
事実はこうだったから、じゃあこのようになぞってこんなエピソードを入れて・・・。
そんな風に作ったのだろうかと思ってしまう。
ドキュメンタリーでは無いのだから、亡くなった方々を冒涜しない程度に脚色して作るのが
映画なんじゃないですかねぇ。

あと、冒頭の関大尉のシーンなどなど、各所なんかセンスがズレてる演出が多くて・・・。