北北西に進路を取れ 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ2007-10-12 - ワーナー・ホーム・... 価格
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北北西に進路を取れ 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

価格(new/used): -- 円 / -- 円 より
発売日: (2007-10-12) アマゾン売上ランキング: 33984 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 11件

娯楽作品としては一級品だが・・・
最初から最後までとても面白いんですがイモっぽい。
ヒッチコック作品だけに贅沢な欲求「特別の味わい」を求めたくなる。
逃げちゃダメだ
逃げながら真相、真犯人を探す、という展開を見ながら思い出したのは、
浦沢直樹氏の『Monster』だった。

「好きの反対は無関心」と言ったのはマザー・テレサだったが、
『北北西に…』の主人公ロジャーや『Monster』の主人公テンマを見ていると、
自分の意思とは無関係に巻き込まれ、無関心でいられなくさせられていく、
ある種の恐怖を感じる。

「自分は無関係だ!違うんだ!」確かに物語が始まる以前は無関係に違いないが、
そうやって「逃げている」時点でもはや彼らは物語の一部だ。
むしろ面白いのは、「逃げること」こそが、
彼らの存在や魅力の本質になってしまっていることである。

そう思いながら見ると、空から飛行機に襲われるロジャーの顔がどこかしたたかに見えた。
まるでロジャーがラジコンで飛行機を動かして、自分を輝かせているようだ。
魅力はエヴァ・マリー・セント
 本作の良さは、エヴァ・マリー・セントにつきるのでは?灰色がかった金髪と容貌はじつに魅力的。アメリカの女優のなかでは特異な存在です。出演映画はすくなめですが、よい作品にでています。
 さて、見所ですが、国連本部での殺人の場は、ヒッチコックの得意中の得意、ナイフが背中を刺します。東海岸のニューヨークから西海岸にちかいサウスダコタまでの移動のプロセスに、謎解きのおもしろさがあります。
 しかし、国家機密にかかわる大物にしては、ジェイムス・メイスンの組織はチンケで、彼らの行動も腑におちません。組織対組織の映画は、べつのアプローチでないと、うまくいかないのでしょう。ヒッチコックは不得手だとおもいます。
ヒッチコックの作品を見るなら、入りやすい作品
ジャケットにもなっているあの場面(飛行機にケーリー・グラントが追われている)は、映画史上とても有名です。

1940年代の「ヒズ・ガール・フライデー」や同じヒッチコック監督の「断崖(Suspicion)」に出演したあたりと比べると、女の子が黄色い声をあげそうないかした男性が、
すっかりいいおじさんになってしまってはいますが、ケーリー・グラントの演技もまだまだ健在という感じです。

ヒッチコックの中期以降の作品では、傑作の一つといえるでしょう。
彼の作品の中では比較的長めではありますが、場面や場所がテンポよく切り替わっていく上に、次々と思わぬ展開がいくつも待ち受けているので、見る者をぐいぐい引き込んでいきます。

もちろんこの作品も例に漏れず、主人公の心理描写が絶妙ですし、
言葉を介さない恐怖の表現など、ヒッチコックのうまさが光っています。
また、主人公はなぜ追われるはめになってしまったのかという謎も引き込まれる要因の一つでしょう。

私は全然ヒッチコックを見たことがない人に初めてお勧めするなら、
これか「サイコ」、「裏窓」あたりをお薦めすると思います。
(もちろん最高傑作かどうかは別として)

いずれにせよ、まだ見たことがないという人には是非とも見てほしい作品です。
決して損はしないと思いますよ。

おもしろいけど……
これは1959年の作品ですか・・・約半世紀前の作品ですね。
総評しちゃうと、普通に楽しめましたというくらいかな。
「娯楽」が溢れている21世紀で、映画はその中の一つにしかすぎなく、その映画の中でもアクション、SF、アドベンチャーと幅広く楽しめます。

こんな時代に、わざわざヒッチコックじゃなくてもというのが正直なところ。もちろん、当時ならこれでも大満足な娯楽なのは分かりますけどね。

この作品は、彼が得意だったと言われる、主人公巻き込まれ型のサスペンスでしたね。
あとはどうだろ。
やはり、今の一般的な映画ファンには物足りないでしょうか。