フリッツ・ラング コレクション/クリティ...

紀伊國屋書店2007-03-24 - 紀伊國屋書店 価格 ¥ 6,940
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
フリッツ・ラング コレクション/クリティカル・エディション ドクトル・マブゼ

紀伊國屋書店

価格(new/used): 6,940 円 / 6,640 円 より
発売日: (2007-03-24) アマゾン売上ランキング: 8733 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

ラング、独時代の傑作にして問題作、素晴らしいプリントでした
フリッツ・ラングの作品群の中で、一番というものは選びにくいですが、「ドクトル・マブゼ」は少なくとも3指の中に入る作品ではないでしょうか。
個人的にはアメリカ時代のラングよりもドイツ時代のラングの方が好きですが、ドイツ時代の作品の中でも一番好きな作品です。


まず、プリントですが、紀伊國屋さんのクリティカル・エディションということで、ムルナウ財団の修復プリントを使っているとのことです。
サイレントの古い作品であるにもかかわらず、モノクロの古典作品が楽しめる方なら、ほとんどストレスを感じないクオリティです。素晴らしいの一言です。


このDVDで楽しかったのは、本編のみならず特典映像です。
ラングの「作品ドクトル・マブゼ」を時代背景やラングが参考にした映画などを紹介しながら多角的に分析しています。
なるほどこういう背景があったのか、こんな映画を参考にしてたんだと興味深く見ることができました。
一見の価値があるように思います。

ドクトル・マブゼを観ると、「羊たちの沈黙」や「ファイト・クラブ」を思い出します。
私よりも映画に造詣のある方々なら、さらに多くの映画の「原型」として見ることができるのではないでしょうか。
古典の苦手な方にも是非見てもらいたい作品です。

ちなみに、「怪人マブゼ博士(マブゼ博士の遺言)」はこの作品の続編となっていますが、残念ながら完成度はいま少しのような気がします。
ですが、さすがラング、部分部分はハッとするようなところもありますので、気に入ったらこちらも是非見てください。