硫黄島:地獄の36日間

アップリンク2007-01-23 - アップリンク 価格 ¥ 7,750
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硫黄島:地獄の36日間

アップリンク

価格(new/used): 7,750 円 / 6,299 円 より
発売日: (2007-01-23) アマゾン売上ランキング: 47757 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

正確に言うと硫黄島〜本土空襲〜沖縄〜特攻〜そしてミズーリ艦上
初巻の硫黄島戦の元米兵たちの証言が興味深い。彼らの苦悩の一端が伺える。言いづらいこともその苦悩が故淡々と証言している感がある。

次巻はB29による日本本土空襲に関わる部分。レシプロ好きなせいか技術的なエピソードも興味深かった。また日本上空のジェット気流に翻弄されたとか、高高度精密爆撃から低空無差別夜間爆撃への転換などなど「無敵」と呼ばれたB29の「苦闘」が伝わってくる。

末巻は沖縄戦からだが(全巻そうだが)意識的に「凄惨な場面のフィルム」は外されていると思う。沖縄での戦闘終了後から新たな沖縄の苦悩がはじまったことを思えば複雑な心境が残る。また米軍にとって「特攻」が如何に凄まじかったかが伝わってくる。日本側では悲壮感のみの「特攻」だが米軍にしてみれば殺さねば殺される必死の対空戦闘の様子が凄まじい。ロケット特攻機「桜花」を直前で撃墜したが弾頭部分が海面を跳ねて艦の直上を飛び越していって危うかったとか、日本が降伏調印した戦艦ミズーリも至近(画面では舷側に命中したように見えたが)距離で無傷だったとか、そして特攻機が命中した米艦の惨状は目を覆いたくなるほどである。

'JAPAN SURRENDER'米紙の大見出し、群衆の熱狂は「勝った」より「終わった」という感じがしたのは気のせいか?
マッカーサーと各国代表(中華民国も含まれる)それに対する日本代表がミズーリ艦上で降伏文書に調印するシーンは
歴史的な日であったと思えるラスト。

米軍というフィルターを通した日本が見えてくる興味深いドキュメントである。


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