ゆれる

バンダイビジュアル2007-02-23 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 2,478
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ゆれる

バンダイビジュアル

価格(new/used): 2,478 円 / 2,450 円 より
発売日: (2007-02-23) アマゾン売上ランキング: 1772 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 82件

香川照之、気持ち悪かった〜
香川照之、昔からうまい俳優だと思ってたけど、橋の上で真木よう子にしがみつく様は、うますぎて気持ち悪かった〜。
増して前日にオダギリジョーに抱かれた後なら、なおさら気味が悪いだろうな…
そりゃあ「触らないでよ!」と言っちゃうよね。
それはともかく、評判通りいい作品だった。暗く重いから面白いという感じではないけれど。
国際的には認められない作品
東京という都会で成功した弟に嫉妬し、女にもてない自分に自己嫌悪している兄。対照的な兄弟が織りなすサスペンス。

兄を演じる香川照之さんの演技がとてもよかったです。弟に対する劣等感や自信欠如、地方で暮らす単調な毎日への不満などからだで表現していました。一方オダギリジョーはどうなんだろう。CMとかでも見るけどセリフ棒読みな感じで今回は成功した自信家を演じているけど彼にはこんなのしかできないような感じを受ける。結局興行収入を上げるには一番人気のある俳優を主演に置くって事ですかね。誰か別の人に演じてほしかった。映画の中で重要な役どころ。一番心が『ゆれる』のはオダギリジョー演じる弟なのだから。

カンヌ映画祭で正式出品されて日本の映画賞を数々受賞しているにも関わらずカンヌ映画祭での賞は何一つ受賞していない。これはやはり日本の映画のレベルの低さを表しているのではないだろうか。テーマはいいけど緊張感のない裁判シーンに意味のないベッドシーン。作りこみ方がいまいちな印象を受けます。
何か評価が高いみたいですが…
私はまったく凄いと思えませんでした。
登場人物の誰にも共感出来ない。
なんかだらだらした映画でした。
結局お兄ちゃんがかわいそうなだけですね。

なぜ女性監督にこれが撮れたのか・・・。
寂れた地方の山村の、これまた寂れたガソスタの店長をしている兄と、都会に出て成功したカメラマンの弟。

ほとんどすべての重荷を背負い込まされてもなお、弟の成功を手放しで喜んでくれる人のいい兄と、その人のよさに心を痛める弟。

気まずいながらもそれまでは安定していた兄弟の関係が、一人の女の死をきっかけにゆれはじめて・・・。

取り残された地方と都会という対比もさることながら、家を守っていくことに人生を犠牲にした兄を演じる香川照之がすばらしい。
「人はいいんだけど何から何までうまくいかなかった人」を演じさせたら、彼の右に出るものはいないのではないだろうか。

男兄弟の家庭で育った者ならおそらく誰もが、身に詰まる思いをする作品。
不思議なのは、これほどまでに繊細な兄弟愛をなぜ女の監督が描ききることができたのかということ。
クロサワの再来
この監督さんは、俳優の使い方(とくにベテラン俳優・・作品全体を引き立てる鍵となるような、たとえば前作の大谷直子、本作の蟹江敬三)がとても巧みだと思う。もしかすると脚本がよすぎるため、経験を積んだ俳優ほどイメージが湧いてきて自ずといい仕事ができてしまうのかもしれない。前作のややコミカルでブラック・ユーモアタッチの作風にくらべ、これはほろ苦くあつい涙をも誘う感動作。そしてこの映画でもみてとれる、この人の持って生まれたたぐいまれな映像センスと映画的洞察力の鋭さは、たとえば前作「蛇いちご」の出だしの食卓シーンでの、画面全体から溢れ出る映像的充実感および映画的真実性の高さ(この映画のすべてがここに凝縮されているような)からでも証明済み。このような才能は私の知るかぎり、少なくともアジアでは唯一無二の存在。それは個人的にはあの黒澤明作品の代表作にも匹敵するものではないかと思う。そのクロサワにも共通する強力な「磁場」のようなものを持った人なのではないか。願わくば、その持ってうまれた天才性に、自らが翻弄されることがないように。