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マルコムX [DVD]
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
価格(new/used):
1,150 円 /
1,200 円 より
発売日:
(2006-11-02)
アマゾン売上ランキング:
7639 位 DVD / 在庫あり。 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0
/ 総数: 4件
アメリカを知る上でも見ておきたい最重要作品。マルコムXって、その風貌や名前からして怪しげな人物だと思っていました。キング牧師とは対照的に、暴力的手段も辞さずに黒人解放運動を指導した、くらいの。それが、この映画を見たら認識が180度変わりました。結局のところ、彼は利用されただけなんですね。
そもそも父が黒人解放運動家で、マルコムが子どもの頃に殺害されてしまう。マルコムは当然のようにチンピラの道を歩むわけですが、窃盗の罪で服役中、そそのかされて急進的な教団に傾倒してしまう。頭が良くて、度胸もあって、カリスマ性があったから、出所後は教団のスポークスパーソンに据えられてしまった。ところが、教団のいかがわしさに気づき、メッカへの巡礼を経て考え方も融和されたら、今度は教団から敵対視され命を狙われるはめになってしまう。。。時代に翻弄されたその悲劇的な人生を見ていたら、何とも心が痛みました。
映画作品としては素晴らしいと思います。3時間半近い長編かつセンシティブなテーマを扱っているにもかかわらず、重苦しさは感じさせません。それどころか、色鮮やかなスーツに身を包みダンスホールを躍動するシーンは圧巻。当時の記録映像も交えながら、最後はネルソン・マンデラ氏が登場してメッセージを発するなど、人種差別について考えさせられる作品となっています。アメリカを知る上でも見ておきたい最重要作品の一つだと思います。
リスペクト フォー マルコム大統領選挙ではオバマ氏が候補となっている昨今であるが、黒人の参政権自体40数年という歴史の浅いものであるんだなぁと改めて感じさせる。
非行時代、刑務所、教団、旅、解放運動、死という激動の人生を一本の映画にまとめるというのは至難の業だと感じた。マルコムの思想変化が急激で、3時間では物足りなささへ感じる。まぁ、そういったテンポの早さが映画のエンターテイメント性を高めているとも言えるが。
黒人運動にしても女性運動にしても、被抑圧者が主体となった運動というのは非常にリアリティがあって運動自体も見えやすい。
現代のグローバルな規模の抑圧構造では、被抑圧者の民意が解放運動の域に醸成されるまで一体何年かかるのだろうか。
ドキュメンタリー的作品か。歴史を知るための教養的作品。マルコムXという時代の寵児となった、ある黒人の生涯を描きます。
黒人の解放を訴えた人物なのですが、荒れていた前半生、宗教家として、民族解放を訴えた後半生、そして暗殺される最後まで余すところなく、描きます。
そのため、やや展開が重いところもありますが、前半と後半がよく対比されています。
文献等を読むと、かなり、過激な論戦を張った、黒人至上主義の人物とされていますが、映画では、高潔な真っ直ぐすぎる人物として描かれています。
真実は分かりませんが、敬意を払われる一面のある人物だったのかなぁ...と思います。
最終的に、この人物は、腐敗した黒人解放運動グループに暗殺されます。解放グループも殆どは腐敗し、純粋な人間は、煙たがられる...空しさを感じました。
私たちの知らない黒人社会の歴史。タイトルだけでは何の話かさっぱりわからない人が多いのでは?
世代によるのかもしれないけど、私は全然知りませんでした。
ただ、スパイク・リーとデンゼルの映画が面白くないわけがないと思って観ました。
映画としてよく出来ていると思います。
他にもこの時代の黒人社会の映画はたくさんありますが、今目の前で起こっている事実のような臨場感と、
デンゼル=マルコムの存在感に圧倒されます。
エンドロールでマルコム本人の映像が流れますが、デンゼルがいかに役に入り込んでいるか、
きっと事細かく研究して演じたのだろうということに驚かされます。
実際の話なんですよね。
私たちは色々なことを知らないのだなぁと痛感します。
知らないではもう済まされない、知るべき映画だと思います。
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