ルート225

ハピネット2006-09-29 - ハピネット 価格 ¥ 3,441
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ルート225

ハピネット

価格(new/used): 3,441 円 / 3,399 円 より
発売日: (2006-09-29) アマゾン売上ランキング: 19855 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 6件

多部未華子
多部未華子、この子は魅力的だ。
ともすれば全体に紛れ込んでしまいそうな普通さがあり、
しかし一度目に止まれば気になってしまう・・・そんな人。
今作は彼女あっての映画だと思います。

ストーリー自体は単純ですが、ひねりの利いたラストがちょっぴり切ない。
セリフも少ないし出演者も少ない、舞台もストーリーの展開上一ヶ所に落ち着いている。
こういったストーリーの場合、ホラーやサスペンスといった
怖い方向に話しが進みがちですが、この映画はそうしなかった。
ありゃ?と思う程、あっさりしている。

パラレルワールドを軸にしている話しなので、
話し自体のスケールを大きくすることも当然可能だとは思います。
しかしそうは描いてはいない。
兄弟だけがひっそりと、その事実に対峙してゆく。
・・・そして、別れ。

のんびりと話しが進む前半にくらべ、後半は少し心がヒリヒリと痛みます。
しかしそれを重く感じさせないのは演出と多部未華子演じるキャラクターのせいでしょう。
クールな役どころですが、時折見せる寂し気な表情が印象的です。
少女の自立をパラレルワールドというSFを背景に描いた、とても感じのいい映画です。

しかしこのパッケージはいただけない。
メッセージはたぶん何度か見ないと分からないと思う
 多部未華子演じるエリ子と岩田力演じるダイゴ姉弟が、家に帰る途中で今まですんでいる世界と微妙に違う世界に入り込んでしまう、という話です。メッセージは多分あるんでしょうが、一度見ただけだと「?」ばかりであまりメッセージは感じませんでした。たぶん何度か見ないとメッセージを感じることは出来ないと思います。

 キャストは良かったです。中でも多部未華子は良かったです。「HINOKIO」や「夜のピクニック」も良かったですが、本作品の演技もさすがに上手かったです。今後出てくる女優のひとりだと思います。弟役の岩田力も良かったです。

 多部美華子の作品を見たことがあるひとで本作品を見たことがないという人には是非お勧めしたい作品のひとつです。
一つの成長物語。
良かったです。ラスト(ネタバレはしません)だけは意外な展開でしたが、(ちょっと哀しい)全体を通して、姉弟のかけあいが良かったし、笑えたり、ちょっと泣けたりと、集中して見れました。成長物語じゃないかなと思います。いきなり「別世界」に来る事で静かに戸惑いながらも姉弟で考え合いながら暮らす…何とか元の世界に帰りたくて泣く弟と、しっかり者の姉。微妙に違う世界へ足を踏み入れてから、お互いの必要さに気付いたり、「あの時ああ言っておけばよかった」など心の思いを素直に吐き出したり。微妙な世界で微妙な変化をします。ラストまで良い展開だっただけに最後はどこかやわらかに切ないのです。私は一度くらいはこんな世界でハラハラドキドキしたいなと途中まで考えていましたが、えり子が見た夢が怖くてやっぱり知らない世界は不安だなと思いました(汗)違う世界に二人きり。他人は元の世界とは「微妙」に違ってる…。姉弟メインのお話です。ぜひ見てみて下さい!中々いいですよ!ラストはどう思うか人それぞれですが、つまらなくはないです。不安を残しつつも頑張る姉弟の姿がよかったです。ただ両親は可哀想ですね…。
多部未華子のための映画かなー
いじめられっ子の弟と気の強い姉がひよんなことから
今まで自分達のいた世界とはちょっと違う「A'」の
世界に迷い込んでしまうお話。
コミカルで笑える場面有り、ちょっと泣ける場面も有
りで、どの年代の方にも楽しめる作品です。
初めは自分の弟の顔に平気で傘を突き立てるような姉
が特異な環境の中で姉として、人として成長していく
姿を多部さんは非常に上手く表現していたと思います。
ラストについては正直ハッピーエンディングではあり
ませんし「これで結末?」と感じる方も多いと思いま
すが、物語は二人の姉弟の関係と成長を描いた作品で
あるので個人的にはこういう結末でもよかったのだと
思います。
しかし、二人に焦点を置いた作品なので当然ともいえ
ますが、二人の友人関係の描写が少なかったのが残念
でした。
あの頃
ある程度の歳をとると、あの頃にかえりたいと誰でも思う。
優しい母がいて、父は健康で、「今日の夕飯なに?」とか訊くのが日課だったり、与えられる愛の大きさにまだ気づかずにいる「あの頃」。
そしてあの頃を自分の記憶を頼りに想起し、懐かしい思い出に浸ることもある。
大きくなった数字にルートをつけるみたいに。
だけどそれは本当にあった世界とは微妙に異なるが、完全に違う世界というわけではない。
人間の記憶は不完全だし、ときにはそこに願望が生じる。
あの友だちと仲直りしておけば良かったとか、ありがとうと言っておけばよかったとか、あの人がもし生きていたらとか。
そして、あのときと同じ振る舞いをすればあの素晴らしい日々に帰れるんじゃないかという幻想を抱いたりすることもある。
懐かしいあの土地に帰れば全てが元通りになるんじゃないかと幻想を抱く。
でももちろんそうはならない。
死者は心の中だけで生き続ける。

これは私の想像だが、この姉弟の両親は死にかけているんじゃないだろうか。
だからこそ、弟が最後に
「二人でこの世界にきたことには理由がある」
と言うのではないか?
テレホンカードの度数は「親と子が共に生きることのできる時間」のメタファーなのではないか?
テレホンカードの度数はたいがい50だし、親子がともにできる時間はたいがい50年くらいなものだろう。
最後に電話をするとき、天高く昇っていく飛行機雲が映し出される。
そこには死のイメージがどうしてもつきまとう。

人はいずれ親を亡くすし、その世界で生き残らなければならない。
平然と、生き抜かなければならない。
母が娘に手渡す傘は、その苦しみを乗り越えるための愛であり、大海原にぽつんと浮かんだ浮き輪なのだと思う。
そして、雨は必ずいつか降るのだ。




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