![]() |
蝉しぐれ プレミアム・エディション |
| ジェネオン エンタテインメント2006-04-14 - ジェネオン エンタ... 価格 ¥ 3,861 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
蝉しぐれ プレミアム・エディションジェネオン エンタテインメント 価格(new/used): 3,861 円 / 1,968 円 より 発売日: (2006-04-14) アマゾン売上ランキング: 4182 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 43件 原作が台無しに。これは、駄作だ。 原作の素晴らしい点をほぼ全部そぎ落として、芝居のあまりよろしくない連中を集めて作った、空っぽの学芸会的映画である。 何のメタファーなのか全く伝わらない蛇の映像やら山の映像やらが恣意的に挿入されたり、知らないうちに劇中の時間が数年から数十年経っていたりする。観客は置いてきぼりを食わされて、感傷に浸っている場合ではなくなってしまう。ストーリーがどこに行ってしまったのか、ヒントの無い中を必死に考えて物語の進行に追いつく必要があるからである。学芸会でも、もう少し的確な説明を観客に与えて観客を導く。この点、明らかに演出が悪い。芸術云々、などと声高に叫んでも、ストーリーテリングに最低限必要な情報が観客に伝わらなければそれはただの作り手のカタルシスでしかない。ただ、この映画ではそのような芸術性を美しい山並の切れ端あたりにしか見出すことができないためか、ただただわかりにくい、面白みのない時代劇ということになってしまったのが残念だが。 芸人を出そうがなにをしようが私は一向に構わないのだが、最終的に素晴らしい映画を作ろう、という心が伝わってこない。この監督は何がしたかったのか。私にはわからない。 後半だけ楽しんでください藤沢周平原作の映画化ということで、「たそがれ清兵衛」以降の山田洋次作品と比較されることが宿命付けられた作品。(あっちは松竹でこっちは東宝。)前半の主役達(子役)が余りにも大根役者であることが致命的であるほか、脚本や音楽も安直で最近のTVドラマやCMを見ているような印象を受ける。(まあ、もともとNHKドラマの焼き直しだし、監督もドラマ版をやってた監督がそのままやってるのだが。) が、後半に主役達が成人となってキャスティングが変わってからは、藤沢作品独特の「平侍ゆえに避けられない無理難題」も突然始まり、ストーリーが一気に動き出す。後半から登場する市川染五郎が素晴らしい安定感を出しているのは流石だが、緒方拳と彼の頑張りだけでは脚本とキャスティングのマズさはどうにもならなかったようだ。(話題づくりを狙ったのか、東北出身で江戸で成長した男の役を関西弁イントネーションの今田耕司が演じるとか、もう作品の質で勝負する気が全然ないキャスティング。観てる間は気づかなかったけど、ロンブーの田村とかも出てたようだ。ふかわりょうの芝居は可もなく不可もなく、という感じ。) 何匹目かのどじょうを狙った企画で更にNHKドラマの焼き直しだけに、製作陣はダレてしまったのだろう。が、キレイな絵を撮ること以外の大事なところで「山田作品を食ってやる」という気概を見せてほしかった。さもなくば、こういう安直な企画は日本映画界のために、もうやめていただきたい。 期待が大きかっただけに・・・NHKドラマで感動して、それから藤沢作品の面白さにハマリ、期待を込めて映画版を見たのですが、思い入れと期待が大きかっただけに肩透かしをくらった気分でした。 時間制限のある映画で長い原作を再現することの難しさもあるのかもしれませんが、粗い殺陣とカットされた秘剣習得シーン、そして主人公2人の溢れそうな感情を抑えた中で情愛を交わすシーンなどがひどくあっさりとしていて残念でした。 音楽と日本の原風景のような映像はよかったのですが、ドラマと原作の素晴らしさを超えることができなかったように思います。 武士の大多数を占めたであろう田舎の貧乏侍の意地を描く田舎侍の生活ぶり、農村風景の描写がなんとも美しい。居合道を昔やっていた経験から、斬り合いのシーンは「そんなのあり得ないよ」と思わず苦笑してしまう所もあるが、人を切って血糊で切れなくなった刀を次々とり変えていくとかリアリズムを追求したシーンは感心。全ての障害を越えて、武道の技で物事を解決するという話はやはり爽快。 小説のよさがまったく表現されていない。小説を先に読んでから、映画を見ました。他の方のレビューにも有りましたが、話を省略しすぎて、物語に無理があります。 剣豪として成長していく過程がまったく排除されていて、原作の良さがまったく表現されていないように感じます。 逸平、与之介のキャスティングも微妙で、イメージが原作と全く異なります。 ただ、一点良いところををあげるとすれば、小説でいうところの「蝉しぐれ」の章にあたる箇所。市川染五郎と木村佳乃の会話だけは、心うたれるものがありました。 なので、星一つは付けたいと思います。 同じテーマの商品を探す
|