TAKESHIS'

バンダイビジュアル2006-04-07 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 975
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TAKESHIS'

バンダイビジュアル

価格(new/used): 975 円 / 980 円 より
発売日: (2006-04-07) アマゾン売上ランキング: 2505 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 59件

北野作品
北野作品の凄さは人間的なものを一切省いていることである。全ての情緒的なもの日本人的なものが一切感じられない。つまりは思想である。ヨーロッパ受けするのも納得がいく。北野武と同時代に生きる幸せを感じる。
面白くない
一言で言えば「面白くはない」に尽きます

断片的な細かいアイデアを映像にして繋げてみた
そういった印象

ラスト近く、海辺で新体操のシーン
ここだけ映像としてはとても魅力がありました

映画に対して「あのシーンの真意はこうだ」と
考えたい方は見てもいいかもしれません
天才たけしの・・・
誰もが経験する、うとうとした時に見る不条理でつじつまの合わない夢を、そのまま映像化したような作品。だから、あとで冷静に考えると面白くもなんとも無い話なんだけど、なんだかわからない、理解できないんだけど、そのまま最後まで見させてしまう、そんな不思議な力をもった作品だ。これは、まさに、たけしじゃなければ作れない映画でしょう。たぶん、出演者、スタッフ、プロデューサーの誰もが理解できていない状況のまま映画が作られて、そして世界公開までされているんだろうから・・・
感じる作品
難解というよりはイメージそのものを映像化した作品なんだと思います。仕事や生活の中で感じるそのときそのときのさまざまな感覚や感情を一つの作品としてまとめたのだから、結果的に賛否は分かれるとしてもそれをやり遂げた北野監督はやはりすごいと思いました。ストーリや意味を考えるよりは感じたままを味わう作品なんじゃないかと思います。
ゴダールの影響が見える、たけし版不思議の国のアリス
この映画は一言でいえば、たけし版・不思議の国のアリスであろう。

しかしその不条理で苦しく切なくフラストレーションのたまる狂った世界は、
外部へではなく、ひたすらたけしの内面に向かって開けている。
スターである自分、卑小な自分、生きることそのものにつきまとう煩わしさと滑稽さ、
気を遣って生きている自分や周囲への破壊衝動と不安、欲望……

この映画は明らかに、ゴダール版・不思議の国のアリスであるウィークエンドに影響を受けているし
(どちらの作品にも、悪夢のいらだちがある)、実際、明らかなオマージュと言えるシーンが出てくるが、
単なる模倣にとどまらない、独自の素晴らしい高みに達した傑作と言えると思う。

映画を貫いているコンセプトは明快であり、そのメッセージが臭くならないよう
巧みに工夫がこらしてあるわけだが、各要素の解釈は一義的に決まるものではなく
多義的に受け取られるように出来ているので、繰り返し何度も見ても楽しめる、
深みのある希有な映画に仕上がっている。

たけしの芸術性がフルに発揮された傑作で、この不条理で暴力的でありながら
もの悲しく孤独でめまいを起こすようなファンタジーは、私の中では現時点では、
たけしのベストの傑作にして怪作であると言える。
ヨーロッパでは受けそうな作品ではあるが、日本では残念ながらあまり評価が高くないようで、
たけし氏の気持ちを考えると微妙でもある。