午後の曳航

紀伊國屋書店2005-12-22 - 紀伊國屋書店 価格 ¥ 4,687
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午後の曳航

紀伊國屋書店

価格(new/used): 4,687 円 / -- 円 より
発売日: (2005-12-22) アマゾン売上ランキング: 34331 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 3件

えーと、肝心な箇所は
原題は「The Sailor Who Fell From Grace With The Sea」。"If I Should Fall From Grace with God"
が「神に見捨てられたら」という意味らしいので、そこから解釈すると「海に見捨てられた船乗り」という意味か
な。
ストーリーは基本的に原作に忠実で、なかなかコワイものがある内容なんですが、自分にとってのメインは、母
親役のサラ・マイルズの自慰シーン。深夜に外出していることが母親にばれた少年は部屋に閉じ込められるこ
とに。偶然に隣の母親の部屋を覗くことのできる小さな穴を発見した彼は、その穴から母親が自慰をしている
のを目撃する、というところ。十代に見たときはなかなか興奮させてくれたシーンですが、今見直すと、ちょっとサ
ラ・マイルズの表情というか容貌がなんか老婆な感じがして(多分彼女の口元とかが好みではないんですな)
ちょっと興ざめしてしまいましたね。
強烈な対比
 どこまでも果てしなく青い海が美しく、そこに重なるジョニー・マンデルの、とてつもなく控えめなスコア。しかし、その上で展開する愛と憎しみは恐ろしいほどに濃い。この極端な対比が何とも重く感じられる。
 三島由紀夫の小説の舞台をイギリスに置き換え、エキセントリックな役柄を得意とするサラ・マイルズをヒロインに迎えた衝撃的な作品。音の面では、沈黙に近いほど静かだが、その分心の動きは激しい。
 ラストの映像美は、そこで起こっていることが恐ろしいだけに、一層強烈に心に残る。
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