ヒルサイド・ストラングラー 丘の上の絞殺...

キングレコード2006-01-12 - キングレコード 価格 ¥ 3,416
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ヒルサイド・ストラングラー 丘の上の絞殺魔 [DVD]

キングレコード

価格(new/used): 3,416 円 / 2,430 円 より
発売日: (2006-01-12) アマゾン売上ランキング: 24820 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 2.0 / 総数: 1件

社会科学者向けの「教育映画」だが、危険きわまりない。
アメリカ、カリフォルニアで現実に起こった、連続猟奇殺人事件を再構築した映画だ。

これは、反面教師のような「教育映画」である。警官になることを望みながら、警備員をしたりして、定職に就けず、30歳を超え、ママっ子でニートのブオノ。母親にいやいや説得され、新しい機会を求めて新しい場所へ、ロサンジェルスで車内装飾を職業とする従兄弟の家に居候することになる。ここでも、警官の採用面接を受けるが、成功するようには思えない。それ以外は無為徒食の生活。

彼らはそれぞれ、生まれてからの家庭環境は良くないようだ。これが、この映画を教育映画だと私が言っている理由だが。暴力、不倫、離婚、飲酒癖、などなどが育った家庭内にあまねく存在していた。それが、成長期の男二人に影響を与えたのだろう。それが、このような、15人もの女性をレイプ・拷問・絞殺したんだと、この映画は言いたいのだろう。

段々、同様手口の事件件数が増え、一般の女性が絡みだして初めて、ロス市警は捜査に動き出す。まあ、遅いと言えば遅い。日本と変わらぬと言えばその通り。しかし、このように、ちょっと道を踏み外して育った男二人がこのような猟奇殺人を繰り返すその心情は、ほとんど分からない。このところの分析は無いが、ビアンキの母親の飲酒癖やら種々な悪行が暴露されてゆくのだが。

これは誰を非難する映画なんだろうか?出遅れて捜査に乗り出した警察?家庭内の不和や不倫、暴力などの養育環境?本人の意思の弱さや、生まれ育った環境が育てたゆがんだ性格?やすやすと誘惑に引っ掛かる女性達?偽の警察手帳で簡単に自宅に誘拐される女性達?自分たちさえ安心であれば、誰が殺されようと、無関心なロスの市民達?

これは、犯罪心理学ないし、社会科学者向けの教育映画だ。少なくとも、1事例として役立つだろう。