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バッド・エデュケーション |
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バッド・エデュケーションアミューズソフトエンタテインメント 価格(new/used): 735 円 / 736 円 より 発売日: (2005-11-25) アマゾン売上ランキング: 22451 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 27件 バッド・エデュケーション『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥ・ハー』のアルモドバル監督の作品。 最新作である『ボルベール 帰郷』は、出来はいまいちだったが彼の雰囲気がすごく漂っていて切ない作品になっていたものの、本作は半自伝的であるせいか、出来はかなりよく仕上がっているのだが、アルモドバルの独特なユーモアや面白さに欠けていたように思えた。 映画自体はとても面白くできているが、いつものアルモドバル作品を考えながら見ていると、裏切られるところもしばしばあるため、個人的にはいまひとつに思えてしまった。 だが、もちろん面白くないわけではないので、見るべき作品ではある。 「巨匠」アルモドバル監督の洗練された姿アルモドバル監督ほど「巨匠」という肩書きが似合わない人はいないと思っていました。 初期の作品はまさにパンクそのもの。 タブーに挑むその姿は、ある意味でファイターに思えて仕方がありませんでした。 「セクシリア」で彼自身が女装をして登場していたときから、その生涯と向き合うことが彼にとっての映画創りであり、その姿勢に関わっているのだろうと直感しました。 荒削りでありますが、その表現に変化が出てきたように思えたのが「グロリアの憂鬱」あたりからだったと思います。 「バッド・エデュケーション」を観て、彼のスタイルが洗練の極みにたったことを感じます。 派手派手しくキッチュだった美術や小物がアートに、パンクに告発していた性や信仰の問題が洗練された表現に変わっています。 ストーリーもこれまでのなかで最も手の込んだものとなっている気がします。 この映画はアルモドバルの半自伝的作品だといわれていますが、そこを過剰に意識するかどうかは見るほうの問題ではないかと思います。 そこを意識しなくても、彼の毒々く美しいまでに完成された表現に中毒になる人も多いのではないかと思いました。それほど完成度が高い気がいます。 ちなみに、特典映像はそれほど期待しない方がいいかもしれません。 フェレ・マルチネスのインタビューのみ興味が持てます。 興味があれば、是非過去の作品も観てみてほしいと思います。 ◎は私の個人的なお気に入りです。 1982 セクシリア 1983 バチ当たり修道院の最期 1984 グロリアの憂鬱◎ 1986 マタドール 炎のレクイエム◎ 1987 神経衰弱ぎりぎりの女たち 1987 欲望の法則◎ 1990 アタメ 私をしばって! 1991 ハイヒール 1993 キカ◎ 1995 私の秘密の花 1996 ライブ・フレッシュ◎ 1999 オール・アバウト・マイ・マザー◎ 2002 トーク・トゥ・ハー 2004 バッド・エデュケーション 衝撃作です。TSUTAYAのラブストーリーのランキングで1位にランクインされていたので何の気なしに借りました。 まさか同性愛を扱っているとは思わなかったので最初はその表現の生々しさに驚きましたが、それを補って余りある作品の出来の良さは本当に素晴らしいの一言です。ラブストーリーというよりはミステリーか人間のドラマといった感じだとは思うのですが、ストーリーがとてもいいですし構成も見ていてあきません。特に画面の美しさと出演者の演技の凄さには迫力があり最初から最後まで引き込まれるように見入ってしまいます。終盤になると謎だったことが一気に一つにまとまりミステリーとしての出来もなかなかいいのではないかと思います。ラストは言葉を失うほど切ないですがあとで色々と考えさせられ作品の素晴らしさを徐々に実感していきました。一度ではなく何度も見て欲しい作品です。監督の副音声も聞いてみると更に物語への理解も深まり監督自身の考えも伺えてとても面白いので是非副音声も聞いてください。 最後に一つだけ惜しいなと思ったことをあげると、同性愛を扱っていることで作品を敬遠してしまう方がいるということです。作品が素晴らしいだけに同性愛といった表面のことで生理的に見ることが出来ない方が居られるのはとても残念で勿体無い事だと思いました。例え苦手でも、見てみる価値は絶対にあると思うので、この作品に興味を持った方は是非見てみて下さい。 面白いドラマ真面目な話しなのに、主人公が女の格好をしたりコミカルでした。 笑えるし考えさせられるし、ストーリー展開も速くて面白い作品でした。 世間的にタブー視されている事柄がテーマだったので興味深く観れました。 意外と日本語吹き替えが面白かったです。 彼はその頃の情熱を映画に傾け続けた今や世界的な映画監督、巨匠であり、且つゲイであることを公にしているアルモドバル監督の自伝的映画。彼が少年で神学校の生徒だった頃、スペインはフランコ政権による独裁政治でのため、空気は抑圧に満ちていたのだという。これはこの映画を知る上で重要な前知識になる。 1980年スペイン。主人公、新進気鋭の映画監督エンリケ(監督自信)の前に突如現われた神学校時代の旧友イグナシオは、脚本を持参した。恋しあいながらも二人を引き裂いた暗いできごと、それは神学校でのタブーを暴く、ストーリ−でもあった。 彼の突然の出現と自分のキャスティングへの要求にに戸惑うエンリケだったが、やがてイグナシオの隠された過去に足を踏み入れていくと、そこから男同士の 愛情と憎しみ、そして悲しみが入り混じった人間関係の始まりだった。。 サスペンス色も強いのだが、劇中劇の形で明るみになる、 マノロ神父が引き起こすタブー。 ここに焦点をあてたい。 この映画は、マノロ神父が象徴する旧体制・抑圧者の弾劾から始まるように思える。 忌まわしい事件が起こった時には少年だった二人は、お互いに成長し、 金を要求するということで復讐を果たし、力関係の変化を見せつける。 明らかにかつて自分を抑圧したものへの復讐は成功したかに思えるが、 エンリケも、イグナシオも、フアンも実は過去から逃れられない。 加害者であるマノロ牧師も同じく。 誰もが起点を同じくするその過去の亡霊に、つきまとわれているのだった。 エンディングでエンリケは言う。『彼はその頃の情熱を映画に傾け続けた』 根底にあるものは、アルモドバル監督の権威に対する不屈の精神。 あの経験で狂わされた運命を自覚しながらも突き進もう、という誓いだと、私には思えた。 恐らく、男性同士の関係に目がいくし、俳優の演技は見事だった。 しかし、根底にあるものは、時代や、権力の欺瞞といったさらにスケールの大きなもののようだ。 |