コナン・ドイルの事件簿 DVD-BOX ...

ハピネット・ピクチャーズ2005-10-28 - ハピネット・ピクチ... 価格 ¥ 17,000
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
コナン・ドイルの事件簿 DVD-BOX シャーロック・ホームズ誕生秘史

ハピネット・ピクチャーズ

価格(new/used): 17,000 円 / -- 円 より
発売日: (2005-10-28) アマゾン売上ランキング: 26697 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

コナン・ドイル、若き日の冒険
物語は後に生み出される『シャーロック・ホームズ』を下敷きにまだエディンバラ医科大学の学生だったアーサー・コナン・ドイルが変人教授Dr.ジョウゼフ・ベルと出会った事で、5つの怪事件に巻き込まれたり、不思議な体験をする連続ミステリーシリーズ。ただし、ヴィクトリア王朝時代のイギリスが抱えていた問題をこれでもかと詰め込んであり、ある意味では下になっているものを超えた感もあるかも。また、Dr.ベルがドイルの甥っ子に鹿撃ち帽を買ってやる微笑ましいシーン(これが後のシャーロックホームズのトレードマークとなるのは有名です)があったり、ドイルが診療報酬の事で悩んだり、また眼科医をやろうとして失敗したり等、かなり見応えのある話を盛り込んであります。
ベル博士をホームズに見立てたテレビ・オリジナルのドラマ。その出来は、本家を上回る
シャーロック・ホームズ物を読んだ人なら、ホームズのモデルが、作者コナン・ドイルの医学生時代の恩師ベル博士であることは周知の事実なのだが、この「コナン・ドイルの事件簿」は、ドイルが、ベル博士と手掛けた事件を回想するという設定で、ベル博士をホームズに見立てて描いたサスペンス・ミステリである。どこまでが事実で、どこからがフィクションかは不明だが、ドイルの私生活にまつわる暗いエピソードも、かなり色濃く描写されている。  

この物語のベースとなっているホームズ物は、近代ミステリの草創期に書かれた作品だけに、率直にいって、ミステリの初心者や、シャーロキアンと呼ばれる熱烈なホームズ・ファン以外の一般のミステリ・ファンが読んだ場合には、物足りなさを感じてしまう面があることは否めず、それは、原作にほぼ忠実に製作されたテレビ版とて、例外ではない。  

それに対し、この「コナン・ドイルの事件簿」は、時代設定こそホームズ物と同時代に置いているものの、脚本がテレビ・ドラマ用に書き下ろされたオリジナルのものであるだけに、内容的には、完全に現代のサスペンス・ミステリ物と同等のレベルにあり、本家のホームズ物より、はるかに緻密に構成されており、歴史的価値は別にして、テレビ・ドラマとしての見応えは、明らかに、本家を上回っている。  

シリーズ中では、鮮やかなどんでん返しの効いたミステリに、ドイルの淡く切ないロマンスを絡ませた第1話「ドクター・ベルの推理教室」と第2話「惨劇の森」、あまたのミステリ・ドラマの中でも、超一級品といっても過言ではないトリックの冴えを誇る第5話「暴かれた策略」が、特に秀逸な出来映えだ。  

ちなみに、第1話と第2話の脚本を担当しているデビッド・ピリーが、このシリーズを小説化しており、現在、テレビ版の第2話に相当する「患者の眼」が邦訳出版されているのだが、こちらの方も、なかなかの秀作だ。