炎628 [DVD]

アイ・ヴィ・シー2005-12-22 - アイ・ヴィ・シー 価格 ¥ 5,000
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
炎628 [DVD]

アイ・ヴィ・シー

価格(new/used): 5,000 円 / 4,980 円 より
発売日: (2005-12-22) アマゾン売上ランキング: 23473 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

ほんとうの戦争の姿があります
この映画にはほんとうの戦争の姿があります。ふつうの人々が戦場で狂気に染まり、通常なら絶対に犯すことのない虐殺を行ってしまう。映画の最後にドイツ軍将校が語る言葉やヒトラーの写真にこの映画のメッセージが込められています。戦争映画なのに鳥肌が立つほどの恐怖を感じ、心に重いものがのしかかってくる映画です。一緒に観た妻は体調の悪いときに観たくないというほど精神的に重い映画です。現在のCGを多用した映画では描きようがない映像のリアリティーに圧倒されるはずです。

この映画を観ることで、今年公開された「ヒトラー 最後の12日間」では描ききれなかった狂気が理解できます。合わせて観ることでをお勧めします。
ひとつの到達点に観る、戦争と平和の根源
タイトルの炎628とは、二次大戦中の独ソ戦において消滅した村の数を指す。単なる戦場映画では無いし、ありがちな反戦映画とするのにも疑問が残る。表層部を舐めるのではなく、その根源をえぐり出す徹底した破壊の描写力と、少年がヒトラーの肖像の中に見た『その姿』の迫力は、単に反戦映画として片付けるには重すぎるだろう。監督のクリモフは戦争の根源の正体を残酷なまでに鮮明に語り、数多くの人々と映画人が語り得なかった1つの到達点と答えを用意している。スピルバーグ程度の監督には描き出せない結末と、非情だが深淵な台詞が数多い本作品は一度は観る価値があるだろう。旧ソ連の厳しい検閲と対峙し、そのただ中から生まれた傑作といえる。モスクワ映画祭グランプリ作品。93点。