魚影の群れ [DVD]

松竹2005-09-28 - 松竹 価格 ¥ 3,591
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魚影の群れ [DVD]

松竹

価格(new/used): 3,591 円 / 4,300 円 より
発売日: (2005-09-28) アマゾン売上ランキング: 50610 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

作り手の気迫が伝わる傑作
緒方拳、夏目雅子、佐藤浩一という演技力ある俳優達がぶつかり合い、映画の本質を見せられるような素晴らしい作品です。
各々が演技を超え人物になりきっている様は見るものを圧倒させる力があり、心が騒ぐというか映像の中に自分が飲み込まれていくような気持ちになりました。とても満足できる逸品です。
“1シーン、1カット”、ここに極まれリ!!相米慎二の過激な傑作。
 徹頭徹尾、“1シーン、1カット”にこだわった、相米慎二の、80年代を代表する“過激”な傑作。これが、例えば、B・デパルマなら、流麗なカメラワークで、凝りに凝った“画”造りに固執する処であろうが、相米は、愚直な迄に、極力、カメラを固定し、ひたすら、生身の俳優たちを凝視し続ける。役者たちも、相米の剛速球勝負に、見事に応えた。恐らく、入念なリハーサルは行っているのであろうが、巻頭の、10分にも及ぶ長廻しが度肝を抜かれる、夏目雅子と、佐藤浩市の海辺のシーンは、砂浜の足跡の痕跡から見て、どう考えても、1テイクで撮りあげたとしか思えないし、緒形拳が、劇中初めてマグロを釣り上げるシーンは、正に、緒形本人が、マグロと、真剣に格闘しているのが、ひしひしと伝わってくる。雨の中、緒形が宿泊している旅館を、ふと見上げるその一瞬と、fuckシーンでしか、顔のクローズ・アップがない十朱幸代も熱演だが、何といっても、夏目雅子の存在感が、群を抜く。生きていれば、途方もない映画女優になったであろう彼女の名演と、こちらも若くして死んでしまった相米慎二の、映画的で刺激的な演出を、再確認して欲しい。