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トニー滝谷 プレミアム・エディション |
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トニー滝谷 プレミアム・エディションジェネオン エンタテインメント 価格(new/used): 4,241 円 / 3,300 円 より 発売日: (2005-09-22) アマゾン売上ランキング: 17717 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 27件 優しい雨のような映画。雨です、、なぜか自然に、、この映画を、、、部屋の大きな窓を開けて、、窓の近くで観ました。 今日はとても湿度が高く、でも涼しく、でも、涼しい中にも夏へ向かう力というか優しさがあり、 大粒の雨が沢山降っていて、雨音が庭の木やデッキにあたる音が、この映画のように心地良かったからです。 まるで、映画の空気感に包まれたような静かな優しい一日でした。 坂本龍一のピアノも今日の雨音に合い、ほんとに、映画の中に入ってしまったような感覚でした。 別にキリスト教徒ではありませんが、、ピアノ曲が、何故かアベマリアと聞こえます。 不思議な充実した一日をありがとう。 雨はまだ、やさしく、降り続けています。 今日の雨は、きっと育みの雨ですね、、、きっと、、、 トニー滝谷とあの女性も愛情を育みあうのでしょう。 このみがあるかも知れませんがかなり冒険的な作品だと思います。小説の世界を映像化する一つの実験のような感じもしました。宮沢りえは本当にすばらしい。セリフもシーンも多くはないけど、どんどん引き込まれていきます。イッセー尾形はもともとファンだったのですが、期待を裏切らず奥の深い表現を見事に演じています。 原作、映像、音楽、キャスト、演技、全て良いのに…。2007年に見た100本以上の中で、残念ながら私の中ではワーストに属します。まず、ナレーションの方の声が生理的に受け入れられず(ごめんなさい)、ときおり登場人物がナレーションを引き受ける部分は特に不快に感じました。メインキャストの二人はいずれも大好きな俳優だっただけに、余計に残念。原作も好きな作家なので期待したのですが…。 映画なのだからもっと映像で伝えて欲しかったし、それができる人材も揃っていたのではないかと思ってしまいます。村上春樹の「言語世界」を「映像化」することができず、結局ナレーションという「言葉」に頼ってしまっているのではないでしょうか。 この映画が気に入った方は、マルグリット・デュラスの映画『インディア・ソング』も見てみては。1975年の作品ですが、こちらのほうが徹し切れていたという印象があります。 孤独ゆえの喪失感ズルい映画だ。海外における評価も高く、おそらく夏目漱石や川端康成のように文学史において名を残すことになるであろう村上春樹大先生の短編が原作だけに、ストーリーに忠実どころか一字一句誤ることなく正確に模写された作品だからだ。今や村上春樹の解説本なるものも出回っており、かつてのゴダールのような扱いを受けている作家に挑む気概は、この市川準という監督にはなかったことがはっきりわかる。 西島俊彦のナレーションというか小説の朗読があくまでも主であり、映像はひたすら小説の流れに従うように控えめに映し出される。Tシャツのプリントから着想をえたという村上春樹の原作は、現代人の喪失感や孤独感に満ちてはいるが、主人公の生活は経済的に保証されており完璧に滅菌されている。そこには、背に腹は変えられぬ苦しみや人間臭さを感じることはできない。 現実から剥離した原作の一部を、登場人物のイッセー尾形や宮沢りえにそのまま読ませるような演出をしているが、それでは監督自身のこの原作に対する解釈が反映されないのは目に見えている。村上春樹の小説を好んで読む読者たちと作家との距離感はあまり違わない。 自分の領域にふみこまれたくないために、他人の領域もおかそうともしない現代人。作家が意図したのは、他人と積極的に関わろうとしないまさにその孤独感だったが、この市川準という監督にも、作家大先生の領域にふみこもうとしない現代病のもどかしさを感じなくはない。 原作の空気がとてもよく表現されていると思う小説を実写化あるいは漫画(アニメ)を実写化した作品をいくつか見てきたが ことごとく、原作を読んだときに自分の中に作られたイメージを壊してしまう結 果になって満足できたためしがなかった。 ところがこの作品は例外だ。原作がこんなに切なかったっけといい意味で振り 返るほど、作品の持つ空気が表現されていた。原作を読んでヒロイン役が宮沢り えだと思いつく洞察力が最もすごいと思うし、この役柄を違和感なく演じたりえ ちゃんも只者ではないと思った。 さらに、一つ一つの画面の構図やカメラのアングルにもすごく凝っており、せ りふやナレーション以外にも人物の描写や時の流れ、感情をうまく表現している ことに気づく。りえちゃんの足(首)が美しいのも印象的だ。 村上春樹氏の作品ほどニュアンスの表現が難しいものもなかなかないのではな いかと思うが、原作をこえる実写表現があったことが本当に驚きだった。大好き な作品になりました。 |