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ロスト・メモリーズ [DVD] |
| ワーナー・ホーム・ビデオ2005-07-29 - ワーナー・ホーム・... 価格 ¥ 998 | |
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ロスト・メモリーズ [DVD]ワーナー・ホーム・ビデオ 価格(new/used): 998 円 / 560 円 より 発売日: (2005-07-29) アマゾン売上ランキング: 81366 位 DVD / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 9件 韓国映画の成熟を示す奇抜な設定のSFアクション。 SF映画として成功しているとは言えないが、 こういう映画をつくったということ自体が驚き! 「不逞鮮人」という、韓国人にとっては聞きたくもない言葉を登場させ、 主人公を朝鮮系日本人という位置づけにする大胆さ。 韓国映画の成熟を感じさせる。 私には面白かった。 多大なる「ポイント・オブ・ノー・リターン」の最小公倍数?僕は歴史を専攻したものである。「歴史の”if”はタブー」と耳にすることがが多いが、研究対象を起点として「パラレル・ワールド」を想像しないと研究なんでできないものである。 歴史学者を悩ませる「ポイント・オブ・ノー・リターン」を伊藤博文暗殺事件において、2009年までのイマジネーションを映画作品として凝縮する…。そんなことでけへんやろうと先入観を持った作品であったが、充分に楽しめる傑作だった。 また、日系警察官がソウルならぬ京城で日本家屋に和服で生活する。仮に第二次大戦で連合軍であろうが、枢軸軍であろうが日本が戦勝国となっていたら、GHQ支配がなかったことになり、荒唐無稽な時代考証(?)ではないだろう。 ただ、純粋に映画作品として鑑賞するとしたら難解な作品である。努力は感じるが、やはり韓国人俳優の日本語が聞きとりにくく劇場で鑑賞した方は大変だったに違いない。 最後に歴史学者として時代考証を解説する。 この映画について「反日作品」として「『日韓併合反対(?)』の伊藤博文が生存したら、こんな、2009年になるはずがない」という意見があることを事前に聞いていた。 しかし、この映画は伊藤博文の生死が「歴史の分かれ目」としていない。安重根による伊藤博文暗殺を阻止した人物が未来からやってきた「歴史を知る人物」であり、その後の権力者となったことが重要な問題なのである。 また、「朝鮮人」による暗殺未遂を知ったら伊藤博文の対「朝鮮人」感情も変化しただろう。 史実では、伊藤博文は死の直前に安重根の素性の報告を受けて 「馬鹿な奴だ」 と、言い残しているのである。 やはり、日本人は未だ未だ東アジア近代史の勉強が足りないなあと感じた。 もしも伊藤博文が暗殺されていなかったら?朝鮮は日本に併合されたままで、第二次世界大戦にも勝ってしまって、原爆はベルリンに落ちていて、そしてソウルは京城のまま、2009年!近未来なのに日本文化に誇りを持ち続ける日本人は着物を着て、純和風の家に住み、「不令鮮人」(この言葉自体、実はこの映画で知った)を弾圧する…という、実にハチャメチャな設定にもかかわらず、SFということで考証が大部許されたためか、映画として十分見ごたえもあるし、面白かったです。実際にこうなっていたら日本は「不令鮮人」テロに間違いなく悩まされたと思うので、そういう意味では敗戦してよかったのかも(??)と高度成長期に生まれた筆者は思ったりします。まあ、伊藤の暗殺がなかったとしても、こんな状況って多分ありえない話なんですけど…。後半の西郷と坂本の「日本人」と「朝鮮人」の対比的なシーンがとくに好きです。チャン・ドンゴンの日本語も努力賞ですね。脚本がこなれているせいか、「力道山」の日本語よりも聞き取りやすかったと思います。しかし、映画上の本当の「史実」では2008年に韓国と北朝鮮が統一されることになっている!?それって来年では? なにより、韓国人がこういう映画を作ったと言うことが興味深い。日本の「ホテルビーナス」を韓国で上演するのに近い違和感がありますね。韓国でどのように受け止められたのか、興味深いです。日本人の中にはこの映画に不快感を覚える人もいるかもしれませんが、お互いに戦争は過去のことになりつつあるというのがこの映画の意図ではないでしょうか。私はそれほど違和感なく見ることができました。チャン・ドンゴンと中村トオルも二人ともかっこよかったし。 日韓イイ男対決いわゆる”パラレルワールド”もので、ifもしも・・・というストーリー。原作者にネタ盗用で訴えられたというニュースが流れた意欲作。 正直、野心的な設定と、チャン・ドンゴン&仲村トオルの日韓イイ男を眺めること以外、特に見るべきものがあるわけではない。 しかし、こういうセンシティブな題材で映画を製作できるところまで、韓国の対日感情は成熟・多極化してきているような気もするし、そんな政治的なことを考えなくても、時にこんな映画も公開&DVD発売されるようになった事は喜ばしい。他の国の映画と同じで、例え、見た映画が、玉石混淆の「石」だったからといって、怒るほどでもないような気がする。 韓国映画お得意のスローモーション&雨のシーン等、ビジュアルの美しさは健在。 手負いのチャン・ドンゴンと非情な仲村トオルのカッコ良さに、大甘で4つ星。 もうひとつの韓国と日本を描いた良作「もし伊藤博文が死なず、大戦で日本が勝利したら」という 日本でも韓国でも非難されがちなタブーを、 SFアクションという形で作り上げた好作品。 この手のSFアクションは、設定に重点を置いて、 背景や思想を曖昧にし、ド派手に仕上げてしまいがちだが、 その逆をいい意味で作り上げているのが印象的だった。 こういった未来であれば、という想像に難くない 韓国国民のテロや大日本帝国の景色、 日本人のあり方などが出来上がっている。 唯一、クライマックスのまとめあげ方が残念だった。 より叩かれる作品であったなら、 よりいい作品になったのではないかと思う。 |