ハイフェッツ・オン・TV(完全版) [D...

BMG JAPAN2005-06-22 - BMG JAPAN 価格 ¥ 3,557
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
ハイフェッツ・オン・TV(完全版) [DVD]

BMG JAPAN

価格(new/used): 3,557 円 / -- 円 より
発売日: (2005-06-22) アマゾン売上ランキング: 11140 位
DVD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. ハフナー・セレナード ~ ロンド
  2. 3つのオレンジへの恋 ~ 行進曲
  3. 亜麻色の髪の乙女
  4. ひなぎく Op.38-3
  5. 歌劇 「ポーギーとベス」 ~ そんなことはどうでもいいさ
  6. 無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ~ シャコンヌ
  7. スコットランド幻想曲 Op.46 I.Introduction : Grave ; Adagio cantabile
  8. スコットランド幻想曲 Op.46 II.Schrzo : Allegro ; Adagio
  9. スコットランド幻想曲 Op.46 III.Andante sostenuto
  10. スコットランド幻想曲 Op.46 IV.Finale : Allegro guerriero
  11. ハフナー・セレナード ~ ロンド
  12. 3つのオレンジへの恋 ~ 行進曲
  13. 亜麻色の髪の乙女
  14. ひなぎく Op.38-3
  15. 歌劇 「ポーギーとベス」 ~ そんなことはどうでもいいさ
  16. 無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ~ シャコンヌ
  17. スコットランド幻想曲 Op.46 I.Introduction : Grave ; Adagio cantabile
  18. スコットランド幻想曲 Op.46 II.Scherzo : Allegro ; Adagio
  19. スコットランド幻想曲 Op.46 III.Andante sostenuto
  20. スコットランド幻想曲 Op.46 IV.Finale : Allegro guerriero
  21. ホラ・スタッカート
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

輸入版がお勧め
 1971年に制作されたハイフェッツのドキュメンタリーフィルムです。画質は製作された年代を考慮すると良好です。音声は2チャンネル・ドルビーステレオのみで、5.1チャンネル・ドルビーサラウンドも、DTSもありません。
 コンサートやレコーディング風景に加え、彼の趣味や若いバイオリニストに教える姿なども紹介されています。
 収録曲は
・モーツァルト:ロンド(ハフナー・セレナードより)
・プロコフィエフ:行進曲(3つのオレンジへの恋より)
・ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
・ラフマニノフ:ひなぎく
・ガーシュイン:そんなことはどうでもいいさ(ポーギーとベスより)
・バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より)
・ブルッフ:スコットランド幻想曲

 ハイフェッツの晩年を映像と音楽で知ることできる数少ない資料ですが、日本版はまだまだ高価なので4つ星です。
 同じDVDの輸入版(ASIN: B00064K2SK)はリージョンフリーで日本のDVDプレーヤー(Region 2)でも問題なくかかります。さらに嬉しいことに日本語の字幕までついて価格は国内版の2/3以下です。
最高のシャコンヌ
私が一番気に入っている「シャコンヌ」の演奏は、シェリングの録音とこのDVDに収録されているハイフェッツのものです。
シャコンヌのためだけでも買いですが、CDも付いてるので文句がつけられません。
老いの悲しみ
正直この晩年のハイフェッツには衰えが目立ち、演奏も今ひとつです。
完璧なスキルを持ってこそ可能であった彼の芸術スタイルを老いたこの時点でも続けており痛々しい限りです。
技術的衰えを逆手にとり、ヨガを学び瞑想的芸術表現へと昇華させることに成功した晩年のメニューインとは対照的です。
その歯痒さは本人が一番感じているはずです。それを悟られまいと澄ました顔ではありますが演奏にかつての求心力が無いのは明らかです。
これは資料的価値と割り切って見るべきと考えます。
動くハイフェッツ!
私は、クラシック・ファンではありません。
でも、ハイフェッツが大好きです。

彼の音楽がもたらす高揚感や陶酔は、まるでテクノのそれに似て、問答無用、理屈ぬき、脳と身体に直接訴えかけて、じっとしていられなくなります。

正確無比と称される彼の音楽。でもライブ映像を見ると、演奏中に起こるわずかなブレや揺らぎに気づきます。だけど、だからこそ、彼の「完璧」さがよりエキサイティングに聴くもの(観るもの)に迫るのではないでしょうか?録音では削られてしまうこの「揺らぎ」の効果を、映像で感じることができたことは大きな喜びでした。

孤高の演奏家と言われるハイフェッツ。眉間にしわを寄せ、渋い表情で淡々と演奏する彼の姿。いったいどこに、聴くものをこれほど熱狂させる力を秘めているのでしょうか?彼の音楽は「孤高」ではありません。彼の音楽は常に聴衆に大きく開かれ、聴衆を招いています。

彼の音楽は、まさに美の体現。美とはこうあるべきだ、といつも教えてくれます。彼をライブで見る機会が永久にないことが私の不運ですが、このDVDで動くハイフェッツを見ることができたのは、この上ない幸運でした。

「ハイフェッツがカーネギーホールでコンサートをする、それが芸術だ」---ウッディ・アレン(『さよならさよなら、ハリウッド』より)