交響詩篇エウレカセブン 1 [DVD]

バンダイビジュアル2005-07-22 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 1,460
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交響詩篇エウレカセブン 1 [DVD]

バンダイビジュアル

価格(new/used): 1,460 円 / 500 円 より
発売日: (2005-07-22) アマゾン売上ランキング: 8403 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 73件

最初はなにも知らなかった。
オマージュやら、なになにの名前からきてるとかいうことが、
作品としての面白さに一役かっています。
すべてをひっくるめて、エウレカセヴンらしさになっています。
こういう所は、他の作品にもいえることですね。

イラストの表現力がとてもいい。音楽もなかなか。
ストーリーの現実味が強いのも、らしさです。
リフ、トラパー、LFOなどなど、SFロボアニメとして楽しめます。
そして何より、人間ドラマ。
エウレカセヴンを見終わった時、
終わった寂しさと、完結の心地よさがありました!

DVDの購入となると、高いですが僕は何回も見たくなりました
のてすでに購入済みです。
購入の検討は、レンタルして、何話か見てからの方がいいですよ。
好き嫌いは当然あると思いますが、見ず嫌いをするには、
もったいない作品です。
世界を救ってうんぬんかんぬん
作画はよし、やや少なめですが戦闘シーンもよし、全体に漂うライトな雰囲気もよし、キャラクターにも魅力があります。

が、しかし、まず第一に言いたいことは中だるみが非常に激しいこと。
ストーリーがなかなか進みません。三歩進んで二歩下がるを延々やってるような雰囲気です。
DVDでまとめて見るならさほど気にはならないかもしれませんが、テレビで毎週見てた人はイライラしてたかもしれませんね。

第二に、タイトルにも書いてますけど、このアニメの最終的な目的がまたしても世界を救うことになることですかね。
ガンダムSEEDあたりで食傷気味というか、また世界かよって気分になるというか、中二病って言うんですかねこういうの。
好きな人は好きでしょうけど、嫌いな人はとことん嫌いなんですよねこういうタイプ。
で、私は基本的にこういうストーリーは嫌いです。

不真面目モードというか、チャラけたストーリーを展開してる時は普通に面白いです。
ですが、真面目モードになって、世界を救ってどーのこーのと言い出したとたんにつまらなくなってしまいました。
この二つを足して2で割って星3つということで
誠意を感じる
普段は実写映画ばかりを観ている僕ですが、これにはやられました。

正直、「次までを埋めるための暇つぶし」にしか思えない、ある種露悪的なまでに性的扇情装置となって商業主義に徹している最近のアニメシーンに失望してました。そして、それに踊らされてる人達にもまた失望してました。
でも、やっぱりそういうムードにアンチを突きつける人達っているんですね?
ハッキリ言って対象年齢は高めだと思います。
けれど、逆説的に大人が楽しめる作品だとも言えるでしょう。

50話もの話数に最初はとまどったけど、やっぱりそれだけかけなきゃいけなかったんだろうなと実感させられる、そういう力を持った作品です。

物語的方法論について賛否両論あるようですが、少年の視点から見渡す世界は観る者に対して、作品中に提示される問題をダイレクトに感じさせてくれる点で非常に素晴らしいと思いました。

また、下の方がおっしゃっているサブカルの知識を一種のファッションとしてひけらかしているという点について。
確かにエピソード毎のタイトルには若干の気恥ずかしさを感じなくも無いですが、他はコノテーションとしての許容範囲内ではないかと思います。
逆に、例えばカメラと「場の記憶」や金枝篇などは非常に物語り自体に有効だったと言えるのではないでしょうか?
そういうものを作品に籠められずにはいられない製作側の熱意に好感がもてるか、もしくわ鬱陶しく感じるかの差でしょう。

何はともあれ久しぶりに作家性のある作品に出会えたなと嬉しくなっちゃいました。
あ、っていうか、そもそも萌えキャラとかそういうオモチャは、作家性とは正反対に位置してますもんね。
記号的な格好良さ
まず、このアニメの装飾的な部分に一言。
サーフィン、洋楽、レイブ、DJ、グラフィティ等々、
「俺はアニメオタクだけど、こういう格好良いカルチャーにも精通してるわけよ?」
とでも言わんばかりに不必要なまでにアニメに組み込まれる記号的な格好良さ。
なぜ急にターンテーブルを担いできてレイブをやるの?
なぜ空を飛べるロボットが劇中にででてくるのに、どの機体もサーフィンしてるの?
なぜサーフィンチャンプが特殊部隊出身なの?
そんなシーンばかりで、正直見ていて吐き気がしてきた。
何よりきつかったのが、物語とリンクしないミュージシャンの曲を拝借したタイトル群。こういうのってほんの少しやるくらいならいいんだけど、毎回毎回やられると、制作者の独りよがりな趣味話を聞かされているようで嫌になる。とりあえず必然性のない引用はただのひけらかしにしかならないということをわかって欲しい。というか、中高校生じゃないんだから、大の大人が公共の電波を使ってそういうこと得々としないでよと。そういうのは学校の机でやればいいじゃない。シャーペンでさ、そうそ、みんなに見えるように描くの。「Primal Scream」って、美術の授業で学んだ字体でさ。そういうマニアック(笑なアーティストを知ってるクラスメートってそんなにいないからね、格好いいよね?(ちょっと音楽聞いてる人間には常識だけどさ。)

あとは登場人物。これも問題ありあり。
不必要に多い主人公の仲間達、これはなんだったのだろう。一度も日の目を見ずに終わったキャラまで出てくる始末。しかもスポットライトを当てられたキャラクターにしても、どいつもこいつも馬鹿ばかりで感情移入ができない。総じて軽薄な若者という感じで、とてもじゃないが戦争やってる人間にはみえないことに興ざめ。特に主人公は馬鹿アニメにありがちな、恋まっしぐらなキャラクターでもうだめだコレ、って感じでした。描かれた様が、主人公の成長というより主体性のないガキがどんどん盛り付いて必然、とんでもない馬鹿ができましたという感じ。感動も何もあったもんじゃあない。あとヒロイン、バイファムのカチュアとエヴァの綾波レイを足したような感じで。手抜きしすぎでしょうと、ヒロインなのに。つーか髪の色くらい変えろっての。ああ、オマージュ?そうなんですが。
それと肝心のストーリー、広げすぎた伏線が回収しきれていません。意味のわからない固有名詞があまりにも多く、正直ついて行けませんでした。このアニメは難解すぎて僕のような馬鹿には向いていないって?そら失礼しました。

とまあ、どうしようもない作品でした。勘違い野郎がアニメを格好良く作りました、という感じです。僕は今までアニメをみてきて、今作ほどに時間の浪費を惜しんだことはありません。
1万年たっても
少年は悩み、恋をし、やがて巣立っていく。
一見、かなり荒唐無稽な世界だが、緻密な設定と生き生きとした登場人物達にエウレカの世界にのめり込ませられてしまう。SFとしても1級の作品。
聞くだけでワクワクするようなすばらしいネーミングの固有名詞群や音楽も作品の質を高めている。
「アトム」から「エヴァ」の時代を生きてきて、遂にココまできたかという感じ。ノルブ世代(40代以上)にもお勧めします。