サスペリア PART2 / 紅い深淵 完...

紀伊國屋書店2005-07-23 - 紀伊國屋書店 価格 ¥ 3,416
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サスペリア PART2 / 紅い深淵 完全版+公開版 [DVD]

紀伊國屋書店

価格(new/used): 3,416 円 / 2,899 円 より
発売日: (2005-07-23) アマゾン売上ランキング: 7257 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 12件

映画界のプリンシパル
素晴らしい!!
あの、皮の手袋。ゴブリンの音楽。暗すぎる映像。
Viva!!アルジェント★
なぜか後をひくのだが...
ダリオ・アルジェントが「サスペリア」の前に作ったホラーというよりサスペンスの作品。アルジェントはイタリアではサスペンスの監督として名前が通っていたらしいが、サスペンス映画としてはお世辞にも一流とはいえない(二流の出来だとおもう)。でもなぜか、後をひくのが不思議だ。サスペンスの面でいうと、あのような凄惨な殺し方をしなければならないのか、2番目の幽霊屋敷の本の作者をわざわざ殺す理由は何だったのか(本は世に出ているのだから殺してもしかたがないのでは)、ダイング・メッセージの内容は何だったのかなどが全く語られていない。まるで殺人を断続的に見せられているだけで、殺人の関連性が希薄なところが難点。サスペンスとしては、一番初めに主人公が気にかけた絵の謎に焦点をあてた展開にした方が面白かったのではなどと思ってしまう。
しかし、この映画が後をひくのは単なるサスペンスではない。まず第一にゴブリンの音楽。「PROFONDO ROSSO」がデビューの彼等の曲は耳に残って忘れられない。そして、アルジェントの映像表現。殺人の美学ではなく、バスルームの湯気で現れたり消えたりするダイング・メッセージや主人公と友人カルロが歩く背景に等間隔にたたずむ無機質的な人物(このカルロの愛人の家からの帰りのシーンは最も好きだ)、殺人の前に写るビー玉や人形の小道具などが何ともいえず魅力的。音楽とアルジェントの映像表現が絶妙にマッチしているところが後をひく理由かもしれない。
サスペンスとして真剣に観るより、アルジェントの映像美学の片鱗とゴブリンの音楽を堪能するつもりでみるとなかなか良いかも。
完全版より公開版のほうが話が締まっていて良いです。


鬼才アルジェントの最高傑作!子供の歌,カラクリ人形がトラウマ必至,冒頭のトリックが秀逸!
イタリアの鬼才ダリオ・アルジェントによる、ホラーテイストの傑作サスペンス・スリラー。
実は「サスペリア」とは無関係。そのヒットから同じ監督の旧作品に「2」の邦題をつけたのは有名ですが、「サスペリア」より傑作です。

とにかく開巻早々の「子供の歌」と、そのシークエンスが強烈に印象的で、物語の重要なポイント。
日本映画『着信アリ』ではこれをリスペクトして、同様のコーラスを効果的に使っていました。
ストーリーは連続猟奇殺人を描くスリラーで、シャワールームのダイイングメッセージなども効いていますが、
最大のポイント、ラストに明かされる冒頭のトリック(というかオチというか…)に唸りました。
非常に独創的で語り草になっています。誰もが、もう一度必ず見直してチェックします。
(アルジェントの「トラウマ」のトリックもシンプルで独創的ですが。)
また、殺人シーンや小道具などの細部へのこだわりがいい。
前述の子供の歌以外にも、あるシーンでこっちに走ってくるカラクリ人形が不気味でトラウマ必至。
唐突な出現、奇妙な笑い声、あの微妙に不安定な走り方がたまらない。
全体のカラーがイタリア映画らしいのですが、昔見た印象よりも映像が非常にクリアで、印象がかなり変わりました。
主演は、デビッド・ヘミングス(私にとっては「ジャガーノート」の。)が、イギリスから来ているジャズピアニスト役。
共演の女記者とのからみがコミカルで微笑ましい。
本作でデビューしたロックグループ「ゴブリン」の独特の音楽も印象的。
DVD発売時のタイトルは「サスペリアPART2/紅い深淵」に改題され、106分劇場公開版と126分完全版を収録。
完全版について
効果や演出、小道具の使い方がうまいと感心してしまう映画です。特に赤の使い方が上手だと思います。
公開版と完全版、セットで入っているので、両方見たのですが、完全版はとても長いです。
このシーンの背景にはこんな事が、とか主人公とヒロインはこういう関係なのね、と確認できるのが利点ですが
事件と関係ないシーンが多かったり、ちょっと話のテンポが悪いです。
私は公開版だけでいいように思えました。
この映画がとてもお好きな方には、一度完全版を見ると楽しめる内容かな、と思いました。
ダリオのイメージ世界に惹かれるなら。。。
サイコパスや、トラウマを扱った作品だったら、ヒッチコックの『サイコ』『フレンジー』、ウィリアム・ワイラーの『コレクター』の方がよっぽど不気味で怖いし、奥が深い(だからダリオが一部のマニア受けなのだろう)。でも、オカルトだろうが、サイコサスペンスだろうが、トラウマだろうが、ダリオの80年代の安っぽいようなちょっとぎらぎらしたカラーセロハンのようなビジュアル世界とぎらぎらした音楽に妙にメルヘンチックな音楽でのトラウマ回想シーンとか好きならいけるかもしれません。サスペンスとしてあまり細かくこだわらない方がいいかも(イタリア人は家にかぎ掛けないのかとか、あの人形をどうやって運んだんだろうとか)あくまでも、イメージ世界です。惨劇美女の扱いもグロイ割りには、ヒッチコックに比べると、私はべたべたしてなくていいです(インテリ女優二コロディと仲がいいからかな)