ムーンライト・ジェリーフィッシュ 完全版

ポニーキャニオン2005-04-20 - ポニーキャニオン 価格 ¥ 3,145
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ムーンライト・ジェリーフィッシュ 完全版

ポニーキャニオン

価格(new/used): 3,145 円 / 2,701 円 より
発売日: (2005-04-20) アマゾン売上ランキング: 38931 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 12件

心に残ります。
「キレイ」な脚本なのですが、観終わったあとに心に残るものがあります。

セイジがケイコを抱く展開には「ん?」と思いますが、
あたたかい兄弟愛を描いている部分や作品全体の雰囲気など素敵なところは沢山あります。
邦画の持つ雰囲気、イメージと作品の色遣いや展開がマッチしていたと感じました。

セイジ役の藤原さんの演技はもちろん素晴らしく、
ミチオ役の木村さんは難しい役をしっかり演じられていましたし、
ケイコ役の岡本さんは特別うまいというわけではありませんでしたが、透明感のある演技でした。

私が最近観た映画の中では一押しです。
邦画好きの方なら観て損はないと思います。

藤原さん好きの方にはたまらないシーンもありますよ!
感動的なんですが・・・・
惜しいですね、この映画。すごいいい話なのにどうしても泣けないんです。ヒロインが堀北真希みたいな上手い人だったら、どんなに良かったことでしょう。普段演劇見てるような人は腹が立つかもしれないのであまりおすすめできません。ただし、藤原竜也が好きな人は楽しめると思います。
お話は「ギルバート・グレイプ」をダークで日本的にしたような感じです。セイジ(藤原竜也)は、難病の弟(木村了)のために夜の世界で生きる青年です。彼は毎日、夜起きると、ぬいぐるみを片付け、食事を作り、弟を起こしてフルーツを食べさせ、絵本を読んでやって寝かしつけると、歌舞伎町に出かけます。よその組との揉め事で、銃口を頭に突きつけられても筋を通してくれと要求するセイジに相手も出すものを出してきます。組長の信頼を得て出世も順調ですが、マンションに帰れば弟の事でマンションの住人たちに苦情を言われて頭を下げるしかありません。始終世間に気を使い、病院でも丁寧語で静かな声で話すセイジが痛々しいです。ホテルに弟を寝かせて仕事をして帰ると、弟が火遊びでスプリンクラーを作動させて部屋を水浸しにしています。謝罪して組で管理している建物の地下室に落ち着くと、さすがの彼も泣けてきます。弟は三十までしか生きられないし、病気は進行していくし、金が必要だからヤクザはやめられない。でも周囲がきな臭くなってきて弟に危険が迫ってくるし、組長にはお前だけが頼りだと言われ、悩んだ末に弟を施設に預けます。出口のない暮らしに疲れているセイジの苦悩が淡々としているだけに胸に迫りました。この展開で泣けないなんて、残念です。
岡本綾が最後
今回の映画ムーンライトジェリーフィッシュはなんといっても岡本綾のかわいさと演技力素晴らしかった私はこの映画を見て岡本綾さんの事を好きになりましたしかし残念ながらもう岡本綾さんは 芸能会を引退しているのでもう二度と あの素晴らしさ演技を見れなくなると 思うと悲しくなります あとはまぁ 木村了くんが素晴らしかった
悲劇の中のファンタジー。
テーマはとてもブラックなはずなのに、なぜかこの映画には悲劇の中に不思議なファンタジーがある。

それも、藤原竜也さんの演技力のせいでしょうか。
共演の木村了さんも、「難病を抱えた青年」という難しい役柄を見事に演じきっていて、この映画の世界観にすぐに惹きこまれました。

苦悩の日々を送りながら、すがるものが何一つなく、ただ自分の目に映るのは夜の世界と、難病を抱えた弟:ミチオだけ。

そんな折、主人公:セイジの前に一人の女性が現れた事がきっかけとなり、徐々に自分の生きる道を模索し始める・・。

シナリオも構成も文句なしに良かったです。
悲劇なのに、悲劇というだけの作品に終わっていない事も、この作品の良さでしょう。

ただ、ストーリーの進行過程でややはしょってしまっているな、と思った箇所があった事と、主演の二人(藤原竜也・木村了)の演技力のせいなのか(?)、ヒロインの岡本綾さんの演技がややぎこちなく、他の二人に食われ気味だったかなと感じました。
というわけで、☆四つにしました。
藤原竜也の眼力に注目
藤原竜也とはなんて才能あり魅力的な役者だろうと思う。今作も組員なのに組員らしくないのがいい。そしてその演じ方も自然だ。叫んだり葛藤したりする様子はドラマのタレントがよくする、あたりちらしたり騒ぎガナるだけのものではなく、そんなセリフや演技をしているというより、空の状態から完全なるオリジナリティをインンプロヴィゼーションでOUTPUTしているようだ。

昨今の感動映画やドラマには、画一的に作り出された構成、例えば安易に障害そのものや、死を売りにしてお涙頂戴するような安物バーゲンセールが多い。
だが、本当の感動というのは障害や死の恐怖を乗り越え、淡々と生きる姿、或いはそれをテーマとして見せず、変に泣いたり悲しんだりせず、それと闘う中に生まれる日常的な笑顔や内に隠した反骨心を描くところに生れる。そして現実の世界ではそういう人は多くいる。フィクションが現実に勝るには、そのリアリズムを追わなければならない。
今作は果してどうだったか。それは個人個人の感想によるもの。ここではただ、藤原竜也が光っていたことだけは確かだと、しっかり伝えておきたい。