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シャーロック・ホームズの冒険 完全版 Vol.22 [DVD]ハピネット・ピクチャーズ 価格(new/used): 3,220 円 / -- 円 より 発売日: (2004-12-21) アマゾン売上ランキング: 89524 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件 「赤い輪」「ボール箱」・・・・映像化として適切な改編「赤い輪」は、原題は、「Red Circle」第四短編集「最後の挨拶」の3番目、通算39作である。延原訳でも同じである。 最初は、乗り気でなかったホームズが次第に材料が集まって乗り出していくところは、原作のとおりである。イタリアマフィアを連想させる組織に狙われる夫婦の救援に勤めるわけであるが、結果としてイタリア人一人が死亡する。原作とこの作品ではこの事実に対するホームズの反応は正反対である。この作品のほうが人間味があるともいえるが。 相変わらず、この作品でもスコットランドヤードのグレグスン警部の出番がカットされている。 なぜか分からない。そういう点は別にして、基本的には、原作を比較的忠実に再現しているといえるだろう。 「ボール箱」は、原題は、「Cardboard Box」、第四短編集「最後の挨拶」の2番目、通算38作である。邦題は延原訳と同じである。 さて、この作品は、原作では夏の事件となっているのにクリスマスの事件として製作されている。これは、おそらくクリスマスプレゼントとして題名の物体が届くという演出なのかもしれない。 原作では、犯人の殺害方法などについては、本人の長い(文庫本で10ページ近い)供述書による説明で表現されているが、この作品では、映像の表現として犯人の幻想として描かれている。この方が、映像の演出として妥当であるのは言うまでもない。 この二つの作品の原作への改編は、極めて見事で賞賛されるべきものであると思う。 |