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カンゾー先生
東映ビデオ
価格(new/used):
4,053 円 /
3,507 円 より
発売日:
(2004-05-21)
アマゾン売上ランキング:
16725 位 DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 11件
NO.111「か」のつく元気になった邦画2
<元気コメント>
生と性。
人にとってはいずれもかけがえがない。
(走り回る医者カンゾー先生とそれを囲む一筋縄ではいかない登場人物たち:世良公則=モルヒネ中毒の外科医、唐十郎=生臭坊主、松坂慶子=料亭の後家、麻生久美子=売春看護婦ソノ子)
懐かしい“重喜劇”のにおいがー
路地を疾走しまくる初老の医者、淫売、アル中の坊さん、モルヒネ中毒の医者―本人たちは必死でも、どこか笑いを誘うキャラ達―。 ちょっと軽めだけど、今平監督の出発点、“豚と軍艦”あるいは“にあんちゃん”を髣髴とさせる、あの重喜劇が帰ってきたーと言う思いがこみ上げてしまいました。 思えば“神々の深き欲望”以降の今村昌平は、実証主義にこだわるあまり、こういった、庶民のおおらかさをのびのびと謳いあげる作風から遠ざかっていたと思います。 女のモンペを旗にして去っていく鯨も大笑いです。 “うなぎ”で2度目のカンヌ・グランプリを受賞し、名実ともに世界の巨匠となった今平さんがリラックスして作った快作―と言う感じです。
“お前は激しい女じゃのう” “サヨナラだけが人生だ” “うちはバクテリア(つまり人間というよりは生物)じゃけん”などなど、まさに今村昌平の軌跡そのままの名セリフが出てきます。 さらには原爆のきのこ雲まで―。 これはまさに今村昌平大全集といった感じの作品でした。
元気の出る映画!
昭和20年の混沌とした時代背景の中で軽妙に人間模様が展開されていく… 際立っているのが何といっても体当たりで頑張った麻生久美子ちゃんの演技でしょう♪ 卑猥ではないのにエロチックな場面が、そこかしこに散りばめられていて素晴らしい作品に仕上がっています。人情味あふれる内容の中にピリッと効かせたスパイスのような麻生久美子ちゃんのHなシーン! 理屈ぬきで楽しめます♪ ぜひ、ご覧になって下さい。
とやかく言わず・・・麻生久美子
この作品自体ももちろんすばらしいが、なんと言っても麻生久美子ちゃんの裸が売りである。
その若い乳房と、もう少しでヘアーが見えそうな裸の下半身。それが作品を締まったものにしている。奥菜恵レベルではこうはいかない。
美しい瀬戸内の光景は生命力の象徴か
映画「楢山節考」を観て、今村昌平監督作品は過度な現実描写が多いと思っていた。本作ではこの印象がなりを潜める。
この作品は美しい映像と官能的なエロスが特徴だ。前者は瀬戸内(岡山)の光景であるし、後者は主演女優の描写だ。
舞台は第二次世界大戦末期の瀬戸内であり、人々の生活に溶け込んだ瀬戸内と、様々な色を見せる自然としての瀬戸内の両面を映像として映し出す。また、官能的な映像もあるが、必要以上に過激なものではない。とても綺麗なものだ。(ただ、家族で観る映画では無いと思うが。。)
一方で、主人公の開業医の生き様も良く描写されている。戦争中ということもあり、肉親と離れ離れに暮らす寂しさ、さらには、日々接する患者達の生死を含めた人間模様がそこにはある。生命を意識しながら、現実的に生きる様には、文字どおり「生命力」を感じる。官能的なシーンが多く登場することは、「生命力」を追い求めた結果なのかもしれない。
総評すると、力強い作品だと言える。「生きることの尊さ」と、生き物の持つ「生きようとする力」を認識できる。この映画のテーマは「生きること」である。
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