花とアリス 特別版

アミューズソフトエンタテインメント2004-10-08 - アミューズソフトエ... 価格 ¥ 5,231
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花とアリス 特別版

アミューズソフトエンタテインメント

価格(new/used): 5,231 円 / 4,280 円 より
発売日: (2004-10-08) アマゾン売上ランキング: 3874 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 94件

少女を卒業してしまった大人の女−広末涼子
蒼井優ちゃんと鈴木杏ちゃんの瑞々しさ。
それは皆さんが既にレビューで書かれている通りでした。
そんな瑞々しい季節は女性であれば誰しもがかつて持っていたはずの季節です。
でも大人になり、みんなそんな季節のことは遠い過去になっていってしまう。だからこそキラキラと美しく壊れやすく、また人によってはただ綺麗なだけではない、無力なだけに独特の苦しさに満ちた季節であるとも言えます(花とアリスの家庭環境も決して幸せなものとのは設定されていないようですし・・・)。
その儚さを封じ込めた作品に思えました。
レビューが多すぎて全部見ていないのですが、広末涼子さんが最後に大人の女の象徴であるかのように出ているのはかなり意図的に思えました。純粋にクルクルと舞うアリスと、現実感あふれた広末さん演じるキャリアウーマンの携帯での会話がとても対照的に浮き出されていたように思います。
でもそのキャリアウーマンの彼女にもかつては今のアリスのような季節があったのだと、忘れてしまったかつての、少女の頃の自分を大切に思いかえしたくなるような作品だと思いました。


シーンひとつひとつが写真みたいですね
一番好きな邦画です。

簡単にいえば、親友の"アリス"と"花"が一人の"先輩"を取り合う(…という表現はあまりしっくりこないかな;)物語……&そいつらを取り巻く日常。

何と言っても、この映画で光ってるのは蒼井優さんですね。
自然体の演技が素晴らしく、いつの間にかその魅力に取り付かれていました。

どのシーンでも、彼女の姿を目で追ってしまう……"アリス"の容姿だけでなく、心の綺麗さにキュン、と胸が響くような、ちょっぴり切ない映画。

淡々と進んでゆく毎日が、高校時代を思い出させてくれます。忙しい学生さんにこそ見てほしい映画かも?

正直、私は最初見たとき「…で?」状態でした。ですが二回目になると切なくて、可愛くて、登場人物みんなが愛しく思えてくる。


ぜひ二度観てください。
すると三度でも四度でも観たくなります。


何度も観たのに、何回も手を伸ばしてしまうんですよねぇ……。
岩井俊二の画
どこから見ても、誰が見ても、下から見ても横から見ても(花火風)
どう見たって岩井俊二。
好きな人にはたまらない、嫌いな人には退屈で仕方ない画がそこにあります。
詩人だと思っています。
画を紡ぐ詩人です。
個人的には「四月物語」や今作のような、
登場人物が少なく、セリフも少ない彼の作品が好きです。
監督というよりも映像作家といったほうがピッタリくる人ですね。

彼が撮る景色は瑞々しく、彼が撮る彼女達は果かなくも凛として美しい。
きっと岩井俊二は好きな人しか撮らない人だろうと思っています。
柔らかく暖かい愛情が、そこに映る彼女達の画から感じられる。
そして岩井俊二の描く画には、クラシックやシンプルな音楽がよく似合う!
この音楽と岩井俊二の画だけでもう十分癒されます。
プロフィールを見て納得、出はPVなんですね。
多くの曲のPVを撮ってらっしゃいます。

今作ではバックに流れるメロディーや、その音楽を入れるタイミングなどが
何故か宮崎駿のアニメを連想させる。

この映画で蒼井優を初めて知った。
なんだかヤな役なので印象は良くなくあまり覚えていませんでしたが、
この作品以降目にする機会が多く、最近ではとても気になる役者さんの一人になりました。

鈴木杏はいいですね。
ドラマ「青い鳥」の子役から気になっている人ですが、
彼女の透明感はどこからくるのでしょう。
今作でもキラキラとした瞳で、蒼井優に引っ張り回され右往左往しております。

個人的に今作一番好きなのは、落研の部長です!
なんかいい!
鳥肌が立った。
正直、鳥肌が立った。

鈴木杏と蒼井優のコンビが最強。
台本があるのか!?と思うような電車のシーンの掛け合いの自然さは天下一品。
これだけでも十分に見る価値がある。映像のテンポも絶妙すぎ!!
ストーリーはよくある感じの青春ラブストーリーだけど全くあきさせない。
さすが、岩井監督、恐れ入った。
夕焼けをみるのと同じような気持ちになる
花とアリスの二人を中心に、クラッシックのBGMのなかで淡々と流れていきます。
淡々と。しかし、異色の雰囲気を持ち、飽きることなく最後まで、丁寧に美しく完成された作品。

カメラの撮影の仕方がホームビデオに似ているため、後方にひかる夕焼けが美しく、眩しい。
画面のむこうの世界とわたしたちの生活をぐっと近づけている。
どこか懐かしく、ほほえましく、あどけない雰囲気が少女たちの日常をうまく表している。

平和ななかでも、平和じゃちっともなくて。
でも平和じゃちっともないなかでも、やっぱり平和なんだ。
そんな素敵な時間の流れを感じられる作品。