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悪霊島 |
| ポニーキャニオン2005-03-02 - ポニーキャニオン 価格 ¥ 5,500 | |
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悪霊島ポニーキャニオン 価格(new/used): 5,500 円 / 2,980 円 より 発売日: (2005-03-02) アマゾン売上ランキング: 15364 位 DVD / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 14件 青春時代へのオマージュ元ヒッピー青年がジョンレノン暗殺のニュースを聞き、自分がレノンを聞いていた時代に、瀬戸内海の小島で遭遇した事件を思い出すという設定。 ストーリーは非常に陰惨なのですが、なぜかそれ程おどろおどろしく描かれてなく、内容にしては映画がけっこうさらっとしています。 同じ金田一映画でも製作者が違うとかなり違う印象になるのだと感じます。 鹿賀さんの金田一耕介もよかったと思います。彼が金田一をこれしか演じなかったのは残念です。 あと、さすがの存在感を残した、佐分利信、妖艶さと鮮烈な印象を残した岩下志麻、可憐な岸本加代子、そしてヒッピー役の古尾谷雅人、や成金役の伊丹十三ほか 皆すごく上手かったと思います。 ビートルズの楽曲を使ったという事でかなり制作費がかかってしまったというのですが、ビートルズの曲を使う事によって多くの人の心にあの時代がよみがえってくるのだと思います。 篠田監督、角川氏が青春を過ごしたあの時代へのオマージュなのかもしれません。 監督:篠田正浩×鹿賀丈史金田一による角川映画。雑誌「バラエティ」や大量のTVスポット「鵺の鳴く夜は恐ろしい・・・」も懐かしい。鹿賀丈史氏のひょうひょうとした金田一、岸本加世子の初々しさと大人に変わった表情もいい。 その他の俳優陣も見所です。(他の金田一映画に出ている人もいます。) 篠田正浩監督の描く、田舎や神社などと突如挿入される工場などの風景の対比が印象的です。 ヒッピーに代表されるような、この頃の時代を描きたかったということが、DVDの解説に書かれていました。 無気力に無常に時代が流れていってしまう様を、ビートルズにジョンレノンの死に託しています。 それだけに、この映画に締めるビートルズの「レット・イット・ビー」の役割は非常に大きく、 映画とは切り離しては考えられないほど強く印象に残っています。 このため、DVDでのエンディングの「レット・イット・ビー」が版権問題で、別のアーティストのカバー曲に差し替えられており、 また、そのカバーも原曲とかなりイメージが違うのは非常に残念です。 せめて、もっとオリジナルに似ている演奏にしてほしかった。 (昔、発売されたビデオでは公開時の元の曲のままらしいです。) 子供時代の懐かしい不気味さ横溝正史の代表作といえば終戦直後がほとんどだが、悪霊島は昭和44年で、この頃ならではの薄気味悪さが見事に表現されている。新しいものができ始める傍らで荒れ放題に朽ちた古いものとが混在した風景は当事者にしかわからないかも知れない気味悪さがある。瀬戸内海の工場と廃神社、廃屋、廃墟、古いおみくじ、神楽、人形浄瑠璃、祈祷師、野良犬の群(この頃ほんと野良犬が多かった)、薬の絵柄や古い看板(その当時古いと思った物)そして蒸発。私はこの時代当時子供だったせいかなんとも懐かしい恐怖を感じた。多くの人が消えた謎の島と異常な真相。原作も良かった。瀬戸内生まれの私はリアルタイムの横溝作品として大いに評価する。俳優の方言も完璧だ。佐分利信、岸本加世子、石橋蓮司、岩下志麻等豪華で異色なキャスティングもいい。ただしDVDでのビートルズのさしかえは残念だ。かなり痛いが5つ星! ギリシャ悲劇を元ネタにした大衆演劇(のような)大枠のプロットは、ギリシャ悲劇やシェークスピア悲劇の「劣化コピー」という感じ。 ただ基本的に、推理小説(映画)やサスペンス小説(映画)に、社会問題や文学性を持ち込んだ場合、これらの要素が、純正のルポルタージュや文学作品の劣化コピーになるのは、ある程度不可避だと思う(暴論ですか?)。 この映画の場合、昭和初年からキャリアを積んで来た大衆文学の大家が、古典悲劇のフォーマットに挑み、それを文学青年崩れの前衛映画監督(の側面を持った人)が脚色した作品として、一定の成果をあげていると思う。(容疑者の読書机に、さりげなく三島由紀夫を置いたあたりに、監督の思い入れを感じる。) ミステリー映画としては、大団円まで犯人が分からなければ、かなりの衝撃が味わえると思う。ただ、トリックの非現実さ加減が、「金田一少年」や「名探偵コナン」と同レベルなので、これらのマンガに慣れた若い人が見ると、直ぐに真相に気づくかも知れない。 映画としては○ビートルズの話は語り尽くされているのでコメントしません。篠田監督、良い仕事をしてます。良い意味で監督の色、作風が出ています。鹿賀・金田一も結構いけてると思います。しかし、ここでコメントすべきでないのかもしれませんが、決定的に問題なのは、原作が全然つまらない事です。私は横溝正史のファンです。「本陣」、「蝶々」、「獄門島」、「手毬歌」・・・絶頂時の作品群は本当に素晴らしい。中でも「八つ墓村」は探偵モノ、スリラー、風土記、そして宝探し的大冒険活劇のエッセンスが目くるめくように統合された大傑作と思っています。しかし、「悪霊島」と「病院坂」はいけない。一番大事な探偵小説としてのトリック、プロットが弱すぎる。角川がせっかく静かな余生を送っていた横溝先生に「とにかくオドロオドロしい小説を書いてくれ」と強制していた気がします。あらゆる「作家」には才能の旬の時期がある訳で、商業主義のご都合で大好きな小説家と名探偵の晩節を乱された気がします。 同じテーマの商品を探す
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