夜を賭けて

東映ビデオ2004-02-21 - 東映ビデオ 価格 ¥ 5,460
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夜を賭けて

東映ビデオ

価格(new/used): 5,460 円 / -- 円 より
発売日: (2004-02-21) アマゾン売上ランキング: 13857 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

たった50年前の出来事
期待通りかなり骨のある作品でした。
いわれの無い差別、ぶつけてもぶつけきれない怒り、
悔しさ、いろんな感情が腹の中で渦巻きました。

日本政府に、日本国民に、朝鮮半島に無視された彼らは
立ち止まれば足を引きずり込まれるのかと思わせるほど
前へ前へと毎日を頼もしく過ごしていきます。
本当の苦しみを知っているからこその優しさが溢れていて
勇気付けられる映画でもあります。

甘い韓流ブームだけでなく、こんな作品をたくさんの人が
見てくれたらなぁと単純に思います。

肉体で作った映画
今の「超大作」映画の多くはCGを駆使した頭で作った映画ばかりだ。特にハリウッドがそうだ。だがこの映画は違う。CGは一切使わず、スタッフ全員の肉体と精神によって作られた「肉体の」映画だ。

 太平洋戦争が終わってから10年後の大阪。アジア最大の兵器工場跡地に眠る金属スクラップを、差別と貧困、そして祖国の南北分断という苦境に直面する在日コリアンたちが、警察の目を盗んでは掘り出して売っていた。アパッチ族と呼ばれたこの在日たちのサバイバル劇を余すことなく描ききった。とにかくパワフルで痛快で、それでいて哀しい映画だ。そして美しい。珠玉の台詞が響き渡る。
 「祖国からも日本からも見捨てられたわしらに、未来があるっちゅうんか!」「ある!!」
 「知恵のある者はアタマ使え。知恵がない者はカラダを張れ。それを合わせればなんとかなるで」
 生きる力を与えてくれる作品だ。

夜を賭けよう
衝撃でした、教科書に載らない日本の歴史の1ページが映像として目にした瞬間、悲しみ、怒り、憤り、いろんな感情が湧き出てくる思いでした。昭和30年前後、戦後の復興から高度成長期に入る頃の大阪、そこには日本人から不当な差別を受けていた在日朝鮮人たちの熱く、そしてがむしゃらな生き様が感じられます。決して暗いだけの映像ではなく、在日の人々の屈託のない生活や友情、出会い、そして別れ。主演の山本太郎やベテランの脇役陣の演技もとてもよく、音楽も最高でした。