二百三高地

東映ビデオ2003-12-21 - 東映ビデオ 価格 ¥ 4,053
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二百三高地

東映ビデオ

価格(new/used): 4,053 円 / -- 円 より
発売日: (2003-12-21) アマゾン売上ランキング: 2956 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 38件

涙!涙!涙!
ラストの乃木の慟哭は涙なくしては見れませんでした。脚本と監督が叱りしているならばCG等がなくても素晴らしい映画ができるということがよく分かりました。まだご覧になってない方は是非観賞してください。
児玉源太郎の存在感と乃木大将への悲しみ、怒り
この二百三高地戦は後世の歴史学者が言っているとうり戦略的、戦術的にも無策、無謀所業であり、史上稀にみる名も無き兵士を無駄死にさせた痛ましい戦闘である。仲代達也演じる乃木大将に当時陸軍中将の丹波哲郎さん演じる同じ長州藩の盟友児玉源太郎が、最初は乃木やはり、ロシアは強いかと笑顔で会話していたが、乃木大将の尋常ではない目つき行動を見たとき、突然声を荒げ、乃木お前は天皇陛下から御預かりしている大日本帝国の大事な兵士をあと何百、何千無謀な突撃で犠牲にすれば、この要塞を落とせるのだ!乃木答えろ。と今は亡き丹波哲郎さんの児玉中将になりきった迫真の演技に乃木大将は答えられず、後は俺が引き継ぐと児玉中将が言明し、海軍の援護射撃を打診し、見事な戦略、戦術、用兵で7日あまりで要塞を落とし、数の上で圧倒的不利を打開し、ロシア海軍のバルチック艦隊を破る布石を作り僅差で勝利しました。是非観てもらいたい作品です。
いいと思ふよ。
司令部の児玉ぢや。そこから旅順口は見下ろせるか。
みえます。ロシア艦隊の各艦、一望のうちです!
おお、何と感動的なシーンであらう。
でも小賀中尉(あおい輝彦)を最後に死なせないでほしかつたな。
イヴァンとあひうちでおはりといふのは話としてもひどく安直だ。
生きて金沢にかへつて佐知(夏目雅子)と結婚させてやるべきだ。
さてまともな感想を一つ。映画としてはなかなか見事だと思ふが、この映画に限らず、日本の戦争映画の陸戦シーンはいま一つ迫力に欠ける。蓋し、その原因はちやんばらを撮る感覚で陸戦を撮つてゐることにある。
全編名台詞!
3時間におよぶ長編映画ですが、どことなく劇画テイストが漂う展開なので、むしろ一気にエンディングまで見てしまえると思います。これは、舛田利雄監督が劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト」やTVドラマ「大都会」などを手がけた後に作られた映画という影響もあるのでしょう。1980年公開の映画ですが、全体的に70年代のノリですね。ラブシーンのまどろっこしさは、ヤマトの古代進と森雪を見てるかのようですし、劇中でクローズアップされる小賀中隊長は「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈の声優であるあおい輝彦ですものね。

ただ、この映画は非常に印象的なシーンが次から次へと出てきます。冒頭の処刑シーンから開戦までの苦悩、徴兵される国民、満州への進軍、そして当時の最新兵器を満載したロシア軍の要塞での激烈なる攻防…映画の序盤だけでも、いくつもの台詞が記憶から蘇ってきます。このあたりもヤマト的というか、アニメ的ですね。ひょっとしたらヤマトやガンダム(1st)以上の名台詞集が出来てしまうかもしれません。しかも、史実を元にした映画だけに、台詞が持つ重みはアニメ以上のものがあると感じますし、役者の皆さんの熱演のほとばしりを感じますね。

私が好きな台詞は、後半の「こ、児玉ぁ!わしゃ木石じゃないぞッ!!」と乃木が親友・児玉におもわず叫んでしまい、その台詞に児玉が「乃木ィッ!!おぬしの苦衷なぞ斟酌しとるヒマは儂にはないッ!!儂が考えてることはのう、ただこの戦争に勝つこと! それだけじゃッ!!」と一蹴するところですね。
このシーンだけでも、様々な感情が沸いてきてしまいますが、この映画ではこのような印象深いシーンが目白押しです。
確かに特撮は現代の視点で見るとショボいですし、史実と異なる描写もあるのですが、そういったディテールを気にする間もないほどの3時間です。

さだまさしの唄も非常に効果的に使われています。ただ、劇中使用ver.はサウンドトラック盤にしか収録されておらず、サントラのCD化を熱望したいですね。
戦争の真実
武士の時代の合戦もそうであるように、
所詮歩兵や足軽は消耗品。
互いの兵の数をすり減らしながらどちらかが勝利する。

戦争の無意味さ、無慈悲さを訴えてくる作品。
歴史の教科書で、たったの数行の説明を読むより、
本作一本を見ることの方が有意義であると思えた。
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