スパイ・ゾルゲ

東宝2003-11-21 - 東宝 価格 ¥ 1,938
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スパイ・ゾルゲ

東宝

価格(new/used): 1,938 円 / 1,765 円 より
発売日: (2003-11-21) アマゾン売上ランキング: 29321 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 2.5 / 総数: 42件

残念・・・。
他の方が書いておられる通り、昭和紙芝居です。NHK映像の世紀のドラマ版として見るなら悪くありません。脚本や演出の出来は酷いですが、実はこの映画のCMが物凄く格好良かったんです!当時としては高レベルの美しいCGによる東京に佇むゾルゲや尾崎。BGMは先日解散を発表した、大御所ストラトヴァリウスの"infinity"という大変迫力ある組み合わせだったのです。この曲は天才・ゾルゲの無限ともいえる才能を象徴しており、尾崎役の本木の美しさも際立っていました。このCMの良さを加点して2点とさせて頂きました。
結局この監督は、「ゾルゲ」を描きたかったのか、「ゾルゲの居た時代」を描きたかったのか…
3時間である。短編映画なら2本分である。3時間観て、何の余韻もない、この感じは何なのか…。全編緊張感がなく、話が散漫である。ゾルゲを掘り下げているようで、全くその人物像を描いてない。とってつけたようなドキュメンタリー映像を随所に入れている。背景と人物の合成に違和感ありすぎである…気になってしょうがなかった。尾崎とゾルゲを英雄として描きすぎなのもどうなのか。ラストのイマジンの引用もいただけない、TVに思わず「おい!」とツッコミを入れた。そしてやっぱり出てきた監督の妻、岩下志麻…。この映画を最後に監督業を引退したことに驚いた。監督はこの映画で、ゾルゲの何を描いたのだろうか?
悪くはないんだけども、浅い。
長かったなぁ。
ただし、スパイ映画じゃなかったなぁ。と思った。

役者はいい人たちが揃ってたと思うし、背景のセットとかもお金掛かってる感じがした。

昭和史を学ぶきっかけとしては、いいんだと思う。
けども、なんと言うか、深くない感じがした。

仕方ないからちゃんと本を読もうと思ったし。

ドラマとしても深さがもっと欲しかった。

なんと言うか、スパイだし、共産主義の時代だし、
命を掛けてやってるんだし、信念とかもあるし。
そう言う背負っている物の深さを感じたかった。

記者尾崎も、なんだかあっさり機密情報を渡してる人のよう。

うーん。もったいない。
歴史に対峙できない「戦後」
CGによる東京の街の再現、なかなかよくできています。
緊迫感のなさも邦画だから期待していませんし、よしとしましょう。

ただ、他の方もお書きですが、ラストの〆がとても残念…
とってつけたような平和主義が、せっかくの作品を陳腐化してしまっています。

平和主義が悪いのでもなく、ジョンレノンの楽曲が悪いのでもなく、
問題は、ゾルゲを昇華させられなかったこと。
激動の時代・激動の人生を描こうとして、それを超えられない。

歴史に正面から対峙できない、「戦後」の限界を感じます。
ゾルゲ事件に関心をもってきた者としてはつらいかな。
十代の頃からゾルゲ事件に関心をもち、関係ある書物をよんできた者としては それなりに想像がひろがっていたのは 当然。
しかし、現時点でこの程度の作品として 映画化されたのは なんか悔しい気がする。
監督への期待も大きかった。
どれだけ 封切りを期待したことか。
少なくとも 天下の篠田監督が今の時点で 渾身の力を振り絞って作ったはずだ。
だが 期待は裏切られた。
CGを多用したこの映画の軽薄さが逆に目立った。

DVDも購入した。
篠田監督の解説もこの程度か。しかし、10年間、粘った、篠田からみた歴史総括。
「トウキョウノブンカジンのおっさんが作ったしょうむない作品」とは思いたくない。
無念である。