歌劇《トスカ》

TDKコア2003-07-24 - TDKコア 価格 ¥ 4,627
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歌劇《トスカ》

TDKコア

価格(new/used): 4,627 円 / -- 円 より
発売日: (2003-07-24) アマゾン売上ランキング: 32837 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

最高ですね
 アヴァドじゃなくリカルド=ムーテイでしたね。この映像は最高ですね。特にトスカ役の女優。決してトスカ向きではないんですが、彼女が歌う『歌にいき、恋に生き』では、彼女はひざまづいて歌うんですよ。合唱をちょっとでもやったヒトならわかると思うんですが、あの姿勢であの声量です。そして悔しいことに、この映像、何度も何度も見ているとトスカははまり役であることに気がつくはずです。強烈です。
 私が一番好きなのは、1幕最後のテデウム。スカルピアが聖堂内で2匹の獲物を狙うと歌うそばで、荘厳なテデウム(私は神を崇めます)が大合唱で流れるシーンには鳥肌が立ちます。映像に写っている合唱隊のスカルピアの右側の女性が歌い始める口元、テデウムを歌うためだけに振り向く聖職者の一群、それらを私は実際に見たものですから、このDVDには思い入れがあるんです。ほかのDVDなら、トスカが絶品とか言う票が多いでしょうが、これは見れば見るほど味が出るDVDです。
グレギーナとヌッチの対決が最高
近頃スカラ座の公演も例に漏れず演出が個性的になり、演劇性重視のようです。
それだけ上演に面白さや奥行きが楽しめます。

でも、プッチーニのようにヴェリズモオペラの場合、もう少し気楽に物語と歌手の歌を堪能したいとき、疲れますね。
全幕を通じて、舞台装置、大道具、小道具ともデフォルメされています。

ムーティの指揮は、意外にもポルタメントをかけたところがあり、新しい発見です。
なによりも一押しは、グレギーナのトスカ。
次にヌッチのスカルピア。

見どころ1:2幕でのトスカ対スカルピア
見どころ2:1幕フィナーレ群集の中でのスカルピアの独白

平凡だが不思議に印象深い映像
この『トスカ』という作品は、よほど映画監督や演出家の意欲をそそる作品であるらしく、現在までにDVDで発売されたものだけでも、プッチーニの他の作品と比べてもひときわ多くのすぐれた映像がそろっています。それらの中でも、このディスクは私のかなり気に入っているもののひとつです。正直を言って、一人一人の出演者の力量はそれほど傑出したものではありませんが、全体のバランスが大変よく、奇をてらった演出がまったくといってよいほどないのがかえって新鮮にさえ感じられます。何よりトスカ役のグレギーナの容姿や服装、そして演技が、私が日頃から抱いているトスカのイメージにぴったりです。そして、ムーティー率いるミラノ・スカラ座管弦楽団の演奏は、さすがにイタリアオペラの殿堂というべき素晴らしい演奏を聴かせてくれます。演出面では、第一幕と第三幕でまるで廃墟のように半ば抽象化された背景や、シルエットで登場する衛兵の横顔などが印象的です。