ブラックホーク・ダウン コレクターズ・ボ...

ポニーキャニオン2003-07-16 - ポニーキャニオン 価格 ¥ 6,540
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ブラックホーク・ダウン コレクターズ・ボックス

ポニーキャニオン

価格(new/used): 6,540 円 / 5,300 円 より
発売日: (2003-07-16) アマゾン売上ランキング: 1839 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 37件

ひたすらの戦場体験映画。
 ソマリアの内戦で知っている事と言えば、死んだ米兵を引きづられてれているニュース映像ぐらいしかこの映画を見るまでは知らなかった。しかしこの映画を見てソマリア内戦の背景が分かったような気がする。ことごとくメッセージ性を排してただひたすらの戦場を体験する映画でした。ことごとくアメリカ兵の視点に立っているという点では良かったと言えると思います。もし両者を描こうものならかなり複雑になってしまうし、それこそ2部作でも作るつもりでなければ難しいでしょう。ただ「仲間達のため」に任務を遂行するというのは説得力が足りなかったと言うのか、それなら最初から任務が無ければ仲間達のためと言う論理も無いじゃないかとひねくれた見方もできるわけでそこら辺がアメリカ万歳映画かな、という気がするかもしれません。以前、J・ブラッカイマー製作の「トップガン」も星条旗をバックにT・クルーズが撮られていたことを考えるとやっぱりそうなのかな、9・11の直後だけにこのような映画になってしまったのかそれともJ・ブラッカイマーもR・スコットもタカ派なのかな。
 特典は十分すぎるほど入ってます。特典だけ見るのにもかなり時間を要すると思います。音声解説も3種類あり、特にオープニングの「…万人が飢餓で苦しんだ。」が脚本段階だったのを「飢餓で死んだ」に J・ブラッカイマーとR・スコットから修正されたと言う話は興味深かったです。
本編よりも特典ディスクがよい
 戦争映画を迫力ある娯楽映画として楽しむことを目的として作られた映画。
 ソマリアの紛争は背景として必要だっただけで、社会性やメッセージはない。(製作はジェリー・ブラッカイマーですから)
 アクション映画としては登場人物が多すぎて区別がつきにくいが、十分に満足できる。(監督はリドリー・スコットですから)
 しかし、実話であり、犠牲者(遺体をひきずりまわされた)の遺族もいるので、この映画を社会的背景を考えないで、楽しむことは非常に後ろめたい。「ユナイテッド93」と同様に映画にした意図をどうしても勘ぐってしまう。オリジナルなフィクションとして描くべきであったのかも知れない。DVD一枚組み(本編のみ)の評価は3であるが、このDVD BOXの評価は4.5をつけたい。特典ディスクの評価は5をつけた。なぜなら特典ディスクに当時のソマリア紛争の秀逸なドキュメンタリーが入っているからであり、これから購入を考えている人には多少値段が高くてもこのバージョンを購入することを勧める。
秀作
ここ十年でベスト3に入る「戦闘」映画です スターリングラード(西独・米)・プライベートライアンに続く映画ですね 撮影アングルが素晴らしい デルタがかっこイイ 観る間にどんどん戦況が悪化して行くのが解るので、いつの間にか映画に引き込まれる快感… いやらしいRPGなど…赤点をつける要素がないですね キャストの動きも良い 米兵のヘルメットがドイツ軍にラップしてしまう…監督にぜひともスターリングラード市街戦の映画を撮ってもらいたいっす 軍オタですいません
学ぶキッカケに
TVで見て気になり(このまえのテレ朝じゃない)、レンタルをしてあらためて衝撃をうけました。
そのときは2時間半おなじ姿勢で固まったまま、茫然とエンドロールを迎えました。
その後2回目のレンタルのち、これは買うしかないな、とつい最近、コレクターズボックス購入。

内容は一言、満足。
収録されてるヒストリーチャンネルのドキュメンタリーは、YouTubeにもアップされてるけど、アップされてるのは、わずかにだけどカットされてる。

ただ唯一気になったのは、本編に収録されてる、当時の復員兵によるオーディオ・コメンタリー。
コメンテイターが4人いるので誰かわかるように、画面横にコメントしている人の名前が表示されるが、 あきらかに間違ってるところがあります。
あと、これを通訳してる字幕も、彼らの言ってることを訳すのに言葉が足りてない部分があります。
なので、このトラックはあくまで彼らが話している英語に耳を傾けたほうがいいでしょう。

とはいえ、この3トラックのオーディオ・コメンタリーは、本当に聞き応えがある。
特に、復員兵のは映画と事実との違いをよく指摘してます。
RPGの話なんかはビックリしました。
彼らの言う通りに撮影してれば映画は別物になっただろう、と想像できます。
あと、ケン・ノーランのモノマネシリーズはかなり笑えました。

「迫力満点の戦争アクションが観たい」
キッカケはこれでいいと思います。
ただ、この映画を観て「アクションでスカッとした」とはなかなか思えないと思うし、ここから歴史の真実を学ぶキッカケになるなら自分以外の人間が観てもいい、と思い買いました。
「アメリカ賞賛映画だ」という人もいますが、最初からという先入観があればどんな映画でもそう見えるでしょう。

「知らないのは悪いことではない。知ろうとしないことが良くないことなのだ。」
そんな風に思いました。
「死者だけが戦争の終わりを観た」
これがアメリカ万歳映画? これが好戦映画?
在り得ない。そもそも、米軍特殊部隊の歴史的大失態を克明に描いているこの作品が好戦的であるはずがない。米軍は失敗し、撤退したのだ。ただ、だからといって反戦映画でもない。ここがミソ。これは好戦でも反戦でもない戦争映画。リドリー・スコット監督の「これは、観客に問いかける作品であって、答えを提供する作品ではない」という言葉の意味は、それだ。
そして本作での米軍は、国連平和維持軍(PKO)としての米軍でもある。内戦の制圧のために軍隊を送る。この明らかな矛盾を映画にして、アメリカ万歳が言えるわけがない。そして、言っていない。これをアメリカ万歳映画と受け止めた場合、この映画を批判するのは容易である。だがその評価は誤りだ。
米軍側のみしか描かれていない、といった批判があるが、ストーリー上のキャラクターとして米軍に絞って描かれているだけである。相手は大多数の民兵なのだから。そしてその民兵たちは“悪”としては描かれていなく、“こちら側を敵とする者”でしかない。
「米軍の死者19名、ソマリア人の死者1000名以上」。これをラストに提示されたら米軍を英雄視することはできない、という批判。その通りだ。この映画では米軍を英雄視してはいないのだから。主人公の台詞にもある通り、結果としてそうなるのだ。この19:1000という数字が意味するのは、“悲劇”だ。ソマリア民兵たちは次から次へと米兵を殺しにかかる。だが米兵は近代武装、防弾チョッキだ。それに、そもそも人数が違う。圧倒的な数の戦う市民と少数の精鋭特殊部隊、その招かれざる衝突。その中で、やむを得ず自分と仲間のために戦うしかなかった米兵は、勇気と正義を見せ、英雄にも映る。だが、米兵は敵首領を捕らえようとし失敗、その後は自分と仲間を守ろうと戦い、結果としてこの数字が残ったまでだ。一方ソマリア民兵も自らの正義に従っただけ。その事実が提示されているのだ。
この作品には沢山の“正義”が描かれているが、“悪”はほとんど描かれていない。そしてその正義は、提示されているだけである。
兵士を英雄として描かず、戦争を悪として描かない。だから好戦映画でも反戦映画でもなく、問いかける作品なのだ。

この映画をアメリカ万歳映画だと考えた方々には、もう一度観てほしい。今度はじっくりと。そして、原作者とリドリー・スコットが提示した「戦争」「軍事介入」という問題を考え直してほしい。本作を“好戦的”とみた人こそ、問題への理解が浅いと思うからだ。