プッチーニ:歌劇「トスカ」映画版

紀伊國屋書店2003-05-24 - 紀伊國屋書店 価格 ¥ 6,300
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プッチーニ:歌劇「トスカ」映画版

紀伊國屋書店

価格(new/used): 6,300 円 / 6,300 円 より
発売日: (2003-05-24) アマゾン売上ランキング: 41172 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

現役版でこれ以上のトスカは望めない。
トスカは最も好きなオペラのひとつ。いろんなバージョンで聴いたが、やはり、マリア・カラスのトスカが一番好きだ。だから、何を聴いても比較してしまうが、現役のオペラ歌手ものでは、このトスカは最も優れたものの一つと確信する。トスカの場合、3人のキャスティングが重要だ(当たり前だが)トスカ、カバラドッシという主役も重要だが、このオペラをよりドラマチックなものにするには、悪役スカルピアの存在が大きい。この役の歌手が軽いと盛り上がらない。アラーニャ、ゲオルギュもいいのだが、圧巻なのはスカルピア役のルジェロ・ライモンディだ。以前はバスとしては声がソフトでこういう役柄には向かない、というか凄みが感じられなかったが、このトスカのライモンディは素晴らしい。迫力満点。そんな理由で現役版トスカとしてはこのバージョンをよく聴いている。私は映画版より舞台版の方が好きだが、その点を割り引いてもこのトスカはいいと思う。
舞台版には勝てません
 実際にイタリアに行って、アバドだったかの生舞台を堪能している私にとっては、イマイチですね。特に1幕最後のスカルピアが大聖堂内のテデウムをバックに歌う『行け、トスカよ』に出てくるべき聖歌隊の行列がないのが第1に残念なところ。あれは神に進行を誓う信者の前での、堂々たる神への冒涜のひとつなんですが、それを白黒の合唱ステージで代用している。
 そして第2の神の冒涜であるべき、トスカがスカルピアを殺害して逃亡するシーンも、実際にステージを見ている自分にとっては物足りない。大概のステージでは、ここでトスカが燭台か十字架をスカルピアの前において立ち去るんですが、この映像ではそれがない。
 この歌劇のテーマは『神への冒涜』なんですが、それがどのシーンをとっても感じられないんですよね。それで星マイナス2なんです。
 でも、歌唱力はすばらしいですね。ほかに私がコメントを書いているDVDの『トスカ』の評価も参考にしてほしいと思います。
アンジェラ様の降臨だ!
物凄く面白いオペラ映画。凄くうるさいことを言うと、ゲオルギューはトスカの声ではない。なので、いちばん有名なアリア『歌に生き愛に生き』は、確かに他のトスカ歌手と比べると多少は遜色があるかもしれない。なぜならば、一つの大きな見せ場であるはずのこのアリアが、全体を通じると大して目立っていないからだ(だからと言って、ヘタというわけでは全然ないので念のため)。でも、声が合っていないからと言って、それがなんだというのだ。見ていると『これが正しい』トスカだ』という気持ちにさせられる。それほどゲオルギューは素晴らしい。無論、アラーニャも素晴らしい、ライモンディも素晴らしい。もちろんセットも。映画として完璧な出来だと思う。オペラ、と聞くだけで腰が引ける方にも、是非お勧めしたい作品。役者が揃うと、オペラはここまで楽しくなれるのだ。ゲオルギュー&アラーニャの次回作が本当に待たれる。
夢の時間。
 ã"ã‚"なにç' æ™'らã-いとは。
あとで特å...¸ã®ä¸­ã®ã‚¤ãƒ³ã‚¿ãƒ"ューで、製作è€...(æ•...ダニエル・トスカン・デュ・ãƒ-ランティエ、惜ã-いæ-¹ãŒï½¤æ®‹å¿µã§ã™ï¼‰ãŒãƒˆã‚¹ã‚«ã¯ã‚¤ãƒ¡ãƒ¼ã‚¸ãŒãƒžãƒªã‚¢ã‚«ãƒ©ã‚¹ã§ä½œã‚ŠãŸã‹ã£ãŸã€ã¨è¨€ã£ã¦ã„るように、私もトスカはかなり難ã-い役だと思っております。同じくマリアカラスã‚'越える人は出ないのでã-ょう。

 ã-かã-、ゲオルギューのトスカはç' æ™'らã-かった。また製作è€...ã‚'例に出ã-ますがあの、コãƒ'ェントガーデンの「椿姫」に次ぐç' æ™'らã-さです。あの「椿姫」はもっとç' æ™'らã-いです。そã‚"なã"とはどうでもいいのですが。

æ¼"出も無駄な背景ã‚'一切カットã-て、舞台のシーンにおã'る感æƒ...の揺らぎにå¿...要なものだã'ã‚'é...ç½®ã-てæ'®ã‚‹ã¨ã„うæ-¹æ³•は本å½"にç' æ™'らã-い。ちょっと、æ-¥æœ¬ã®ã€Œèƒ½ã€ã¿ãŸã„な!感じがã-ませã‚"か?
さらに背景にé»'ã‚'持ってきて、å...‰ã¯è‹ç‡­ã§å¹»å½±çš„にドラマティックに各シーンã‚'つむぎだã-ます。

そã-てトスカの赤。スタンダールの言う「赤とé»'」はã"のã"とか?と思うくらいのç' æ™'らã-い対æ¯"です。(å†-談ですよ)
スタジオのシーンとの対æ¯"も人é-"å'³ãŒã‚ふれてきれいに決まってますã-、

å¤-部の風景ã‚'çµµç"»ã®ã‚³ãƒ©ãƒ¼ã‚¸ãƒ¥é¢¨ã«ï¼ˆè¨€è'‰ãŒé•うかもã-れませã‚"が)決めて、それも単色でæŠ'えてぼかã-ている、というセンス。かなりæ˜"の、そã"であった一つのドラマですもの、そのぼかã-æ-¹ãŒåˆã£ã¦ã„ã‚‹ã‚"です。

夢の2時é-"でã-た。映像はきれい(DVD自ä½"の製作という意å'³ã§ï¼‰ã§ã™ã-、特å...¸ã¯ã‚¤ãƒ³ã‚¿ãƒ"ューがたくさã‚"はいってますã-æ-‡å¥ã®ã¤ã'ようがない作å"ã§ã™ã€‚良いものはいいですねえ。音の定位もいã!„です。

主役三人の美声と名演技を堪能
美男美女の夫婦スターとしてすっかり乗りに乗っている感じのアラーニャとゲオルギューのカップルが、この映画仕立ての『トスカ』でも、息の合った迫真の演技を見せてくれます。まずアラーニャの、あまり華やか過ぎない力強い声は、このオペラのような悲劇的・英雄的性格の役柄にぴったりです。彼の爽やかな演技と美声は、いつもながら同じ男性の目から見ても思わずうっとりしてしまいます。またゲオルギューは、失礼ながらスタイルは抜群だがお顔は結構怖い点や、高音よりもむしろ低音域の迫力ある歌唱により魅力があることなどから、トスカはまさにぴったりのはまり役だといえるでしょう。それに加えて、ライモンディ演ずるスカルピアの、実にいやらしく恐ろしいこと!(決してけなしている訳ではありませんよ)まさに適材適所というべき配役です。また、特に第二幕での黒と赤を基調とした画面造りは、他の演出にもよくみられるオーソドックスな配色ではありますが、やはりこのオペラの雰囲気をよく表していて効果的です。ストーリーの合間に、ところどころスタジオでの録音風景を挿入するという手法は、あまり効果的とは言えませんが、なかなか興味深い趣向です。全曲が終わったあと、メンバーのひとりが、『カバレリア・ルスティカーナ』の中の有名な合唱曲“a casa a casa amici(さあみんな家に帰ろう)”の旋律をつぶやいている風景なども、ちょっとしたご愛嬌です。ただ、ときおり歌にかぶせて原作にない台詞を語らせてしまう部分があるのは、あくまでオペラ作品としてこのディスクを楽しみたい者にとってはあまり歓迎できません。