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天国と地獄 |
| 東宝ビデオ2003-02-21 - 東宝ビデオ 価格 ¥ 5,395 | |
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天国と地獄東宝ビデオ 価格(new/used): 5,395 円 / 4,797 円 より 発売日: (2003-02-21) アマゾン売上ランキング: 13854 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 33件 前半の室内シーンに注目特急こだまの車内シーンが有名ですが、実はこのシーンに切り替わる前の室内シーンが結構長く、カメラが権藤邸からほとんど出ないにもかかわらず、画面に引き込まれてしまいます。 後半の犯人追跡の部分では、多くの指摘があるように仲代達矢の警部が犯人逮捕のためとはいえ、後で冷静に考えるとやややりすぎなのですが、観ている最中はそんなことが気にならないほど夢中になってしまいます。 余談ですが、40年以上前の作品なので仲代達矢はまだ30歳代のはずですが「男」の顔付きになっています。今の俳優は若くみえますが、40歳すぎてもなんとなく子供っぽい顔付きで幼くみえてしまうため、実年齢の役を演じることが難しくなっており、特に時代劇や歴史ドラマでは違和感が大きく落ち着いて鑑賞できず、最近、邦画は古い作品を観ている時の方が何かホッとします。DVDで気軽に名作が観れるようになりましたが、邦画の値段はまだまだ高く、もっと手ごろな値段で、昔の名作をどんどん出して欲しいです。 とても面白かったです!列車のトリック、犯人を追うプロセス、 不買運動、会社の重役たちと面白過ぎる! 登場人物が皆リアルで人間味を感じた! 物語もグイと引き込まれ、すごい緊張感! 最後、あまりにも意外な犯行の動機、 「天国と地獄」の意味も考えさせられた。 見終えて見ると、心に残るシーンが多い。 143分が、短く感じるサスペンスだった。 息もつかせぬ展開なのに、「生憎、花を 買いに行くようなツラは一人もいません!」 サラッと笑える場面があるのが私は好きだ。 横浜の街が天国と地獄身代金を要求される主人公(三船)が、靴メーカーの重役という設定。ちょっと変わった設定だなと思ったら、物語の中盤で伏線が活きてきます。金の上でいかなる困難に出会っても、一から出直せばいい、無一文で元々という、黒澤ヒューマニズムを上手く見せる仕掛けです。前半、俗物に描かれた主人公は、苦難に出会って人情に厚い本性に戻る。一方、犯人はその自己中心的な考えに激しく後悔する。その対比。 舞台は横浜ですが、これは絶妙のロケハン。横浜は丘陵地帯で住宅地といえど高低差が激しいのです。金持ちの住む高台(本作では浅間台)と、それを恨めしそうに見上げる庶民が住む下町。そしてドヤ街。貧富の差がやや誇張されているような気もしますが、昭和30年代の横浜ならではだと思います。 犯罪映画としても、精巧に組み上げられていて、背景、人員、道具、地理の設定がしっかりかみ合っています。(警察の捜査方針はやや義憤の色を付けすぎかもしれませんが。)細かい設定をテンポを落とさずに小気味よく叙述する手腕は流石。 驚愕。いやー、驚かされました。 まず一番最初のシーンから驚かされます。なんと誘拐犯が登場してくるまで50分近くも一つの部屋を舞台にして物語が進展していきます。当然画像的な迫力は全くないのですが、心理的な迫力が圧倒的です。 中盤になると誘拐犯を追い詰めるため警察が「犬のように」なり捜査を遂行していきます。 特に特急"こだま"の中で繰り広げられる誘拐犯との心理戦は目を見張るものがあります。 最後のシーンは一番印象的です。 ここで言うとつまらなくなってしまうので言いませんが、クロサワ監督の評価が日本だけでなく世界でも非常に高い意味が分かるようなシーンです。 映画を観る人であれば「まずこれを観ろ」と叫んでしまいたくなるような作品です。 本当の理を上げるよ黒澤映画の中でトップ3に入ると思われるサスペンス超大作です。一番最初に寝ながら見てたのですが、所々の緊迫感に何度も起き上がり画面に食いついたのを覚えています。素で「面白い」とつぶやいたのも、覚えています。 |