幻魔大戦

アトラス2003-01-01 - アトラス 価格
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幻魔大戦

アトラス

価格(new/used): -- 円 / 2,660 円 より
発売日: (2003-01-01) アマゾン売上ランキング: 19103 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 22件

りんさん、大友さん、角川
何度も映画館へ行きました、上映前日は新宿で徹夜をして本編でも流れる新宿ビル郡に感激しました。当時一番気になる漫画家の大友先生の起用もど肝を抜かれました。作画、音楽、声優さん、角川さんがやるとこんなすごい事になるのか・・と当時思いました。ストーリーはたしかに描ききれてないのはしかたないですが、大友先生のキャラが動く事ですべて吹き飛びました。古谷さん小山さんなど一流の声優陣、作監クラスの作画の方々、音楽も中学の給食時間に流れたりしました。この熱い気持ちをいつまでも大切にしていきたいと思います。全宇宙のエネルギー生命体フロイを演じて下さった美輪さん、ベガの江守さんとても素敵で最高です!
あの当時は
石森章太郎の絵に慣れ親しんでたので大友克洋の絵に違和感を覚えたものです。でも今見るとまぁまぁかな。
ただ、残念なのは、汚れ役のDrレオナルド・タイガーが、出て来ない事ですね。あのような汚れ役は、ストーリーに現実味と厚みを持たせられるので、出して欲しがったですね。
その為にさら〜っと都合良くストーリーが、流れてしまって残念です。
台詞を覚えてしまいました
何度も観てます。観てる...というか部屋でガサガサしてる時には必ず「幻魔大戦」を垂れ流ししている...。なんか作業(?)が、はかどるんです 。この当時のアニメって、クォリティの高い作品が多いですよね。セル画で、ここまで描くのか!! という。 工事現場のシーンは圧巻でした。背景全てモノクロ、しかし描写は大友克洋!! 鳥肌モノです。 ベカの姿にも驚いたけど、一番驚いたのはルナの変貌...一体何があったんだろう...。  声優陣も豪華ですね。江守さんのベガは良い!! 江守さんて、半機械人間の役に合ってるのだろうか... 
埋もれた名作
公開当時、小学生でした。「ハルマゲドン接近」というフレーズと主題歌をCMでヨク耳にしたキオクが。観たい!と思いながら見逃していた作品です。
三十路を過ぎて観た現在……多少のツッコミ所があるにせよ、ヨク出来た作品です。主人公が大事な物を失いながら、傷つきながら少しずつ成長する過程、フロイとルナのやり取り、ベガとルナの出会いが丁寧に描かれていただけに、他の仲間の描写が殆んどナイに等しいのが残念。途中で“君は誰?”状態に。とはいえ、今観ても色褪せない大友克洋のキャラ、音楽のクオリティの高さには驚かされます。

翌年(だったか?)に「ナウシカ」が公開され、大反響を巻き起こしたのでアッという間に話題を拐われたような作品ですが、やはり名作。

でも三十路以下にはキツいかも。
中学生だった私はこの映画の「意味」を探し続けていた そして1999年ハルマゲドンの年も既に過ぎて数年になった
 先日NHK-BSで放映されて懐かしさいっぱいで視聴しました。当時中学生だった私はなけなしの小遣いをはたいて見に行ったですよ(ローズマリー・バトラーの“光の天使”が好きだったのが最大要因)。絵柄は好きじゃなかったですが、「これぞ最先端の感覚」という意識を持って背伸びして見て、そして何とか内容を理解しようと努力したものでした。がしかし、なぜかこの作品は映画史からはすっかり忘れられた存在になっています。邪悪な想念にとらわれ、また動物たちとの交流の中から「生命の連環」を感じる主人公の在り方は翌年の『風の谷のナウシカ』にシンクロニシティしているのですが。一体なぜ。
 今見ても作画のクオリティは抜群で、CG全盛の今でさえこれ以上のものは作られていないと言っても過言ではありません。だとすれば、ストーリーや作品の世界観に「時代とともに忘れられてしまう」何かがあったと思われます。超常的な力を得て全能になるストーリーは、実は作者・読み手の無力さを如実に表すのだと聞きます。機械の体を得ようとする哲郎、ニュータイプとして覚醒するアムロ…。しかしもはや屈折した青年はドラマの主役たり得ていなかったのです。いみじくも角川映画は薬師丸ひろ子に「精一杯誰かを守ろうとする女性」という時代のイコンを任せていた訳です。感情移入できる対象がほとんどいない中、唯一丈の姉が抜群の存在感を持っていたのもここに由来します。監督のりんたろうは前時代の価値観を引きずりすぎてしまったのかも知れません。破綻するプロット、饒舌すぎる登場人物、唐突に使用されるSF専門用語などにもそれが現れています。
 酷な論考だったかも知れません。ただしアニメの過渡期の新旧世界観をあわせ見せる事が出来るという点でこの映画が価値を持っていることも事実。そしてこれが四半世紀の間私が忘れずに答えようとしていた宿題の答案です。そんな愛憎半ばする思い出の作品です。