椿三十郎

東宝ビデオ2002-12-21 - 東宝ビデオ 価格 ¥ 4,500
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椿三十郎

東宝ビデオ

価格(new/used): 4,500 円 / 2,780 円 より
発売日: (2002-12-21) アマゾン売上ランキング: 7210 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 42件

最高
用心棒と甲乙つけ難いです。用心棒の続編といわれてますが、正確には同じキャラクターをつかった別物です(時代も用心棒は幕末、椿三十郎は江戸中期あたりとだいぶ開きがある)。三船は基本的に大根役者ですが、あの存在感やオーラを超える役者は数えるほどしかいないでしょう。絶っっっ対に買って損はしません!
文句なく楽しめる作品

テレビで放映されましたので、久し振りに見直しましたがやっぱり面白いですね。ストーリーは単純だし、娯楽に徹しているので、文句なく楽しめる作品です。

椿三十郎は映画中で随分簡単に大量の人を殺めているので、実は結構残酷なシーンがあるわけですが、そこは映画と割り切って楽しむのがいいのでしょう。但し、このような三十郎はやはり「抜き身の刀」であり、宮仕えには向かないというのはよく理解できました。
最高傑作
私にとっては黒澤明作品の中でベスト作品です。

大ヒット作『用心棒』の続編として作られた映画ですが、
内容的には用心棒よりもレベルの高い仕上りで、
黒澤映画中であらゆる面で最高の完成度を持った作品だと思っています。
上映時間は96分、黒澤作品としては短いですが、
シーン、セリフどれをとっても全くムダのない完璧な出来の映画です。
笑いは随所にあり、 三十郎が十数人をあっという間に
切り倒していく壮絶な殺陣もあります。
登場するのは
椿三十郎:三船敏郎
(前作『用心棒』では名前を聞かれて目の前に桑畑が拡がっていたので
「桑畑三十郎」と名乗りましたが
今作は隣の屋敷に椿の花が咲き乱れていたので
「椿三十郎」と名乗り 「もうすぐ四十郎だがな」とセリフは続きます。)

敵役の室戸半兵衛:仲代達矢
椿三十郎に助けられる若侍達のリーダー井坂伊織:加山雄三
などです。

黒澤の白黒映画は本当に美しい。
白と赤の2種類の椿の花がこの作品ではクライマックスで大事な役割を担います。

ラストの三船と仲代の決闘シーンは是非、コマ送りで見てみて下さい。
黒澤さんの女性観の一面が垣間見える気がします。
『本当に 良い刀こそ さやの中 抜き身抜かせぬ たぬき代官』
ユーモア+殺陣!
 黒澤映画の魅力は脚本のすばらしさだとおもうが、「椿三十郎」のラストの殺陣は、脚本に”筆でも書けない”と書かれており、撮影に当たって、三船敏郎と仲代達矢に別々の殺陣師がついて撮影されたそうです。撮影の見物人のなかには三船敏郎が仲代達矢を実際に切ってしまったと勘違いするほど迫力があったと黒澤明が回顧していたが、凄まじいまでの迫力。全編を通しての春風のようなトーンを変えてしまうほどの、この迫力を超える殺陣が今後生みだされることはないでしょう。
 そもそも企画自体、原作の山本周五郎作「日々平安」を弟分の堀川弘通のために脚色していたのを、会社側からの要望により、黒澤自らの撮影が決まり、黒澤流にアレンジされたのだが、この企画を堀川が撮っていたら、と思うとそちらも見てみたかった(主役はフランキー堺が想定されていたそうです)。