太陽がいっぱい

パイオニアLDC2002-10-25 - パイオニアLDC 価格 ¥ 3,241
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太陽がいっぱい

パイオニアLDC

価格(new/used): 3,241 円 / 2,780 円 より
発売日: (2002-10-25) アマゾン売上ランキング: 3283 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 42件

魅力的なストーリーと風光美
 トムは金持ちのフィリップを殺す。ヨットに二人だけでいるときの犯罪だから、だれにも見られていない。彼に成りすましたトムは、遺産を婚約者のマルジュに残すなど、いろいろと工作してから、彼が自殺したと見せかける。そしてマルジュと結婚して遺産も手に入れる。うまい筋書きだ。アラン・ドロンとモーリス・ロネ、そしてマリー・ラフォレの競演をたのしむ作品。
 フィリップに化けてからはアリバイ工作にはげむ。途中で警察が話を聞きにくるが、映画では警察の追及はほとんど描かれていない。トムの犯罪はもともと計画性がなかった。隠蔽工作も行き当たりばったりで、最終的に御用になるわけだが、捜査の網がしぼられた結果ではなく、犯罪映画につきものの緊迫感はとぼしい。
 預金の引き出し等のストーリーの運びも、その場の状況に応じてなんとなくうまくいったみたいで、ご都合主義とは言わないが、説得的とはいえなかった。
 
 
 
 
太陽がいっぱい
監督は「禁じられた遊び」などで有名なルネ・クレマンですが この映画タッチが良い
この映画は一人の孤独な少年の愛情を描いています 友人に恋をし刺し殺したことで
違う自分を創る 巧みな脚本が見事ですねラストの海に死体が上がってくる場面が
この少年の最後を予告したものでしょうね ということでアラン・ドロンの演技も良かった
極上のシネマ
専門的な話はさておき、惚れ惚れしちゃいますね。とにかく。

A・ドロンは、序盤よりも中盤あたりから次第にセクシーさや、
スマートさが増していっていると思います。 とても粋ですね。

イタリアの街や海も本当に美しいと思います。 ちょっと寂びれ
た感じのホテルなどが枯れた味わいがあり、却って上品に映り
ました。

そうしたビジュアル的な美しさとは対照的に、物語の進行と共に
崩壊の道を辿って行くという悲哀感が、なんだか残酷です。

タバコを銜えながら顔をタオルで拭くシーンは、同性の私から観
てもシビれます。
全てを露にする真夏の太陽
マット・デイモンの『リプリー』を見る前にこっちを観るべき。

貧しい青年が、金持ちを殺し自分が本人になりすます。そして恋人を奪い取る。

こう書くとグロイが、そこに至る過程が共感ゼロなわけではない。

贅沢三昧の暮らし、魅力的な恋人。
自分には手の届かないものを相手は当たり前のようにもっていて、それは目の前でさらされる主人公。
なぜ自分はこの生活を手にできないのか?
憧れ、屈折した嫉妬、そして焦燥感はを次第に募らせていく過程は哀しい人間の本性。
アラン・ドロンはその哀愁を上手く伝えていた気がする。高級スーツをまとってもどこか成金さを漂わせているのもメッセージ性が強い。


ナポリの降り注ぐような太陽と、
アラン・ドロンの目の覚めるような美しさが強烈に目に焼きついて離れない。
名作っていうのは40年以上たっても未だ新鮮らしい。
ほめる所がいっぱい
完璧な顔の造形の持主ながら、どこか野卑な感じがぬぐえない若き日のアロン・ドロンは、まさにハマリ役だ。リメイク版で同じ役を演じたマット・デイモンと比べると雲泥の差がある。フィリップを演じたモーリス・ロネも、ちょっと見ドロンと似ており、キャスティングに関してはオリジナル版の方に余裕で軍配が上がるだろう。

脚本の素晴らしさに関しては今更ふれるまでもないが、リプリーの心象をあらわしたシーンが印象的だ。美しいナポリの魚市場を散策するドロンが、路上に打ち捨てられた荷車や、魚の頭の断片にふと目を止める。ルネ・クレマンのちょっとした演出が、作品に深みを与えているのは間違いない。

最後、愛する女の気持さえも手に入れ、人生の絶頂を迎えた男に訪れる意外な結末は、性悪説を信じるフランス映画らしい終わり方だ。麻袋から飛び出した強張った腕を見た女の絶叫に、ニーノ・ロータの哀愁漂う主題曲が重なっていく。映画史に残る傑作エンディングは何度みても飽きない。