黒澤明 : THE MASTERWORK...

東宝2002-10-25 - 東宝 価格 ¥ 49,800
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黒澤明 : THE MASTERWORKS 1 DVD BOXSET

東宝

価格(new/used): 49,800 円 / 26,380 円 より
発売日: (2002-10-25) アマゾン売上ランキング: 33515 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 9件

東宝と黒澤プロの商業戦略
~デジタルリマスターだと言っているが、力を入れてデジタル修復したのは『七人の侍』など数本で、あとの作品は、殆ど手を加えていないのではないか。特に『蜘蛛巣城』は傷が目立ち、京都で観たプリントの方が遙かにきれいだった。『七人の侍』では、確かに音声の復元修復がうまくいっている。劇場やビデオでは聞取れなかった台詞がきちんと聞えているし、当時~~としては先進的だった効果音も、効果音としての役割をデジタル化によってやっと果すことが出来たようだ。個人的には、各作品の付録映像も楽しむことが出来た。当時のスタッフの話はみな重みがあって面白い。構成は黒澤明を持上げ過ぎだが、脚本家・橋本忍や撮影の中井、美術の村木など、今日に於いて、黒澤組の侍たちの証言は映像として新鮮である。しかし、~~本人たちは新鮮とはほど遠いカラカラのお爺さんになってしまったけれど。~
黒澤ファンのみならず映画ファンが待ちかねた企画
DVDの機能をフルにつかっている。特に必見は各ディスクについた特典である。作品の背景について黒澤監督の肉声がきけたり、レーザティスク版の特典についてた予告編をすべてみることができて感激した。驚きだったのは、姿三四郎の幻の全長版とその解説だ。字幕がついていて古い作品でもセリフがわかりやすい。一見の価値あり。
結構、重い!
黒澤東宝BOX、驚きました。重い!(笑)
ずっしりとした手応えに、えっ!なんで?という感じでしたが、布ばりのBOX
のなかからは、きれいなデジパック・ジャケットと充実したブックレット、
なるほどこういうことかと、販売側の愛情が伝わってきて思わずニンマリ。
ブックレットは、以前発売されたLDに納められたものがもとになっていて、

それをメディアサイズにして読みやすくきれいに造本されたものでしたが、
個人的にはこれで安心できました。
これなら全巻購入して、ついでに購入特典の秘蔵写真集をもらってやろう
と気になります・・・かな?(苦笑)

今BOXの目玉は、ロシアで発掘された欠落場面のフイルムを挿入した『姿三四郎(最長版)』。

この復活シーンにより、ヒロインを挟ん!での、三四郎とライバル檜垣の三角関係が浮き彫りになっていると感じました。

泣く子も黙る黒澤作品群
『姿三四郎』の突風の中の決闘シーンの凄いこと。それを映像化するのに黒澤明がどれほど、"あの風"を待っていたか想像するだけでも身震いする。
『七人の侍』は、アクション・スペクタクルとして世界に類を見ない大傑作。
その語り口のうまさに思わず唸ってしまう娯楽大作『赤ひげ』。
ソ連映画!!『デルス・ウザーラ』のスケール。

こんな骨太な作品群を創り出す映像作家が今後、世に出ることはないであろう。

日本人として
先日、深夜のTVで「荒野の七人」を久しぶりに観た。
観終わるといつものごとく無性に「七人の侍」が観たくなった。

いつもそうだ。
このシーン、このエピソード、この役者、それぞれ呼応しているのは
どこか?そんなことを考えながら観ている。

そう、オリジナルは「七人の侍」なのだ。確かに元々の感覚は西部劇だろうけど、それを咀嚼し「七人の侍」が生まれた。
日本人として誇るべきものがここにある。

それがDVDとなり日常にやってくる。
日本人として持たないわけにはいくまい。