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楢山節考 |
| 東映ビデオ2002-07-21 - 東映ビデオ 価格 | |
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楢山節考東映ビデオ 価格(new/used): -- 円 / -- 円 より 発売日: (2002-07-21) アマゾン売上ランキング: 697 位 DVD / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 13件 深く考えさせられました僕は皆さんのように良い文章(レビュー)は書けないけれど、この映画を鑑賞して 思った事を書いてみます。 映画自体はまぎれもなく日本映画界傑作の中の一つであると思いますし、 主演の緒形拳をはじめとする俳優の名演に惹きつけられると思います。 貧しさと子孫を残していく為に姥捨てという行為が昔、行われていた事、 進んで山へ行こうとする母親とそれに葛藤する息子の心情もひしひしと 伝わってきます。 寒村の貧しい村に生きる人間の生き様と貪欲さ、性などを綺麗に見せず 有りのままであろう姿で描写されています。またラストも当然ハッピーエンドではなく 切なさが残る終わり方です。エロティックなシーンがあるので子供とは見れない作品で すが、この飽食時代に育った自分を含めた世代にとっては豊かさ貧しさを再考させてく れた映画であったと思います。 「命」を扱った名作赤ん坊が次男なら捨てられる。人間、へび、蛾の交尾シーン、カマキリがカエルを食べるシーン、蛇がねずみを食べるシーンなどもある。笑わせるシーンもあるが、主題は「命」を扱っていてずしりと重い。 口減らしのために、余分な子供は捨てられ、老人も捨てられる。そんなルールを持った時代や土地がそんなに遠くない過去にあった。 辰平がおりん婆を背負って晩秋の暗いうちに楢山へ出発してからは無言である。そして山道を登るシーンが長く続く。しかし、全く退屈ではない。これから捨てに行くのである。壊れかけた木橋や、斜面を滑って足の親指の爪が剥がれるシーンなどもある。蔓を木の幹に巻きつけて急斜面を登るシーンもある。背負われたおりん婆は人形なんかでない。おりん役の坂本スミ子が役のために前歯を抜いたとかというエピソードもあり、その力の入れようは凄い。そしてたどり着いた場所には白骨が無数に散らばっている。そしてカラスも。そんな場所におりん婆は自ら背中から下ろせと息子に指図する。しきたりに従ってその運命を受け入れるのである。 捨てる側も、老後には捨てられる側になる。それを理解している。決して自己中心的な考え方ではないのである。 納得がいきました現代日本の妊娠中絶率の高さと高齢者自殺率の高さ。 この作品をみて、パズルのピースがつながるように ミョーに納得がいきました…。 何度も観てます。私は、今まで観た、邦画のなかで「楢山節考」以上の映画に出会ったことがありません。観る度に、大切な人達のことを考えます。何度観ても、涙がでてしまいます。映画とともに原作の深沢七郎先生の小説もお読みになると、さらにおもしろくなると思います。楢山節考は、昔から言い伝えられている話のように思っている方もいるようですが、これは、すばらしい作り話、深沢七郎先生の小説「楢山節考」を映画化した作品です。作り話だから、すばらしいのです。 口減らしの元で人間の尊厳が踏みにじられた記録。映画 「楢山節考」第36回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞(1983年) 深沢七郎 著, 監督 今村昌平, 出演 緒方拳 坂本スミ子 この映画よりも古い「楢山節考」を小学三年生あたりに見ている。 こちらは、監督木下恵介、 田中絹江(おりん) 高橋貞二(辰平)が出る。 親父に連れられてまだ小学校に入る前の弟までの三人でだ。 糞面白くもない映画であったがじっと我慢をしていた。弟はと見ると、こいつは いつも私の家来宜しくなんでも右ならいなので同じように所在なく持て余し気味だ。 ふと見ると親父が涙ぐんで、見られるのを憚っているようだ。 大昔の信州の山奥、食料に乏しく口減らしの為に年寄りは70歳になると山へ入るしきたりになっている。 今ではこの話は実際に記録とかには残ってはおらないようで、作り話ではないかとか多少の議論の場でもある。 しかし、実際同じような話は日本の長い歴史の中で飢饉があり、農家などでの口減らしと言って幼い子供を間引くように闇に葬ってしまう話はいっぱいあるので私は信じている。 食料の増産とかに目や頭を働かせる事が出来なかったのか、と言えばそれまでだが現実にそんな環境に身を置いてみないと理解出来にくい事かもしれない。 |