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道 |
| アイ・ヴィ・シー2002-04-25 - アイ・ヴィ・シー 価格 ¥ 2,874 | |
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道アイ・ヴィ・シー 価格(new/used): 2,874 円 / 2,680 円 より 発売日: (2002-04-25) アマゾン売上ランキング: 2389 位 DVD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 30件 アメリカ映画と全然違うこれはイタリアの映画。まずハリウッド映画なら絶対使わない「間」や、静かな演技表現を、とても大切にしています。 女と遊びほうけるザンパノを、道端でしょんぼりと待ち続ける、知的障害を持つジェルソミーナ。「間」も長すぎるわけではないし、景色も変わらず、特別な工夫がされているわけではないのに、長い長い時間と、途方にくれる彼女の気持ちが、何故かチャチい演出のハリウッド映画なんかより、ストレートに伝わってきます。 ザンパノが「自分が置き去りにしたジェルソミーナが死んだ」という真実を知ってから、海岸で泣き伏すまでにも、しばらく間があります。信じたくない、飲み込めない、その葛藤や放心状態が、また強く伝わってくる。普通に考えて、絶対絶対許したくない嫌な野郎なのに、姉のローズの時だってこきつかって弄んで病死させたくらい良心の麻痺した男が、罪のない綱渡り師を無惨に殺した男が、捨てた女の訃報を聞いたくらいで改心するもんか。病気を悪化させて捨てた時点で、こうなることくらい想像ついてなかったのかよ。そう頭ではひたすら憎らしく思うのに、静かに繰り返す波の音と「間」が、そんなザンパノの涙をも信じてやりたいという、ジェルソミーナと同じ心にさせてしまうから、不思議です。 良すぎて震えた。最高の脚本。 観て絶対に後悔することは無い。 人類が存在する限り永遠に観られていく映画の一本です。 男はみんな ザンパノ男は、なんだかんだ言っても 自分が一番正しいんだ、 一番偉いんだ、と思ってる存在なんです。 男は、人に弱みなんか見せられない存在なんです。 だから困った時でも人に相談したり、 自分が悪いと分っていても素直に謝れない存在なんです。 それが 男なんです。 男はそんな存在ですから、 彼女がいても、家庭があっても孤独なんです。 だれかと飲んだり騒いだりしても 孤独なんです。 だから、泣く時も、 だれも見ていない処で、出来る限り声を立てずに泣くんです。 何かを得ようとするのではなく黒沢明は「この映画であなたは何を語りたかったのか?」と聞かれ「そんなこと一言で言えたら映画なんか作らないよ」と答えた。「道」を見て、そこから単純なメッセージを得ようと思うのは短絡的であり、恐らく作者フェリーニの意図するところではないだろう。 「道」は言うまでもなくフェリーニの名作であり、名作の条件の一つが時間のテストに堪えうるということでれば、明らかに半世紀以上、この映画は名作としてその名を映画史上に刻み続けて来た。野獣のような大道芸人の男と、純粋無垢な知恵遅れの女の物語であるが、もちろん紆余曲折あり、なんともやりきれないほど物悲しい映画である。単に終戦直後のイタリアの物語として楽しむのもいいだろう。また、宗教的な意味を探ってみるのももう一つの楽しみ方かもしれない。 イタリアン・ネオ・レアリスムの末期の作品であり、またネオ・レアリスムと一線を画した天才フェリーニの記念碑的作品であると同時に、名優、ジュリエッタ・マシーナ、アンソニー・クィン、リチャード・ベースハートの名演に、演技とはこうあるべきと実感させられる映画でもある。 判断は判断は観る人間の自我に関わるのではないだろうか…? 人間には本来「良心」がある…。 にも関わらず、人を「卑下」したり、評価、意のままに動かそうとする「傲慢さ」等々、 人生を顧みない「生き方」をみせる人もいる。 しかし、その根本に隠れる「良心」がどこかで頭をもたげ、必ずその人自身の過去をあらいざらい裁いていく。 そこにはお金も、地位や名誉も関係ないし、通用もしない。 神様であろうと介入する隙間は無い。 「裁く」のは「自分」自身だから。 つまり自分の事は自分が一番よく知っている。 「人生に頭がいいとか、地位や名誉、お金なんて本来の『幸せ』の内容には関係ない」 と自らの価値観を覆させられるには時間のかかった…主人公の男。 人生にはもっと早い段階で「思索」や「想像すること」が出来た筈であって、 「体感するまでは何も信じない」その自分の小我に固執する考え方の人たちの姿勢に、 裁きが下った瞬間であったと思う映画。 欠けていたのは「感謝すること」や「恩を感じる心」。 人として「自分をそだててくれたすべて」に感謝をする事の大切さ…。 その「恩」を感じない人間に「温かな幸せ」は遠い… 現代、世界的にモラルの低下が叫ばれて大きな課題となっているようです。 これからを生きる特に若い人たちには、「何を描いているのか」をじっくりと考えながら一度は観て欲しい映画。 |