鍵 [DVD]

徳間ジャパンコミュニケーションズ2002-03-08 - 徳間ジャパンコミュ... 価格 ¥ 3,500
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鍵 [DVD]

徳間ジャパンコミュニケーションズ

価格(new/used): 3,500 円 / 3,980 円 より
発売日: (2002-03-08) アマゾン売上ランキング: 88525 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

ブラックな映画だった
ある家庭の裏側を、こっそり覗いた気分に
なったが、誰にも共感できない話だった。

特に、敏子さん(叶)がひねくれていて、
どう育ったらあんな娘になるんだろう?

奥さん(京)も、どうやったらあんな眉毛に
なるんだろう? 時代を感じるメイクだった。

老いにジタバタ抵抗している剣持(中村)が
いやらしげだが、人の哀れを感じさせた。

面白かったのは、マッサージの場面。
先生の施術が乱暴すぎて笑えました!

気まずい雰囲気、結構ブラックな内容で、
すっきり見れない映画でした。
日本の美
中村雁治郎を見なければならない。
何故ならこういうタイプの日本の男は今や絶滅しているからです。

京都を描いた市川監督の映像美も必見。瓦屋根や露地の美しさも
日本から失われつつあります。

登場人物4人の性欲も歪んではいますが、和風な品がある。

日本から失われていくこうした美はどうしたら残せるのでしょう。
浮草夫婦の隠れた性癖
「鍵」は国内外で何度も映像化されてるけど、これが一番良作ではないだろうか。
中村&京の浮草コンビがここでは違ったタイプの夫婦を演じている。
人間の欲望、それは怪談
シネスコの画面がきれいに活かされている作品です。こういう作品に出会うと画面サイズを決定すること、さらに着色方法を決定すること、まあカメラやフィルムの選択ですが、それらが映画では重要だと再認識いたします。
京都の景色は、すでに46年近く前ですのでタイムスリップした感じさえあります。その保守的な景色の中でも人間の欲望は果てしない、と実感できる映画ですね。やはり人間が一番怖い。
仲代さんの感情を抑えた演技は無表情の欲望の塊で、京マチ子さんの演技も淡々とした中で人間の最後の欲望を引きずり出し、肉体の限界を超えさせるという行動を表現しております。これは「仮面」でしょう。ですから、怖いのです。ちょっと怪談っぽい映画です。しかしその怖さを作りえた監督、役者は素晴らしい。古い映画を馬鹿にしてはいけません。

妻(京マチ子)を”観察”する中村鴈治郎の目つきが非常に印象的。夫と夫の言いなりになる貞淑な妻、という外見上の設定が、心理的には女性の犠牲になって(その結果、死んで)しまうという悲喜劇。女性に仕えるのを心底では喜びとする心理がナオミ(痴人の愛)や春琴(春琴抄)に似ている。因みに、「痴人の愛」でナオミを演じたのも京マチ子…