祝祭

アップリンク2001-12-26 - アップリンク 価格 ¥ 10,000
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祝祭

アップリンク

価格(new/used): 10,000 円 / 8,950 円 より
発売日: (2001-12-26) アマゾン売上ランキング: 67649 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 3件

韓国の儒教文化の重みを知る作品
加地伸行氏の『儒教とは何か』によれば、冠婚葬祭という儒教儀礼で最も重要なのは「葬」だそうである。「葬」は自分の両親が冥界に旅立つ儀式であり、自分が両親の分身であり、生命が親から子、子から孫へと永遠に受け継がれる儒教的生命観が最もよく現れる儀式だそうである。この映画は儒教社会である韓国の葬式の重要性がよく分かり、資料的価値も高い。アン・ソンギ演じる小説家である主人公が母親の面倒を見てやれなかった罪滅ぼしに書いた童話と、実際の葬式儀式が同時進行する構成になっている、同じくこの母親に子供の頃に無償の面倒をみてもらい、その恩を返そうと都会に出て、かえって身を持ち崩してしまって自暴自棄になって葬式場に乗り込んだ娘が童話を読んで涙を流すシーンは秀逸である。娘!を「西便制」のオ・ジョンヘが演じているが、この映画でも「七甲山(チルガプサン)」という、子が自分の親不孝を嘆く民謡を唄い、自慢の喉を披露している。
韓国版「お葬式」で韓国の生活文化にふれる
伊丹十三監督の「お葬式」の韓国バージョンですが、もう少しヒネリが加わります。

作家である主人公の母親のお葬式の様子が韓国の風習通り進められる中で、様々な人間模様が描き出されます。ドラマは、作家として始めて書いた童話と同時進行する形で進みますが、なかでも主人公の姪役がいい味を出しています。また、劇中彼女が歌う詩も聞き物です。さすがパンソリの名手だけのことはあります。彼女のパンソリが聞きたい方は西便制を是非ともご鑑賞ください。
ラストシーンの一族で写真を撮るシーンはとても暖かです。

韓国のお葬式を舞台に繰り広げられる人間模様
韓国のある町で亡くなられた痴呆老人のお葬式に集まった親戚一同の普通の人間くさい物語。
変わり行く時代の流れと、変わらない人間の欲望。
本音と建前、男と女、夢と金、都会と地方、生と死。
相反する様々な現実をありのままに描いた作品です。鑑賞を終えたあとに、人間の一生を考えさせる物深い作品です。

また、お隣の国、韓国のお葬式、生活習慣、言葉・・など文化の違いをストレートに感じることが出来ます。
はて葬式とは、悲しいことなのか?祝祭か?
作品をみて考えてみてください。