ガス人間第一号

東宝ビデオ2002-01-25 - 東宝ビデオ 価格
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ガス人間第一号

東宝ビデオ

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発売日: (2002-01-25) アマゾン売上ランキング: 23669 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件

子供時代のトラウマ。
小学生の時、年末にテレビでやってました。ガス人間の持つ悲しみと業。よくわからない小学生の記憶にもしっかりとインプットされました。後日、友人と語り合おうとしてもガス人間本体の話にしか触れられなかったのが記憶に残ってます。
冷酷な美貌
美しき日本舞踊家元への愛の為に犯罪を重ねるガス人間。
とにかく若き八千草薫の美貌に陶然となる。残酷なまでの
美しさ・・・それに導かれ物語は大げさでなく、まるで
ギリシャ悲劇のような破滅的結末を迎える・・・。
本多猪四郎の最高傑作。
情鬼
単なる怪奇映画、特撮映画だと思っていた。ところが・・

自らの意志ではないのに、

「あいつは生きているだけで大変な社会不安を巻き起こすんです」

と形容される悪魔の申し子、ガス人間第一号にされてしまった男水野と
世渡りの下手な、美貌の踊りの家元春日藤千代との誰からも祝福されない悲恋の物語だった。

なんか、スゴイ映画を見た。卜全もまた死す。
作品は良いのだ
八千草薫のオーディオコメンタリーにやる気がないのが残念。
もはや特撮映画ではない、日本映画の傑物
舞い方のネタを拳銃俳優・三橋達也のサスペンスアクションにハメる。しかも機軸は円谷特撮・・・・・元来ファンの間で埋もれそうなネタに映画の神様でも光臨したのか、本作は失われた「苔むす日本情緒」が同居する日本名画に昇華した。

手堅い脇詰めの腕を持つ土屋嘉男が、単なる図書館員からトランジットな自主場面を経て、ガス人間としての怨念きしむ人生開陳を始めてから、続出する社会騒乱・警察機構の限界や揺らぐ倫理通念までもチラリと露呈、もちろん伏線たる前半部も、本多監督と木村脚本の丁寧かつ周到な準備で弛緩を許さない。

結尾、舞台で「情鬼」と化した藤千代・八千草薫の奇跡的な登用がその真価を発揮、最後の焔にすべてが崩おれるワンカットに至るまで、本作のプレミアを永久固定化した。語り継がれるべき珠玉の名編。