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廃市 デラックス版 |
| パイオニアLDC2001-12-21 - パイオニアLDC 価格 ¥ 6,980 | |
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廃市 デラックス版パイオニアLDC 価格(new/used): 6,980 円 / 4,950 円 より 発売日: (2001-12-21) アマゾン売上ランキング: 67140 位 DVD / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 7件 郷愁を感じるこの映画では福永武彦の原作を尊重しながら、淡々として物語が進行していく。思わず郷愁を感じさせられる画面が続くのだが、唯一そして決定的に原作と異なるのがラストシーンだ。そこでは、それまで静かに進んでいた画面にさっと緊張感が走る。そしてしばらくして、大林監督が最も伝えたかったのはこのシーン、このセリフだったのかと気付かされることになる。 この映画は16mmで撮影されているので、最近作の映画のようなシャープな映像はここにない。これが35mmだったらダメだったかと言われれば、それはまた別の良さを見出せたかもしれないのだが、16mmの弱々しい映像は風景のみならず、人々の不安定な心も焙り出しているかのように映る。 私はこの映画の舞台を知りたくなり、ロケ地柳川を訪れたことがある。確かに川の流れや周囲の情景には懐かしさを感じるところはあったのだが、とてもこの映画の持つ情緒に勝るものではなかった。それほど、この映画では、まるで時間の止まったかのような街を上手く描き出していている。ここでの撮影は本当に上手い。 私がこの映画を初めてみた84年頃、まだ小林聡美にはあの「転校生」のイメージが脳裏に強く残っていて、この役柄には少しの違和感があったことも否定できなかったのだが、最近改めてこの映画を観れば、何とも彼女のナチュラルな演技に驚かされた。彼女の今後の活躍に期待したい。 文学的フレグランス「廃市」は原作に忠実に映像化された、めずらしい映画かもしれない。 原作を後で読んで、びっくりしたほどである。 しかし、福永武彦に対しての大林監督の傾倒と尊敬の念を知れば、当然と思える。 それに過剰な程にさえ文学的な薫りを大切にしている成熟した映画として完成度が高い。 この映画は16mmフィルムで創られ、小さなスクリーンで静かに観るのに適しているようかにさえ、つくり手の心が配られている。 この映画の中で、すべての登場人物たちが互いに擦れ違う愛の想いを内に抱えながら、なぜか宿命的に伝えきれず、しかしそれでもそれを大切にして生き、または死んでいく姿は、全編の雰囲気にミステリアスなムードと、福永文学の魅力が映画時間のなかに底流している。 それが舞台になっている柳川の川の表情と、みごとにひとつの世界を完成させていて、福永武彦文学の読者にはぜひお薦めしたい、愛、死と孤独を悲しく甘美に描いた映画である。 大林映画で一番好きな小品大林映画の臭みが今一鼻につく気がする小生だが この作品は素直な佳作だと思い 一番愛している。なにより柳川が綺麗であり 小生もこの映画を見て同地に行ったほどである。大林映画の小細工的なテクニックがなく ごく普通に撮っている点が実に好ましい。特筆は やはり主演の小林聡美。全然美人ではないが 実にはまり役で本当に良い。最近のコメディエンヌの彼女も好きだがかつては このようなしっとりした役もやっていたのだなあと感銘を受ける。 廃市大林監督は個人映画時代の頃から福永武彦の映画を撮っていて、これがその初劇場映画化になるわけです。それだけにいつもの大林映画のギャグや可笑しい部分は一切ありません。だから映画自体とても安定しています。小林聡美もいつもの大林組の出演者達もだいぶ他の氏の作品とは異なった暗い演技をしていて凄いなと思います。主演の小林聡美は前作の「転校生」の演技と全く違う役柄でしたが、「転校生」のときよりふっくらしていて可愛いです。尾美としのりはこの回で痩せたみたいですね、役にぴったりです。それにしても大林監督は入江親子を良く出しますね。若葉さんも凄い役者だな。 それに大林監督自ら作曲して宮崎尚志が編曲した音楽も名曲です。 想い出が宝物この映画の完成試写会を観に行った時の想い出は、私の一生涯の宝物です。 大林監督と小林聡美さんが舞台挨拶し、面白いエピソードを披露してくれました。 「転校生」で、男女が入れ替わるという難しい役をこなした聡美さん。 大林監督が「えい、やーっと男になりきって奮闘してたので」と、彼女に 「次に撮る映画では、しっとりとした女性の役をやらせてあげる」 試写が終わったあと、出入り口付近でファンの握手に応えていた大林監督。 めっちゃ私的なレビューで恐縮ですが、「転校生」とはガラッと違う聡美さんの 同じテーマの商品を探す
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