ジャイアンツ

ワーナー・ホーム・ビデオ2003-09-05 - ワーナー・ホーム・... 価格 ¥ 8,580
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ジャイアンツ

ワーナー・ホーム・ビデオ

価格(new/used): 8,580 円 / 2,200 円 より
発売日: (2003-09-05) アマゾン売上ランキング: 6582 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 9件

小学生でもこの映画を面白いと思える
小学校高学年にこれも母の薦めでTVで初見(昔はこんなのを
TVの洋画劇場で繰り返しやってたなあ・・・淀川さん、荻さんは偉か
ったんだ)。
とんかく日本ではありえない風景、スケールの大きさ。
石油が噴出して石油まみれで歓喜するシーンは感動的。
小学生でも心に残る面白い映画だったので、家族そろってみることを
お勧めします、
実は五角関係のメロドラマでもある
どれほど語ろうとも語り尽くせないハリウッド史上に残る大作であり内容も歴史的名作と呼ぶに相応しい、「シェーン」でガンマン時代の終焉を描いたジョージ・スティーブンスは本作で「シェーン」以後の西部における開拓時代の名残のようなものが終りつつある時代を描いたわけです、

大スター共演、大西部、大牧場、石油成金などの大仕掛けに目が釘付けになりあまり語られない点を少々、

ビック・ベネディクトの姉ラズとジェット・リンクは愛人関係であった、落馬しソファーに寝かされているラズを距離を置いて見つめ続けるジェットの淋しげな視線、続く臨終シーンにおけるジェットの落胆ぶりは牧場内での単なる保護者を失ったからだけとは解釈できない、ラズが土地を遺産としてジェットに譲るよう遺言していたことも愛人関係であったからこそと思う、

ベネディクト夫妻の二女ラズがジェットに興味をもち接近してしまう後半を暗示しているともいえよう、

ジェットの酒浸りが前半から暗示されていることにも脚本の上手さを感じる、

当時のハリウッド大作映画、「ベン・ハー」や「大いなる西部」なども同様だか、主人公達の骨太のメロ・ドラマが物語の基本になっていることこそが永遠に娯楽性を失わなさせないのだと思う、ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」が永遠の作品に成り得たのも「アラビアのロレンス」や本作などハリウッド大作からの引用が大成功しているからであろう、

スティーブンス監督渾身の、壮大なアメリカ物語
壮大で優雅、時にシリアスにも見せる、ジョージ・スティーブンス監督の傑作。オープニングから、日本人からは想像を遥かに越えたアメリカの地の広大さ。美しい画像と雄大なテーマが流れるだけで画面に引き込まれてしまう。ただ、ただ広がる地にたった一軒だけ聳え立つ家が印象的で、ここに住むのがロック・ハドソン、その新妻エリザベス・テーラー、そして、その下で働く上昇志向の強いジェームズ・ディーン。この3人を中心に、西部一家の30年余りの紆余曲折の歴史を監督は、丁寧に細やかに描いている。

ハドソンの骨太な演技と、繊細でかつ魅力的なジミー、輝くばかりの美貌のリズを見せて3時間余り、ゆったりと流れる確実な時間とそれに重なる風景と物語は、1つの家族の歴史を見ている者に投げかけて、まったく長丁場を飽きさせない。どんな広い土地に住んでいても、家族間の小さなトラブルは、どこの家でもありそうな事だったりするのが、とても興味深く、この一家に自然に思い入れが強くなってしまう。また監督は、そこに辛口な様々なアメリカ社会の見栄や土地・人種問題も絡ませる。そして何と言ってもこの映画の見所は、カーボーイ・ハットにリーバイスのジミー・ディーン!アメリカの広大な土地にこれ以上、絵になる男はいないなと確信してしまった。出来れば後半、もっと、彼の場面を見たい気にさせられたが、彼は撮影場面を、あと少し残すのみとなったまま、突然逝ってしまったのが、何とも悔やまれる。ここには、青春映画から脱皮した早くも大人のジミーが堪能出来る。見所たくさんの必見作の1本です。

観客の知性を刺激する見ごたえのある大作
この作品、ジェームス・ディーンの遺作という話題だけが先行して、正当な評価を受けていないような気がします。ロック・ハドソンとエリザベス・テーラーを中心とするひとつの家族の歴史を3世代にも渡って語ることで、アメリカの歴史そのものを描こうとしている野心作です。ジェームス・ディーンは、貧民から巨万の富を得る大富豪に成功を収めながらも、結局は誰からも愛されない孤独なキャラクターを好演しています。酔いつぶれながら、涙ながらに永遠に手に入れる事が出来ないテイラーへの想いを語る場面は圧巻。その後、凋落していくアメリカの姿を体現しています。封建的な考えに固執しているハドソンが、ラスト近く人種差別の問題に直面して戦う場面は、未来に対する希望的な象徴として描かれていますが、果たしてその顛末はどうでしょうか?

 特典映像で監督の息子が登場しこの作品について話していますが、その中で印象的なのは、「父の素晴らしいところは、映画を見る観客の知性を尊重し、信じて疑わなかった事です。だからこそ手抜きをしないで何年もの期間をかけてこの作品を作り上げました。」このあたりに、現代のハリウッドの監督にない職人魂を感じます。今の興行成績優先のハリウッド映画って、なんか観客を小馬鹿にしたところってありませんか?
 

ジェームス・ディーンが圧巻!
この映画は、アメリカのある時代をとても良く描き出していると思います。
まず、ディミトリ・ティムオキンの勇壮なテーマ曲が耳に残るでしょう。
牧場と石油というアメリカ西部を代表する産業、キリストの教えが色濃く残っている時代、人種差別。何よりも”ジャイアンツ”と呼ばれる広大な大陸。

「シェーン」とも共通して言える事えすが、監督のジョージ・スティーブンスは、西部の物語をガン・アクションではなく、詩的に描く事を試みたのではないかと思うのです。ロック・ハドソン、エリザベス・テイラーという良きアメリカ人の典型のような二人にジェームス・ディーンの不良っぽさが際立っています。彼のラストの演説シーンは圧巻です。何度も繰り返し見ることになると思います。こんな名作が簡単に見れるとは、良い時代になったものだと思います。