京極夏彦 怪 七人みさき

松竹ホームビデオ2001-08-25 - 松竹ホームビデオ 価格 ¥ 3,639
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京極夏彦 怪 七人みさき

松竹ホームビデオ

価格(new/used): 3,639 円 / 2,980 円 より
発売日: (2001-08-25) アマゾン売上ランキング: 82160 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

グロテスクにし過ぎだよ
2001年8月リリース。京極夏彦原作・企画・脚本による、時代劇ミステリー第1弾。原作は『続巷説百物語』の『死神』だが、『続巷説百物語』を読まれた方は分かると思うが、『続巷説百物語』自体がこの『死神』めざして話が連なるように出来た作品なので、『続巷説百物語』全体を映像化したものとも言えるかも知れない。

このシリーズで一番感じるのは配役が皆、ピッタリだということだ。後に堤監督で2作、『嗤う伊右衛門』で蜷川監督が映像化しているわけだが、又市一人とっても原作のイメージに一番近いのはこの作品の田辺誠一だ(具体的には田辺>渡部>香川の順でイメージに近い)。おぎんなど遠山景織子>>>>>>小池栄子となる。ただし堤監督の映像化能力は卓越していて、表現力では堤>>酒井>>>>>蜷川と思う。

本作はちょっとグロテスク過ぎる。原作はここまでではないし、弾正のひどさがひどすぎる。もうちょっとなんとかならなかっただろうか・・・、なっただろう。本作のような大傑作こそ全く別の映像化能力に長けた榎木津氏のような人(!!!)に再度挑戦して欲しい気がもの凄くする。
京極版仕事人
 京極夏彦が脚本等を担当するシリーズの第一弾。基本的には『続巷説百物語』の中核をなすエピソード『死神』が下敷きになっいるものの、むしろ時代劇のために書き下ろされたオリジナルストーリーと考えた方がよいかもしれない。『続巷説~』で又一たちが展開する物の怪をキーワードにした完璧な仕掛けぶりと言うよりは、むしろ仕事人風のアクションありの娯楽作品に仕上がっている。ファンとしてはその辺にやや物足りなさも感じてしまうのだが、ここは素直に『京極版必殺仕事人』として楽しむべきであろう。ちなみに京極夏彦本人も出演して、独特の味を出しているのは必見である。