七つの海のティコ(1)

バンダイビジュアル2001-08-25 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 3,639
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七つの海のティコ(1)

バンダイビジュアル

価格(new/used): 3,639 円 / 3,499 円 より
発売日: (2001-08-25) アマゾン売上ランキング: 75351 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

見るか見ないかの選択…
原作がなく、現代が舞台という唯一の名作劇場で、それって「名作」劇場の定義に反するのでは?という
謎の作品です。視聴率低迷の時代の苦労がうかがえる、新しい試みをした作品で、シャアの池田さんや主人公役
の方など、従来とは違うアニメチックな要素の強い作品でもあります。

この作品が評価が分かれるのには十分な理由があると思います。

まず、現実にはありえないような設定がいくつもあります。主人公が生みの中で活躍する様は明らかに人間領域を超えています。
未来少年コナンやラピュタ以上の、流線型ボディでも獲得したかのような超人度です。
第一話でのサメ騒動もちょっと謎です。また、船が陸を横断する回では、地理設定が現実と違いめちゃめちゃですし、

最終回のガンダムX的な神と語らうかのような結末は子ども心に理解しえぬものでした。
生命科学、海洋学、地理学など、処々の設定はかなり滅茶苦茶になっています。主人公が超人的なのは楽しくていいですが、
細かい設定は雑で気になります。第一話が鼻につく人はその後も面白くないでしょう。

また、名作劇場らしからぬ点として、悪役そのものな悪役が登場します。ヒカリクジラの化学物質を求める
悪の科学組織との対立は、子どもに見せたいと思うか、微妙です。人が何十と死んでいきますし、現実味のある作品なだけ、
二項対立は危険でもあります。

ただ、一方で無茶苦茶な設定を気に留めなければ、非常に面白い作品です。動物に対する精神であったり、
やさしさであったり、そうしたものをきっちり名作劇場として描こうという姿勢があり、素晴らしいと思うし、
久しぶりの、そして最大の冒険物、という意味でのドキドキ感もあります。案外母親がいない、というテレビ的・帳尻合わせ

的な設定も、きっちり描こうとしていて、片親だった私は共感こそできませんでしたが、悪くないと思いました。
ちょっと無茶苦茶な設定も、最終回は別として子どもは気づきもしないわけで、面白がってみてくれると思います。

だから、この作品を見るか見ないかは、設定や二項対立を気にするか、中身の面白さを取るか、の選択だと思います。

前者が気になれば★2~3、気にならなければ★5だと思います。
その他の名作劇場作品とはある程度離して考えたほうがいいでしょう。

感動します
小さい頃に世界名作劇場を見た覚えは誰もあるはずだと思いますが、その代表作には『フランダースの犬』など名作を上げる人が多いと思います。この『~ティコ』は多作と違って有名な原作をベースとしたのではなくオリジナルストーリーなので他の名作とは違った近代的世界観が特徴の一つだと思います。しかし、他の名作と並んでも引けを全くとらない作品に仕上がっています。堂々たる世界名作の1作品だと思います。心があらわれるようなすばらしい作品。DVDの値段がチョット高いけど、十分見る価値はあり。